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若い人こそ、「人・本・旅」!

やほ!

この記事で書かれていることを自分の中で深めるためにも、出口さんの講演会に参加してきました。

イベント自体はこちら。

講演会の要約

・選択肢を増やすために、勉強する

勉強は好きか?
なぜ好きか?→選択肢が増えるから。

例えば、スキー場にいる。自分はスキー1級の資格を持っている。
その状態であれば、スキーでガンガン滑ることも、筋肉痛で休み休み行くことも、ラウンジでまったりしながら気が向いた時に滑るも…色々ある。
ただ、スキーが滑れない場合、ただゲレンデをぼーっと見つめることしかできない。

この違いが、「選択肢」の違い。

・現状分析の大切さ

人や仕組み、制度は自分の色眼鏡(価値観/人生観/好き嫌い)をかけて見てしまう。→現状分析には色眼鏡の度数を下げると同時に、以下の方法論がある。

タテ:昔の人はどうだったか?(歴史)
ヨコ:世界の自分の同年齢は?(現代世界)

算数:データ

このフレームで現状は見ることができる。

・日本の産業の原因と、そこから脱却するための3つのキーワード

原因:新しい産業が生まれなかったから
GAFA予備軍=ユニコーン企業を呼ぶが、日経新聞によれば、世界で380”匹”
日本は名目GDP3位でも3匹しかいない。
かつてのものづくり社会=過去の成功=製造業状態に日本の社会構造が依存していて、不安定を嫌い、安定を好むようになってしまったから。

キーワード:「女性」「ダイバーシティ」「高学歴」

1 女性の社会進出
ものづくり中心の社会で、ものを作ったら売れた時代(3C)は、
働くも消費も男性が主役。

ただサービス業の時代に変わった今、消費の主役は女性に。

日本経済を引っ張っていると自負してるのは50,60のおじさん。
それによる、需要と供給のミスマッチが発生している。つまり供給サイドに女性がいないとバランスが崩壊する。

しかし日本での女性の社会進出は先進国の中で最低。
この空気感からもユニコーンが生まれないのはある意味当然の結果。

2 ダイバーシティ
ラグビーW杯日本チーム、サッカー、プロ野球、相撲も外国人が頑張ってる。しかし日本のビジネスはダイバーシティではない。
その1つの理由として日本人の高齢のおじさんが経営者。GAFAは多国籍で若い。日本のビジネスはおじさんばかりでやってるから、下がってくるのは目に見えている。

3 高学歴
ビジネスのアイデアなんて、特にサービス業は勉強した方がアイデア出るに決まっている。海外の学生は、ありえない領域での掛け合わせでWディグリーをとっている。

比較して、日本の大学進学率はOECD平均からマイナス7ポイント。
かつ学部卒が主流であり、企業が求める人材が、「使いやすい」か。
この人たちに新しいことが考えられると思うか?

そして、この高学歴を達成する、勉強するための手段として、「人、本、旅」を進める。むしろ、これしか賢くなる方法はない、と。

しかし、今の日本社会では、それとは真逆の、
長時間労働+呑み…→「飯、風呂、寝る」の真逆の生活をしている。ここからも日本社会の構造が低学歴になることが想定される。

「人・本・旅」の勉強法
・人
『どうやったらいい人が見つかるか?』
そんなもんわかったら、苦労しない。なぜなら人には相性があるから。
→誘われたら、興味があったら行ってみる。『まずYES』

・本
最初の10p立ち読みして、面白くない本は面白くない。
もし本を見つけたかったら、新聞の書評欄をチェックする。
そこには「圧倒的正しさ」(=大学の教授の本名+新聞ブランド+ここまで読む本好き)が存在するから。

もしくは古典(何百年も残ってるのに、悪いはずがない)。

・旅
「百聞は一見にしかず」
行って買って、食って、初めてわかる。体験してなんぼ。
もしもご飯がまずかったら?→「あいつの舌はあてにならん」ということがわかり、賢くなる。

とのこと。

QAタイム

予定時間を30分以上オーバーするほど白熱した質疑応答でした。
その中でも旅をする時に、どうしても気になった質問があったので、1番最初に質問させていただきました。

Q 旅の時に何を意識してましたか?
目的持って旅する派?それとも目的なくほっつき歩く派?
A 目的を持つより、ほっつき歩く派。

見ている点としては、現地マーケット、と若い人、特に女性。

現地のマーケットは、何が売れているのか、どこで人やお金が動いてるのかを見られるので、そこでの政治状況等がわかるんだとか。

若い女性。これは2点あり、
人間は動物である以上、パートナーを選び、遺伝子をコピーするのが大事。
基本的にはどの社会も1番大事にするのは若い女性。
その若い女性を見て、社会状況を把握するのだ、と。

同じような理由で、ファッションを知るため。それが社会の自由度であり、許容度であると。

ーー

自分としては、ほっつき歩く派だったし、その後の話にあった「定点的に国の経済発展が見られる」のにもかなり共感する部分がありましたね。

今年の夏に行ったカンボジアなんか、その最たる例かも。


それ以外のQAや講演をまとめると、個人的にこんなフレーズが浮かび上がってきました。

・自分で仕組み化→どうすれば勉強する時間を作れるか?
・世の中の流れをマクロで掴み、ミクロで辞書る
・その手段として、人・本・旅


明日以降、個人的アウトプットも含めて、noteに書いていこうかなと思います。


改めて、出口さん、ありがとうございました!


はなも(ん)

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