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致死量に及ぶ程の愛を注ごう

悪戯に訪れるすれ違いはいつも
さりげない優しさと千切れるくらいの切なさを連れてくる

近づく程に遠ざかる様な
言葉にならない心の距離は

遠い情景を背に繰り返すだけの
壊れかけて忘れかけたdestination.

必然に訪れる偶然の数も
やるせない苛立ちと焦がれるばかりの愛しさに侵される

囚われて離れない愛という名の罪が
もしも許されるなら
致死量に及ぶ程の愛を注ごう

愛することの苦しみが罰ならば
致死量に及ぶ程の愛を捧げよう



Words written in 1996.
from "黒歴史ポエム"


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ナツキのパパ@令和の父親アップデート作戦中!
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。