遺書No.847 トンボの習性。
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2006.11.5
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今日はトンボを多く見ました。
小さい頃からトンボと言えば、
夏の終わり頃に大量発生してた気がするけど、
今が正しい時期なんでしょうか?
こんばんわ、みーくんです。
確か小学生の頃に覚えた知識ではあるけれど、
おそらく中学の理科の先生も言ってました。
「トンボは決まったコースを飛ぶ習性がある」
確かに、同じ所を行ったり来たりしてました。
昼下がりの広い芝生の上に、
かなりの数のトンボが飛んでいて、
それも同じコースを行ったり来たりしてるんです。
絵になる風景でした。
そしたら一匹のトンボが、
ビシッ
っと、こめかみの辺りに激突して来ました。
だからと言って、特にリアクションはなしです。
なんなら、手で払うことすらしませんでした。
『当たりたきゃ当たれ』
の精神です。
当たってすぐトンボは逃げたんで、
そのまま歩き続けたんですが、
3歩ぐらい歩いた所で、
また、
ビシッ
2度ある事は3度あると言う通り、
しっかり3回目も
ビシッ
当たって来やがりました。
このトンボ、
よく諺を理解してらっしゃる。
でもね?
そこは空気読んでくれんと。
俺も無視一辺倒のリアクションを通し続けるのって、
やっぱしんどいやん?
だからと言って、
今更手で払って周りで見てた人がおったりでもしたら、
『あ、我慢し切れんくなったんや』
って思われてしまうやん。
そんなん俺の大損やん?
一人負けやん?
わかってへんな~。
なんてのん気な事を考えてたら、
きましたよ。
4度目の、
ビシッ。
・・・何こいつ?
俺を食う気なん?
体積比よく考えてっ!!
トンボのボディサイズからしたら、
俺なんて怪獣クラスよ?
もっと俺を恐れなさい。
次来たら、キャッチしますからね。
だけど・・・やっぱり次も向かって来たんですわ。
今回は向かって来るのを見てたんですが、
このトンボ、 見られててもお構いなし。
んで、射程圏内に入ったんで、
えいっ!
・・・ほんとにキャッチできました。
だから空気読めって!!
・・・そこは捕まるとこちゃうやんっ!!
そうじゃないやん。
それじゃ俺の一人勝ちやん。
そこで今度は避けてくれへんと・・・。
ヤゴの時代にもっと学んどけよっ!!
捕まることの恐怖をたっぷり植えつけられたと確信したので、
トンボはその場で逃がしてやりました。
「もう俺にちょっかい出すなよ!」
と、捨て台詞を残してね。
ビシッ
えっ?
これラジコンか?
普通そこで終わりやろ!
今これ読んでた読者の皆様だって、
絶対に今、『ここが終わりか~』みたいな空気やったやん!!
空気読めよぅッ!!!!
仮にも飛ぶ生き物なんやし・・・
てゆか、
さすがに気持ち悪くなったんで、
走って逃げました。
トンボ相手に、
怪獣も逃走ですよ。
ホント奴らの考えてる事は、分からんね。