遺書No.857 永遠のドミナントモーション。
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2006.11.14
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昨日、買い物してレジに並んだとき。
俺の前に会計をしたアンタだよ。
よく見たら購入商品が「家計簿」のくせに、
いきなりレシートを捨ててんじゃねえよwww
アンタ絶対に続かねぇよ間違いないw
こんばんわ、みーくんです。
さてさて昨日は余りにも適当だったので、
終始行き当たりばったりな感が満ち溢れてますね。
てことで、
今日は少しばかり真面目に書いてみたい。
「男はなぜ浮気をするのか」
別に遺伝子がどうのとか、
そんな本格的な話をしたい訳じゃない。
てゆかそんなものを真面目に話した所で、
女性の理解が得られる訳でもないだろうから。
だが不意にそんな会話になった時、
スマートに返せるだけの答えを自分の中で準備しておくのも、
やはり大事な事じゃないだろうか。
綺麗に説明するにはどうしたら良いのだろうか?
そして辿りついた一つの方法がこれだ。
言葉にすれば「それは安定が嫌いだから」というつまらないモノだが、大事なのはその説明方法にある。
「永遠のドミナントモーションこそが理想だからである。」
俺はこれを音楽のコード理論をもとに解明した。
曲には調(キー)というものがあって、
ハ長調(C Major)ならドで始まりドに帰って終わる。
紆余曲折はあるものの、
最後は非常に安定した感じで終わる、
というのが普通である。
この紆余曲折が、
その曲の展開であり、
オリジナリティである。
恋も同じで、
ずっと安定した状態が続くとマンネリになり、
トキメキがなくなる。
| C Am |C Am |
ばっかり延々と続いても面白くないのだ。
なお、
女性に好まれるコード進行に、
|C Em7/B |Am7 C/G |FM7 C/E |Dm7 G7 |CM7 |
というのがある。
これはかの有名な、
バッハの「カノン」のコード進行であり、
「ドシラソファミレ~」と下降していく、
クリシェが美しい。
主音からどんどん離れていくのに、
最後には綺麗に主音に解決するこの黄金進行は、
「最後には私のもとに帰ってくるのね」
という女性の強さ、願望が表現されている。
「クリスマス・イブ」「Tsunami」などの、
きれいなバラードにはこの進行が多い。
しかし、
男はこのぬるま湯のようなコード進行に、
満足しない(する人もいる)。
わしゃ下りエスカレーターかい?!と思う。
そこでC Majorではなく、
F Majorでやってみたらどうかと考える。
ちょうどショートヘアの女の子から、
ロングソバージュの女の子に乗り換えるようなものだ。
しかし、髪型(キー)が変わっただけで、
展開は同じことに気づく。
男はそこで、
ちょっと年上の女性にチャレンジしてみたくなる。
|Em7(b5) A7(b13)|Dm7(9) Db7(9,13) |C7 |
例えばこうだ。
するとどうだろう。
男は今まで知らなかった、
未知のサウンドに酔いしれる。
大人の響き、
豊かなハーモニー、
怪しげなテンション、、、
あーお姉ーたま..どうやったら...
そんな..スゴイ..あjlskdゃ
・・・しかし。
男はこの怪しげなコードでさぇも、
Jazz理論=経験さえあれば、
容易につくり出せる事を知る(知らない人もいる)。
男が魂を鷲掴みにされたお姉たまは、
前の男から仕込まれた技を使っていただけなのだ。
そして、男はうんと若い娘に走る。
大人の女はもうこりごりなのだ。
|C Am |F G |
ギンギンに元気なギターサウンド、
あー若さっていいなぁ!と男は思う。
無理してこぶしを突き上げ、
腰を振ったりしてみる。
しかしやがて若くて元気がいいだけだと気づく
サウンドに深みがないのだ。
こうして、
カノン→Jazz→ロックンロール→...
をフラフラしてしまうのが男の性だ。
中には民族音楽やフリーJazzや、
人妻クラブに行ってしまったまま、
帰ってこない奴もいる。
こうなるともう「失楽園」状態で救いようがない。
落ちていく様をあたたかく見守ってあげよう。