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UX デザインの法則 Jon Yablonski

こんにちは、UXD勉強中のなつきです。今回の記事では、『UXデザインの法則』と言う書籍について書きたいと思います。UXDは、心理学と密接に関わり合っていると思うのですが、この本は、まさに、人間の心理とデザインを結びつけてデザインの法則を説明しています。この本著者に言わせると、全てのデザイナーは、心理学を学ぶべきだそうだ。私もそう思う。定期的に、UXDの書籍を読んで、その内容や感想について、シェアしていきたいと思います。

 著者 ジョン・ヤブロンスキーについて


この本の著者である ジョン・ヤブロンスキー(Jon Yablonski)は、ペンシルベニア州ピッツバーグのデザイナーで、クリエイティブディレクターです。ユーザーエクスペリエンスデザイン、インタラクションデザイン、Webデザインの専門知識で知られています。彼は、長年にわたって研究・実践してきたデザイン原則をまとめたLaws of UXをウェブ上で公開しています。このウェブサイトは、ユーザーエクスペリエンスの向上に役立つリソースとして広く知られています。

Laws of UX | UXの法則


Laws of UX は、デザイナーがユーザー インターフェイスを構築する際に考慮できるベスト プラクティスのコレクションです。
Laws of UX は、ユーザー エクスペリエンス デザインに関連するものを収集するインタラクティブなリソースを通じて、より多くのデザイナーが複雑な心理学ヒューリスティックにアクセスできるようにすることに重点を置いています。

lawsofux.com

この本で取り上げられている10の法則を含む21の法則を下記にリストにしました。英語のウェブサイトですが、ウェブサイトとしてもとても美しいので、眺めるだけでもぜひ見てみてください。

  1. Jakob's Law | ヤコブの法則

  2. Fitts's Law | フィッツの法則

  3. Hick's Law | ヒックの法則

  4. Miller's Law | ミラーの法則

  5. Postel's Law | ポステルの法則

  6. Peak-End Rule | ピークエンドの法則

  7. Aesthetic-Usability Effect | 美的ユーザビリティ効果

  8. Von Restorff Effect |フォン・レストルフ効果

  9. Tesler's Law | テスラーの法則

  10. Doherty Threshold | ドハティのしきい値

  11. Goal-Gradient Effect | 目標勾配効果

  12. Law of Common Region | 共域の法則

  13. Law of Proximity | 近接性の法則

  14. Law of Prägnanz | プレグナンツの法則

  15. Law of Similarity | 類似性に法則

  16. Law of Uniform Connectedness | 連続性の法則

  17. Occam’s Razor | オッカムの剃刀

  18. Pareto Principle | パレートの法則

  19. Parkinson’s Law | パーキンソンの法則

  20. Serial Position Effect | 系列位置効果

  21. Zeigarnik Effect | ツァイガルニク効果

Jakob's Law | ヤコブの法則 慣例に従おう!


この法則は、Webページをデザインする際、すでに普及したデザインパターンや慣例を活用することが使いやすいWebページであることの大事な要因の一つであることを説明しています。ユーザーは、すでに見慣れたインターフェースであればどこに何があり、どのように使えばいいのかが瞬時にわかり、ストレスなくそのサイトを利用することができます。逆に、見慣れない位置に要素が配置されていれば、迷ってしまい、しまいにはそのページを離れてしまうということになってしまいます。

この法則は、ヤコブのインターネット・ユーザーエクスピリエンス法則ともいわれ、ドン・ノーマン(Apple Computer の元研究担当副社長) と共同で設立した Nielsen Norman Groupのプリンシパルであるヤコブ・ニールセン(Jakob Nielsen)が、2000年に提唱しました。

Fitts's Law | フィッツの法則 タップしやすいボタン!


ターゲットを選択するまでの時間は、距離が短ければ短いほど、短くなり、ターゲットの大きさが大きければ大きいほど、短くなる。またターゲットとターゲットの間隔は十分に空いていなければいけない。つまり、ボタンを押すときなどに、そのボタンが近くにあり、十分な大きさがあり、ボタン同士の間隔が十分にあるとき、そのボタンはユーザビリティに優れていることになる。

フィッツの法則は、1954年まで遡り、アメリカの心理学者ポール・フィッツによって研究された法則だ。

2023-04-21 編集中
随時更新しています。








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