[うたの素」「祈り」

「祈り」

つらいなら休めばいいよ
泣けるなら泣いたらいいよ
無理をして笑わなくても
今日あなたが生きていればいい

たくさんあなたに降らす言葉が
いますぐチカラになることを
押し付けてた　求めてた　追いつめて・・・ごめんね

さよなら　いちばん近くにいたけど
あなたの笑顔を誰よりも無くしていた
これから　いちばん遠くで見てるよ
見えないやさしさだけあげたい

ため息につぶされるのは
あなたより私のほうで
孤独だと空を見上げた
その涙が許せなかった

痛みを交わして消す時間は
ふたりに光をくれなくて
大事なもの　守るため　大事なもの・・・放そう

さよなら　弱さを抱きしめるたびに
あなたの強さを奪うこと気づいたから
もう一度　淋しいひとりに生まれて
知らない明日の中を生きよう

　　「ありがとう」とさえ　言えなくなる前に・・・　

さよなら　いちばん近くにいたけど
あなたの願った世界には行けないから
もう一度　淋しいひとりに生まれて
知らない明日の中を生きよう　　

生き合おう