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【大喜利のお題を選んで小話を書きなぐる66】なんだか安心するお化け屋敷ってどんなの?

ようやく、関西の梅雨が明けました。

いきなり真夏!!って感じで、早くも夏バテ気味ですが・・・本日のお題は「お化け屋敷」です。なんだか涼しく・・・いや、肌が冷やっこくなりそうなお題ですね。私はホラーの類はとても苦手なので正直画像検索はしたくないのですが、今回は「なんだか安心するお化け屋敷」とのことなので、安心してやっていきましょう。

怖くないお化け屋敷とは

とりあえず「子供向け お化け屋敷」で検索してみます(これなら怖くないはず・・・)。

お、めっちゃ良い記事出てきた(私はこの夏がいくら暑くても、ホラーで涼もうとは思わないけど・・・)!

この記事によると、 よこはまコスモワールドの「『新・幽霊堂』〜恐怖の旅〜」、浅草花やしきの「スリラーカー 」東京ディズニーランドの「ホーンテッドマンション」これら3種類なら、小さな子供と一緒に行っても楽しめるとあります。では、お化け屋敷であるにも関わらず怖くなくなっている要素はどのようなものか、箇条書きにしてみます。

・お客自身が怖さを選ぶことが出きる

・ライド乗車型のお化け屋敷である

・0歳児から乗る想定で、外部からの接触がない

・ポップなデザイン

・幽霊たちがよく見ると面白い

なるほど・・・個人的には、この中では「ライド乗車型」であることが重要に思えます。お化け屋敷の何が怖いって、お化け役の人(お化けではない、あれ人間だから)が後ろから脅かしてくることなのですよね。その点、ライド乗車型であればお化け役は生身の人間ではなく、機械式の人形となり、恐怖は音声などの演出によるものが大きくなります。生身の人間と人形では、与えてくる恐怖の度合いが雲泥の差です。結局、この世で一番怖いのは生身の人間による悪意ですからね・・・(いや、この世のものではない存在による怨霊の方が実際には精神やられるだろうけど・・・私は霊感がないので、そのようなものとは基本的に遭遇しない想定なのだ)。

内容が気になったので追って検索してみたんですけど、花やしきの「スリラーカー」、もしかして本当は怖そう?場所が花やしきだからかな・・・花やしきってお化け屋敷がやたらと充実していて「本当に出る」という噂もあるらしい・・・あかんやつやん・・・花やしきは行ってみたいんだけどね!

ホラーが怖くなくなる方法とは

さらに調べてみると、こんな記事も出てきました。

出典:目をつぶるのは逆効果! ホラーのスペシャリスト直伝「4つの恐怖回避法」 新R25

この記事では、ホラーが苦手な人のために、その恐怖回避法を紹介してくれるようです。かなり半信半疑ですが読んでやろうではないか・・・どれどれ(日本人形やめれ)。

恐怖心よりも好奇心が勝つ人はホラーを楽しめるんです!
つまり、恐怖を感じている時は、快感も感じているんです。さらに、恐怖心には耐性ができるので、体験すればするほど、次第に快感だけが残り、「もっと怖いのが欲しい!」という依存性が生まれていくという。
ホラーはビビって、それをアウトプットすることを積極的に楽しむもの
どうしてもだめなシーンでは「耳をふさいじゃう」
トイレが怖くなるのは、それは、自分が絶対に安全と思っていたところが、安全地帯ではなくなる恐怖ですよね。
そして、家のトイレという場所にまで恐怖を引きずっているのは、「作品との距離」が持てていないからです。
極端な話、「これは、いい大人たちが、一生懸命作った作品なんだァ!!!」と考えちゃえば良いんです!
ホラーって直接的な映像だけじゃなくて、相手の想像力も使って怖さが暴走するような設計がされているんです。
ホラーはビビってナンボのもの。大切なのはポジティブに受け入れてみること。

出典:目をつぶるのは逆効果! ホラーのスペシャリスト直伝「4つの恐怖回避法」 新R25

なるほど、これは勉強になりますね。

おかしいな・・・私、好奇心だけは人一倍なのですが。まあ、そこに心霊スポットがあったとしたら恐怖心の方が勝つだろうな。みんなが行くなら行くだろうけど。

「恐怖を感じている時は、快感も感じている」というのは、個人的にはちょっと分かるかも。仕事が多すぎて終わらないとき、それなりの責任があるときに私はプレッシャーというものを感じますが、「なんだか忙しいし、難しそうだなあ」と思うときは、顔はわりかし嬉しそうにしていることもある。私は根っこがドMだからなのだと思うけれど・・・。

1つ大きなヒントがあったのは、「ホラーとは、ビビったことを積極的にアウトプットすること」という一文。私は1人でカラオケに行くのが好きなのですが、その目的は「大声出してデトックス(ストレス発散)」です。「恐怖を味わいに行く」のではなく、「叫びに行く」という目的でお化け屋敷に行ってもよいのかもしれません。

なんだか安心できるお化け屋敷とは

・ライド乗車型で、お化け役は全て機械式の人形

・参加者も心置きなく叫んでよい雰囲気

・耳元では、怖くない音声が流れている(ラムのラブソングとか)

うーん、ちょっとありきたりですかね。もう少し要素を足してみます。

・おばけの基となるイラストのデザインが「なんか小さくてかわいい」

こういうイメージのやつ。絶対的に怖くない・・・

つまり、ガイコツはスケルトンT、ミイラ男はマミーのようにデザインがポップになってさえいれば、それはもう「プーさんのハニーハント」と同じ系統のアトラクションになるわけです。

でもなんか、これもありきたりですね・・・結局は子供向けということになてしまうし・・・もう少しオリジナリティを出しながら考えてみましょう。

・・・これでどうだ!

お化け役の5人が特に血みどろでもなく、ただ白装束を着ているだけで、しかも全員が系統の違うイケメンになっている。ライドが始まると彼らは爽やかなBGMの中、手を振りながら険しいコースを走って追いかけてくれて、最後は小さなステージにとどまり一曲歌ってくれる。乗客は手持ちの蝋燭を模した「サイリウム」を使って楽しむことができ、もちろん推しの名前を思う存分叫んでOK。基本的にはVRによるバーチャルアイドルだが、5人中ただ一人は実は生身の人間で、ライドが終わった後に乗客のすぐ隣に座っていて、これが一番ビビると評判である。そのメンバーは「今日はありがとう!楽しかったよ」と笑顔で言って去ってゆくのだが、顔も名前も一切公表されておらず、その存在を確認できるものは何一つないという・・・。

新手のバーチャルアイドルになってしまった。

でも、アイドルのライブいいですね・・・最近そういうの行けてないけれど、みんなで歓声上げて盛り上がるのが一番楽しいはず。そういうタイプのお化け屋敷なら、いつでも行ってみたいです!


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