遺書No.855 金策。~想定の範囲外~
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2006.11.12
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【金策】きん‐さく
[名](スル)必要な金銭を準備すること。
また、そのための工夫。金の工面。「―に走る」
こんばんわ、みーくんです。
普段なら絶対に触れないような、
クローゼットの奥深くに眠る荷物をですね、
とある事情により引っ張り出して整理する事になりました。
昨夜の話ですが。
そしたら数年前に施したのであろう、
大いなるヘソクリが出てきました。
ヘソクリっていうか、
しばらく使ってなかったスーツケースの、
ポケットの中に入ってたのね。
20000円。
なんでなのかは全くもって不明。
完全に覚えてない。
でも誰かが入れたとかではないし、
たぶん羽振りの良かったセールスマンに、
地方に行った時に入れて出し忘れてたんだろう
元々自分のお金なのに、
覚えてないからこそのハッピー感。
・・・とはいえ、
元々がマイナスなので余裕ぶっこける訳もありません。
近日中に式を挙げる友人へのご祝儀、どうしよう。
ぶっちゃけ、サイトで自分への募金を募りたい。
そんな心配事を、
戦友Aに聞いてもらったんですよ。
以前にも幾度か登場している、【ヤツ】です。
奴は妙なポイントで器が大きく、
貧乏なんて物ともしません。
どんな状況でも、こいつは大らか。
きっとAだったら、
お金になんかに捕らわれない、
素敵解答を示してくれるに違いありません。
ゆえに彼に電話をしたんです。
※以下、電話でのやりとり。
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なぁなぁ、Aよ。
ご祝儀、どうやって用意したらいいと思う?
「ん?そんなの、葉っぱでいいじゃねえか。」
・・・まさかたった一言で解決させられるとは思いませんでした。
まさかお前、天才?
「5枚ぐらい入れといてやれよ」
それが何の役に立つ。
だが、悪くない。(そうか?
しかもお前、最高に輝いてるな。
「普通だったら、ご祝儀入れの裏に金額が書いてあるだろ?」
ああ、よく「三万円」とかって書いてあるね。
「そこにはお前だけ、『5枚』って書いとけよ~」
俺だけ単価が円じゃねえ。
でも、判った。
大きいやつを入れておくよ。
俺、お前に相談して本当によかったよ。
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結婚する友人には、
とびっきりの笑顔でお祝いの言葉だけ伝えておきます。