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遺書No.720 悪魔組曲『秘密のパスワード』。

※この記事は2004年7月6日から2009年7月5までの5年間毎日記録していた「遺書」の1ページを抜粋して転載したものです。

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2006.6.27
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もっとも立派な武器はもっとも大きな悪をなす。
知恵深き人は武器に頼ることはしない。
彼は平和を尊ぶ。
彼は勝っても喜ぶことをしない。
戦勝を喜ぶことは殺人を喜ぶことを意味する。
殺人を喜ぶような人は
人生の目的に達することはできない。


こんばんわ、みーくんです。


疲れ過ぎててネタも浮かばない。
こんな時はね、
ひたすら思いつきだけで書き殴る、
この遺書でも第何弾になるか分からない程の、
もはや恒例の完全インスタント小説。


その名も、悪魔組曲。


今回のタイトルは『秘密のパスワード』。



コンピュータコンサルタントを務める女性が、
すかした野郎のコンピュータ設定を手伝っていた。

すかした野郎は、
やけに高慢な態度で常にニヤニヤしている。

また、すかした野郎は、
いやらしい目つきで彼女の姿を眺めたりした。

彼女はすかした野郎に、
『ログインに使用するパスワードは何にしますか?』
と訊いた。


すると、


すかした野郎は少し考えるよなそぶりの後、
不意に何か思いついたように顔をあげると、
やらしい笑みを浮かべながら言った。

『Penis(ペニス)!』





深く感があるまでもない、
間違いなく彼女に対する嫌がらせだ。

しかも彼女を困らせてやろうという魂胆を、
隠しもせずに繰り返した。



『penisをそこに入れろ!!』



しかし彼女は何の動揺も見せず、
そして瞬きもせずに無言のまま、
このパスワードを入力した。



次の瞬間、 彼女はコンピュータの反応に、
笑い死にそうになった。





『パスワードは無効です。
あなたのは短すぎます。』


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2022.7.4
毎日遺書を書き始めた当時720日目の投稿内容。
さて、ブヨブヨの重すぎる体の現実を受け入れて、筋トレでもするか…。


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。