【ラグビー】アルゼンチン料理を作ってみた【W杯】
サモア戦に勝利した日本代表。
終盤、サモアの怒涛の追い上げに肝を冷やしましたが何とか決勝トーナメントへの希望を繋ぎました。
実はサモア料理も作る予定だったのですが、夫から「サモア料理は食べたくない」と言われてしまいまして…。
調べてみたらココナッツミルクとかタロイモとか、ちょっと夫が好まない感じだったんですね。
というわけで前回は日本料理にしました。
鮭の塩麹漬け焼き・五目炊き込みご飯・卵焼き・お麩と三つ葉のお吸い物。
お吸い物は紅白の桜麩で日本代表をイメージしてみました。
さて、いよいよ予選プール最終戦。
相手は格上のアルゼンチンです。
今回も勝利を願ってアルゼンチン料理を作りました。
アルゼンチンの特徴
日本が初戦で対戦したチリの隣国・アルゼンチン。
サッカーが国民的スポーツですが実はラグビーも強く、W杯では2007年大会に3位となった実力国です。
10/2時点での世界ランキングは9位。
過去にはアイルランド・フランス・ニュージーランドなどの強豪国にも勝利しています。
ラグビーアルゼンチン代表の愛称はロス・プーマス。
伝統的にフォワード陣(スクラムを組む人たち)が非常に強力なので、日本はスクラムでいかに力負けしないかがポイントとなるでしょう。
相手ボールのスクラムの際はとにかく耐え、自軍ボールの際は早めにボールを外に出す、という作戦になるのではないかと予想します。
アルゼンチン料理
スペインの植民地だったことからスペイン料理的な要素があり、またイタリア人の移民も多いためパスタ類も広く好まれています。
中でも特筆すべきは牛肉料理の多さ。
アルゼンチンの1人当たりの年間牛肉消費量は60kg。
日本は6kgなので10倍の差があります。
とにかく牛肉が好きすぎる、それがアルゼンチンです。
またワインの産地としても有名で、高品質でありながら低価格のテーブルワインが豊富に揃っています。
ブドウの品種としてはやはりマルベックが有名です。
というわけで今回はマルベックのアルゼンチンワインを用意しました。
ミディアムボディながらしっかりとコクがあり、渋みも少な目なので飲みやすいです!
ミラネサ&チミチュリ
ミラネサはアルゼンチン風の牛カツ。
ステーキ用の牛モモ肉を包丁の背で叩いて薄く伸ばし、卵液に30分以上漬け込んでおきます。
取り出したら全体にパン粉をまんべんなくまぶしてください。
フライパンに油を1cmぐらいの高さまで入れて熱し、きつね色手前ぐらいまで揚げれば完成です。
シンプルな味付けなので、このミラネサにチミチュリというアルゼンチンの万能ソースをかけて頂きます。
材料はレシピによって多少異なるようですが、パセリ・オレガノなどのハーブ類と、パプリカパウダー・唐辛子・ニンニクのみじん切りを塩水に入れて混ぜるのが基本です。
レモン汁やワインビネガーで酸味を足し、最後にオリーブオイルで乳化させて完成!
ドレッシングとして野菜にかけたり、パスタソースのベースとしても使えます。
カボチャのニョッキ
ニョッキはイタリア料理ですが、実はアルゼンチンでは毎月29日はニョッキの日なのです。
日本だと肉の日ですよね。
それほど国民に親しまれているニョッキ、今回はカボチャソースで作ってみました。
ニョッキ自体は市販のパスタを買って茹でたものです。
カボチャの種とワタを取り除いて一口大に切り、レンジで柔らかくなるまで加熱します。
この時、皮を完全に取り除いておくのがポイントです。
少しでも緑が混ざると綺麗なカボチャ色になりません。
竹串が通るようになったら熱いうちにマッシャーで潰しておきましょう。
フライパンで玉ねぎのみじん切りをバターで炒め、カボチャ・チーズ(チェダーやパルメザンなど)・コンソメを入れ、牛乳で伸ばしていきます。
お好みの固さまで伸ばしたら火を止め、茹でたニョッキを投入して絡めたら完成。
カボチャの甘みとチーズの塩気がマッチしてめちゃくちゃ美味しいです!
天王山
今回の日本対アルゼンチン戦は、勝てば決勝トーナメント進出、負ければ敗退という非常に分かりやすい構図です。
ラグビーは引き分けになる確率が低いスポーツなので、「もし引き分けだった場合」などの条件はこの際無視します。
私は日本代表のファンですが「勝てる勝てる!」などと安易なことは言いません。
日本がアルゼンチンに勝つのはハッキリ言ってとても難しいです。
厳しい戦いとなるでしょう。
だからこそ彼らの闘う姿をこの目に焼き付けながら精一杯応援します。
キックオフまであと4時間。
頑張れブレイブ・ブロッサムズ!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?