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2021年・個人的映画レビュー

ひとり映画が好きです。

というか、空いた時間にふらっと観に行くくらいには映画館で映画を見るのが好きです。

Netflixやアマゾンプライムで観るのもいいですが
あの空間で、一つの体験として映画を観賞するという時間が好きです。

2021年は、年初めに「見た映画のレビューを書く」

という完全に趣味の目標を立てていたので
なんとか、見た映画のレビューを書き残していました。

せっかくなので、2021年に鑑賞した映画の中で
個人的に良かったな〜というものをいくつかピックアップしておこうと思います。(2021/12/31 23:10なう)


2021年観賞した映画一覧(観賞順)

1.ジョゼと虎と魚たち(2020/アニメ版)
2.魔女がいっぱい
3.聖なる犯罪者
4.ファーザー
5.クルエラ
6.竜とそばかすの姫
7.PITY ある不幸な男
8.サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ
9.Our Friend アワー・フレンド
10.ココ・シャネル 時代と闘った女
11.MINAMATA ミナマタ
12.ビルド・ア・ガール
13.リトル・ガール
14ボクたちはみんな大人になれなかった
15.悪なき殺人
16.ダンサー・イン・ザ・ダーク

合計16本
記憶が正しければ、このうち13本はひとりで行ってますね。

今年は秋から冬にかけてが豊作でした。個人的には。
後半たたみかけるように、週1ペースくらいで鑑賞してました。

この中で個人的にプッシュしたい作品をいくつかピックアップしていきます。

基本的にはネタバレにならないように
作品のストーリーにはあまり触れません。

ヒューマンドラマ系

アワー・フレンド

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※画像は映画ドットコムより引用 (C)BBP Friend, LLC - 2020

個人的には傑作。脚本の構成が秀逸。
見せかたがうまい。
泣きたくなくても泣けます。多分。

私は、半分以降ぐらい、ほぼずっとほんのり泣いてました。

ただ、御涙頂戴的な仕上がりじゃないところが素敵。

ある時点までは、結構退屈な映画で
主人公にもあまり共感できなかったり、
なんで?みたいなツッコミを入れたくなるようなシーンが
多く感じたのですが、

ある演出によって、そこから先の見方がガラッと変わるのと
それまで腑に落ちなかった部分も、納得できる。

タイトルがフレンズじゃないところがポイントかも。

哲学・思想系

聖なる犯罪者

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※画像は映画ドットコムより引用 (C)2019 Aurum Film Bodzak Hickinbotham SPJ.- WFSWalter Film Studio Sp.z o.o.- Wojewodzki Dom Kultury W Rzeszowie - ITI Neovision S.A.- Les Contes Modernes

内面に語りかけてくる作品。

哲学的な問いを永遠と考えだしてしまう……
自分の中の正義は果たして正義なのか、
社会的に良しとされていることは
悪とされていることは
果たして、ほんとにそうであるべきなのか?

自分の行いや思想、哲学を考えるきっかけをくれる作品。

社会問題系

リトル・ガール

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※画像は映画ドットコムより引用 (C)AGAT FILMS & CIE - ARTE France - Final Cut For real - 2020

トランスジェンダーの子とその家族のドキュメンタリー

社会における多様性について考えるきっかけになりそうな作品

もはや、多様性を認めるとかいう言葉が
超傲慢で上から目線の言葉だな〜というこということに気づく。

アイデンティティについてもいわゆるマジョリティにいると
あまり意識しないかもしれないけど
アイデンティティの課題を目の当たりにする。

MINAMATA ミナマタ

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※画像は映画ドットコムより引用 (C)2020 MINAMATA FILM, LLC

水俣病の問題を、
海外の写真家の目線を通して見られる作品

写真が写すリアル
日本人、当事者でなかったからこそ見えたものを
映し出してくれている作品

日本人だからこそ、見えないもの知らなかったことを
知ることができると思う。

まだまだ未来のためにやらなきゃいけないことって山積みなんだな……と。

気軽に楽しめる系

クルエラ

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※画像は映画ドットコムより引用 (C)2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

101匹わんちゃんの悪役「クルエラ」が
いかにして生まれたかが描かれた作品。

ポップでテンポが良く終始エンタメとして楽しませてくれる。
さすがディズニー。

とにかくシーンひとつひとつがカッコイイ。
音楽もファッションも全てが良い。

今年一番、いい意味で期待を裏切ってきた作品かも。

ジョゼと虎と魚たち(2020/アニメ版)

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※画像は映画ドットコムより引用 (C)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project

アニメ作品。
絵がきれい。ジョゼのまっすぐさと強さが見習いたくなる。
恋と愛の違いがわかりやすい。

ストーリーがしっかりしている。

心が疲れた時とか良さそう。


以上。2021年に鑑賞した映画で、
個人的に良いな〜と思った作品たちでした。

その他作品のレビューは、良かったらこちらからどうぞ。
(映画ドットコムの私のレビュー一覧ページです。)

ちなみに一番レビューに共感がついたのは……

「聖なる犯罪者」でした。

2022年もひとり映画しよっと。

あー2021年中に公開したかったけど、
間に合いませんでした。

2022年 元日

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ムラタナツキ
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