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「静かな強み」に自信を持つ

ストレングスコーチのナツキです。
強みって、本当に人それぞれ。
目立つ輝き方をする人もいれば、静かに光る人もいる。
でも、どちらも欠かせない存在です。

異なる強みの発現の仕方

私は数年前に、ストレングス・ファインダーⓇという才能診断ツールに出会ってから、「強み」を切り口に人と話したり、観察する機会が多くあります。

ストレングスファインダーⓇには、34の資質(強みの元)があります。

他人から見て目立ちやすいものと、見えづらいものがあると感じています。

例えば、

✅ 「達成欲」や「目標志向」を持つ人は、ゴールに向かって自発的に努力を積み重ねる天才で、周りからも「いつも頑張っているね!」と認識されやすいと思います。(ザ・主人公感!ちなみに私はどちらも上位にないので、うらやましいです)

一方で、

✅ 「調和性」や「共感性」のような資質は、周囲からは見えづらいことがあり、本人でさえ「私には強みなんてない」と感じてしまうことがあります。(私自身、調和性をトップ5に持っているのに、ずっとそう思っていました…!)


「静かな強み」が光る瞬間


一見控えめな「静かな強み」は、「縁の下の力持ち」のように、チームや組織の基盤を支えています。

例えば、先ほどの「調和性」や「共感性」を持つ人がいることで、チームの雰囲気や働きやすさは大きく変わります。

仕事では、自分とは生い立ち・性格・価値観が異なる人と協力しながら進めることが多々あります。そんなとき、考え方の違いからぶつかる場面や、意見が対立してギスギスする場面も出てきます。

🌿 異なる立場の相手にも寄り添い、関係を調整できる
🌿 一人ひとりの声を丁寧に拾い上げ、安心して意見を言える雰囲気をつくる

そんな人がいてくれたら…

信頼関係が築かれ、チームの一体感が生まれる
異なる意見や視点が融合し、新しいアイデアが生まれやすくなる
安心して挑戦できる環境が整い、イノベーションの土壌が育つ

こうして、組織は強くなり、前に進んでいくことができる。
目立たなくても、確かにチームの力を支えている「静かな強み」には、大きな価値があります。

すべての強みに価値がある

人は、どうしても目に見える成果や、華々しい活躍に注目してしまいます。でも、チームや組織の成功って、さまざまな強みを持つ人たちが支え合ってこそ。

派手な主役も、縁の下の力持ちも、
どちらも大切な存在なんです。

あなたの強みは、それがどんな形で発揮されるものであっても、必ず誰かの助けになっています。むしろ、異なる強みを持つ人がいるからこそ、チームは強くなれるんですよね。

どんな人も、一人ひとり確かな輝きを放っています。


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ナツキ @ライター&コーチ l Andel
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