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シェアハウス潜入日記

少し前に、三軒茶屋にあるシェアハウス「モテアマス」に
3日ほど滞在させてもらいました。

これまでも、遊びに行ったことはあったけど
数日間「暮らす」というのは
初めてだったので、
その時に、改めて感じた「モテアマス」と「シェアハウス」について思ったことを書いてみようと思う。

モテアマスとは

前提として、モテアマスとはなんぞや?という方のために、
とっても簡単に、ご紹介。

三軒茶屋にある15LDK?のシェアハウスであり、三茶のインド。
実際に住まなくても、月額500円でファッション住民という、ある種の住民になれる。
大真面目でユーモアに溢れたプレスリリースを複数リリース。
これ以上は説明が難しいので、
以下のプレスリリースを隅から隅まで熟読してください。
(それでも、おそらく全貌は不明です。)


私の中のモテアマス

モテアマスに遊びに行く時は、イベントの時や、
そうでなくとも夜、人が多くいる時にお邪魔することが多かったので、

にぎやかで、人がたくさんいて、住人さんとゲストの区別がつかなくて
とにかくごちゃごちゃしている。(褒めてる。)

ふと、思い立った。「そうだ、住んでみよう。」

私自身、今は「東京未来人アジト」(以下、アジト)というシェアハウスに管理人として住んでいます。かれこれ4年ほど。

とにかく、居心地の良い我が家。
引っ越す気なんて微塵もおきません。

ですが、8月のある日、ふと

「たまには、違うところで暮らしてみたい。」

と、思い立ち。
最初に頭に浮かんだのがモテアマスだったので、
すぐに、モテアマスの主任に

「3日くらい住みたいんですけど…」

と連絡。数分後には日程も決まりました。

おそらく、平和ボケに何かしらの刺激を与えたかったのでしょう。

たった3日かよ!と思うかもしれませんが、
実家に帰る以外で、3日もアジトにいなかったことは多分ない。

実際に3日間、住んでみた。

8月の末から3日ほど住みました。
とはいえ、日中は外出している時間も多かったのですが。

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時間の空いてる住人さんに、朝、モーニングに付き合ってもらったり 

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魚の捌き方習ったり

夕ご飯一緒に作って食べたり

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お部屋作りの手伝いをさせてもらったりと

普段、自分のシェアハウスで体験しないことを体験させてもらいました。

偶然にも、この期間は
長く住んでいた住人さんの送別会があったり
逆に、新しく入居してくる人がいたり
住人さんが関わっているクラウドファンディングの最終日があり
バナナの叩き売りをしていたりと
どちらかというと賑やかな数日間だったのだと思います。

そんな中でも、朝起きてから寝るまで生活をしていると
あーここは家なんだな。と感じました。

自分が住んでいるアジト(住人5人)とは規模も違うし
個室とドミトリーがあるところもちがう


30人近くの人がいたら気を使いすぎて疲れそうだなー


とか、最初は思っていたけど
実際、数日過ごしてみたら逆に気を遣わないということに気づいた
よくも悪くも、相手の顔が直接見えにくいぶん
下手に気を使いすぎることが無い(私の場合)

ある意味、自分の意思で行動を決定できるし、
そうなっている気がした。

たとえば、ゴミが溜まってたらまとめて捨てる。
とか言われなくても勝手にやる人もいるし、やらない人もいると思うけど

やらなくても、もはや誰がやってて、やってないのかわからなさそうだから、逆に気にならないのでは?と思ってしまった。相当、観察してないと気づかないと思う。

たぶん、自分ばっかりやってる気がする…みたいに思うこともあるとは思うけど

気になったもん負けというか…
掃除の基準も人によって違うし、気にしすぎると疲れるので
なんか、みんなそれぞれ妥協点見つけて過ごしてる気がしました。
大人や…。

生活の仕方全体的にそんな感じがしました。

社会をサバイブする力、高まりそう。

初めてのシェアハウスにはおすすめ

おそらく、初めてシェアハウスに住むときにモテアマスに住むのは
割とおすすめです。
特に実家暮らしからシェアハウス住むこと考えてる人にはいいかも。
実家からいきなり普通の、特にドミトリーのシェアハウスは意外とハードル高いんですよね。
ちなみに、私の住んでるシェアハウス(ドミトリーのみ)は基本的に一人暮らし経験者を優先して住んでもらってます。
そうじゃないと、細かいところでトラブルになりやすいんですよね。経験上。

モテアマスだと、自力で生き抜く力がつきそうなのと
基本的な生活力が低くても、他の住人が過干渉じゃなさそうなので、
トラブルになりにくそうかな、と思いました。(違ったらごめん)

結構人に寛容になれると思います。
あと免疫力上がりそう。色々と。

学んだこと​

1.モテアマスはカオスだと思ってたけどやっぱり家だった
 やはり、みんなそれぞれ自分の生活をちゃんと守ってました。
中の人たちは、それぞれの生活があって、ちゃんと家。

2.ニートがいると休みの日に遊んでもらえて良い
 シェアハウスに一人はニートいてもいいかも。
一緒にご飯食べたりとか気軽にできる。1シェアハウス1ニート。

3.モテアマスにいると細かいことは気にならない
 人に寛容になれると思います。
これは、大前提として、「一緒に住めるくらいには好きな人」と住んでるからというのもあると思いますが。(なんか失礼な言い方だけど、結構大事なポイント)

実際、シェアハウス住むとなると、
片付けとか、掃除とか、騒音?とか他人と住むのでそりゃ色々気になるところが出てくるんですが、

シェアハウスによっては、
これをルールによって解決しているところもあると思う。
例えば、うちだと掃除当番が決まっていたり、掃除の仕方が決まっていたり、タオルの畳み方まで決まってたりします。笑

これ、意外と自分の重荷になってるなーと思うこともある。
ルールだからやらねば…
管理人だから率先してやらねば…みたいな。

モテアマスにはそれがない。

多分、それっぽいもの(感覚)はあるんだと思うけど
わざわざルールによって縛られてる感じはなかった。

すごい。これは、めちゃくちゃすごい。

見習いたい。

ということで、
モテアマスに住んでからちょっと寛容になった(と思っている)東京未来人アジトの管理人からは以上です。

モテアマスの皆様
この度は、おせわになりました。
これからもよろしくお願いします。

サポートいただいたものは私の頭のなかをちょっと豊かにするために使わせていただきます。