【貴族編】ついにサンバリア100を手に入れた
みなさんごきげんよう。
お屋敷の庭で「紫陽花を見る会」を楽しんだ夏木です。
もうすっかり梅雨となり、みなさん毎日ジメジメムシムシムラムラする日が続いていることでしょう。
わたくしのお屋敷は湿度装置により全館コントロールされているので快適ですが、それでも雨ばかり続いては気分が滅入ってしまいます。
「北海道には梅雨が無い」と聞きますし、いっそ6月から8月までは北海道で過ごそうかしら、などと考え始めまして。
もし1億程度の手頃な別荘をご存知でしたらゼヒお知らせくださいね^^
あぁ、わたくしとしたことが前置きが長くなってしまいました。
本日は別荘ではなく「サンバリア100」を買った話です。
サンバリア100リレー
わたくしがその存在を知ったのは去年の夏でした。
佐久間ゆい嬢がこんな記事を書いてらしたのです。
なんでも完全遮光の日傘だとか。
そしてこの記事を読んだ、お友達のおとちゃんも購入したのです。
紫外線ガード効果に加えて「とにかく涼しい」とのこと。
コンクリートジャングルと化している東京の暑さを乗り切るためにも、これは是非とも購入せねば!
早速わたくしはサンバリア100の公式サイトへ飛びました。
しかし時期が悪かったのでしょう。
ほとんどの商品が在庫切れだったのです。
途方に暮れたわたくしでしたが、その後お茶会や舞踏会といった雑事に追われて慌ただしく過ごしている内に、いつの間にか夏が終わっていました。
そしてつい先日のことです。
Hanon嬢が1年越しにサンバリア100を入手したというではありませんか。
ゆいさん→おとちゃん→Hanonさんと、まるでリレーのように繋がるサンバリア100。
このバトンを受け取り、次なる走者に託すのがわたくしの使命なのでは…?
きっとそうに違いありません。
自身の務めを全うするため、改めてサンバリア100の門を叩いたのです。
その門は未だ固く
約1年ぶりに訪れた公式サイト。
せっかくなのでそのこだわりヒストリーなどを読んでみると、なんと職人さんが手作業で作っているということが判明しました。
製造数に限りがあるので、在庫不足になるのも頷けるというもの。
ちなみに会社は神戸市にあるのですが、わざわざ「事務所ですので直接来ていただいても販売は行っておりません」と但し書きがあります。
きっとサンバリア100を求めてゾンビ化した婦女子が突撃しているのでしょう。
あな恐ろしや…。
さて充分にサンバリア100の特長を理解したところで商品ページへ移ります。
2段折りたたみ・3段折りたたみなどレパートリーが様々あるのですが、わたくしの希望は「長傘Mサイズ・ブラック・フリル」です。
早速該当のページを開いてみると。
まだ梅雨なのに、強い日差しが降り注ぐ前なのに、売り切れです。
7月までなんてもう待てません。
一瞬、大阪・天満橋の工場へ使いを遣って札束を積もうか、などという考えが過りました。
あぁ、いけない。
金に物を言わせるなどという下卑た行為は許されません。
わたくしは清く正しく美しく生きていかねば。
気を取り直し、まだ在庫のある商品を確認する作業に入りました。
フリルは譲れない
先にわたくしの希望を「長傘Mサイズ・ブラック・フリル」と書きましたが、中でも一番重視しているのがフリル。
傘にはフリルが絶対欲しいのです。
何故かって?
貴族だからです。
フリル・レースはマストアイテムなので譲るわけにはいきません。
調べた所、フリル付きの商品は2段折り・長傘S・長傘Mのみと判明しました。
この内在庫があるのは2段折りと長傘S。
どちらにするかハチャメチャに悩みました。
勿論わたくしの財力を持ってすればサンバリア100の5本や10本は屁でも無いですが、やはり「ファースト・サンバリア」は初恋のように思い出に残るものに違いありません。
だから慎重に選びたいのです。
初恋。
それは君が見た光。
幸せの青い雲。
あ、これ「青雲」でしたね。
お線香のCMソングを頭から必死に追い払いながら熟考した結果、ついにわたくしは「長傘Sサイズ・ブラック・フリル」を注文しました。
その姿、可憐
到着当日。
たまたま早く帰ってきていた夫が荷物を受け取りました。
「え、また日傘買ったの?凛ちゃんもういっぱい持ってるでしょw」
そう。
実はわたくし日傘コレクターです。
義母が刺繍をしてくれた手製の日傘からゴルフ場用の大型日傘、折りたたみ式や晴雨兼用まで、すでに5本持っています。
でもこれには理由がありまして。
わたくしは紫外線アレルギーなのです。
場所や用途によって使い分ける内に増えていくのですが、やはり古くなってくると買い替えも必須。
今回サンバリア100を注文したのは修理対応があるからです。
傘の骨組みに関しては半年保証、他にも布が破れてしまった場合などは有償ですが修理をしてくれます。
長くお付き合いできる日傘メーカーにやっと巡り会えた思いです。
実際に鏡の前で差してみましたところ。
可憐…!!
わたくしごとで恐縮ですが、Sサイズならではの可憐さがフリルによってパワーアップされます。
「深窓の令嬢ごっこ」をしたい方にもピッタリです。
さぁ、わたくしのバトンを受け取ってくれる方は現れるのでしょうか。
ティーサロンでフォートナム&メイソンのアールグレイ・クラシックを飲みながらお待ちしています。