遺書No.782 いつもの領収書。
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2006.8.31
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遠距離恋愛ってどう思いますか?
切ないッすよね、寂しいッすよね!
でもでも、だからこそ一緒にいれる時間は、
とにかく大事にしたいと思えるし、
互いを思いやる気持ちも維持できるのかな、
なんて思いませんか?
・・・とはいえ、やっぱり好きな人とは、
側に居たいって思いますよね・・・。
こんばんわ、みーくんです。
俺がまだ牛丼チェーン「すき家」で働いてた時の話。
主に深夜を中心にシフトを組んでいた俺だが、
その日はたまたま昼帯のシフトに入ってたんだよね。
そしたらちょうど、
毎晩のように食べに来ては、
その度に領収書を切ってく常連さんが来ました。
胸の辺りに社名の入った作業着を着ていて、
いつも胸を指差しながら、
「この社名で。」
と言われる人なんです。
そんで、俺も当然その通りに書いて、
いつも領収書をきってた訳なんですよね。
ところが、
その日はたまたま入った昼間のシフトで、
そのお客様にお会いしたんです。
もちろん普通どおりに接客をし、
いつもどおりにお会計をした訳なんだけど、
その時ですよ!
その常連さんはやはり、
「この社名で。」
と言って領収書を求めてきました。
で、もう社名も覚えてたんだけれども、
返事しながら何となし胸元に目をやったのよね。
そしたら、来ていたTシャツの文字が、
「若禿上等御機嫌倶楽部」
;`;:゛;`(;゚;ж;゚; )ブフォっ!!!!
・・・こ、これはギャグなのか?
ただ私服なのを忘れてるのか・・・?
それとも・・・(‘A`)
とても判断に悩む所でした。
普通に考えれば私服なんだろうけども、
いつも会う時間とは別な訳だし、
もしかしたら「若禿上等御機嫌倶楽部」という名前の会社に転職した可能性もゼロではないし、
あるいは、そんな名前のコミュニティにも属していて昼間の顔なのかも知れないし・・・(‘A`)
時間にすれば,
ほんの一瞬の事ではあった。
が、
俺は固まった体を見抜かれぬように、
勤めて自然な振る舞いを意識し、
「・・・株式会社○○(いつもの社名)様でよろしいですか・・・?」
と、夜に来店時の普段の社名で確認しました。
そして、かなり動揺しながら尋ねると、
その常連の彼は、
「ん?ああ、そうだよ。
だからここ(胸)に書いてあ・・
あっ!?Σ(・Д・|||」
(↑気づいたらしぃ)
・・・とても懐かしいです。
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。