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私にできること
今日は3月11日。東日本大震災から10年が経ちました。
当時中学生だった私は部活をしていて、津波に備えて校舎に避難したのを覚えています。
地震が起こった東北からは程遠い奄美大島にいたので、正直「大丈夫だろう」と思っていました。
帰宅後にニュースから流れてくる被災地の映像を見て、地震と津波の恐ろしさが初めて目に見えたような気がしました。同時に災害について深く考えさせられたのを覚えています。
ですが、今思えば、まだテレビの中での出来事としてしか捉えられていなかったように感じます。
というのも、私が住んでいた奄美大島には台風は来ますが、地震や津波などの災害が来ることは滅多にありません。また当時は親しい友人や知り合いなども東北にいなかったので、どこか他人事だったと思います。
そんな私ですが、今は以前より防災や地震について「自分ごと」として考えられるようになりました。
きっかけは2018年に北海道地震を少し体験したことでした。知床に行っていた最中に地震が起こり、沖縄に帰るまでの2日間、不安な思いをしました。
停電した信号、買えるものが限られたコンビニ、キャンセル待ちの行列ができている空港など非日常の連続で、1つ1つの出来事を鮮明に覚えています。
また不安なのはみんな同じなのに、暖かいご飯を売ってくれたお店や急きょ宿泊した宿で、人の優しさに多く触れました。
幸い無事に沖縄に帰ってくることができましたが、経由地の羽田空港に到着するまでは落ち着かなかったです。
この経験を通し、災害で被災された方々は、私の何倍もの不安や苦労を抱えながら過ごしているんだと改めて深く考えさせられました。
それから防災グッズを用意したり、避難場所を確認したりと、いざという時に備えるようになりました。また毎年話題になりますが、Yahoo!で「3.11」を検索したり、気になった災害関連の情報をチェックするなど自分にできることを行っています。
1人でできることは限られていますが、無関心が1番怖いことだと私は思うので、自分にできることを今後も続けていきたいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
また次回投稿も読んでいただけると嬉しいです!