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遺書No.248 雨中のドライブ。

※この記事は、私がかつて(2004年7月6日から2009年7月5までの5年間)、cgiboyというサービスのブログで毎日投稿していた「遺書」の中から、とある1日を抜粋して転載したものです。
※最後に、久々に読み返しての一言メモを追記しています。

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2005.3.11
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はいど〜も〜、花粉症のみーくんです!

今日は雨。
そして金曜日。
恒例の印刷屋に向かうドライブ・デイ。

まるで遠距離恋愛に悩む少女の心模様のように、
空もどんよりとその表情を曇らせている。

遠き彼の地にいるアナタは、
今頃何をしているだろう。
どうやって過ごしているだろう。
この雨空を見上げているだろうか。

…妄想の彼女に心を馳せつつ、
印刷屋に向かい車を走らせる。

雨中のドライブ。

幾ばくかの静けさと切なさを覚える中、
際限なき妄想の果てに、
ヒロイズムに染まる自分を自覚しつつも、
身を委ね酔い始めてみた。

しかし不意に気付けば、
ヒロイズムに酔うというより、
単に携帯をいじりながら運転してたりして、
単に車酔いし始めただけと思えなくもない。

ーーいけない。

妄想に耽るのはいつもの事だが、
妄想の世界で更に深いところまで行き過ぎると、
戻れなくなる恐れがあるから気をつけろ。

現実と妄想の境があやふやになるのは危険だ。

すぐさま携帯を閉じ、
リアルな雨音と車のクラクション、
そして数々のテールランプに目をやる。

雨中の昭和通り、
渋滞とまでは行かないが流れが悪い。
いつもより大目に時間がかかる。

信号で止まった折にタバコに火をつける。
するとタバコの先から出る煙が、
目の前の現実をくゆらせる。

憂いと切なさと儚い程に、
ほのかな喜びが胸を駆け抜ける。。


・・・て、何を書いとんじゃい。

さて、そういえば今日は印刷屋で、
別口のお客が店の社長と口論しててね、
ついに警察がきてしまう騒ぎがあった。

どうやら発注した内容と、
仕上がりが違ったからみたいだ。

どうも俺の周りって、
警察が絡む事件が多い気がするのは、
果たして気のせいだろうか?

まぁ自分がお世話になる事がないように祈るw

それからもう一つ。

ライブドア vs フジテレビ。

新株予約権の発行差し止め、認められましたね。(俺的には当然だけど。)
単純に見るとライブドアの圧勝て感じだけど、
次は高裁やんね。

ここは正念場だな。
今回フジに負けると、
社運というか流れ的に良くない。

プロ野球の新規参入争いの時も楽天に負けてるのもあって、企業イメージが落ちるとまでは行かないにしろ、『負け』が連続すると結果として残るのが敗者企業になるからね。

でもまぁ、個人的にはホリエモンは嫌いじゃなぃし、むしろこの先の時代は彼のようなタイプじゃないと生き残れない時代になるきもする。

ちょっと時代を先取ってるだけで頭が硬い日本国民には嫌悪されがちな訳で、言ってる事に色目なく耳を傾けたら正論でしかないと思うんだよね。

さしずめ、古い時代の風習や世襲に立ち向かった新時代の風、といった感じ。

ひろゆき氏とかホリエモン氏とか、
世論的に敬遠されがちなタイプには頑張って日本の旧態然とした価値観をぶっこす変革の旗手になって欲しいよね。

風当たりは強いけど、何とか頑張ってもらいたいモンだ。


さて、明日は晴れるらすいし、
いよいよ明日からは花粉が本格的に猛威を振るうらすぃ~ょ。


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2021.10.6
毎日遺書を書き始めた当時248日目の投稿内容。
おー、ひろゆき氏とかホリエモン氏とか、新時代の旗手にとか言ってるやん。。


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。