姪っ子と横浜デートしてきた
みなさんお疲れ様です。
チャイルドシッターの夏木です。
先週、私の愛する妹・セリちゃんからこんな打診を受けました。
「凛ちゃんお願い!今度アミと午前中に三ツ沢行くんだけど、その後に用事が入っちゃったからアミのお迎えお願い出来ないかな?><」
「良いよ!お昼ご飯は食べてくるの?」
「ううん。出来ればアミにご飯食べさせてほしいんだけど…」
「まかせとけ!!」
というわけでお姫様な姪っ子・アミちゃんを三ツ沢までお迎えに行き、横浜に移動してランチしてきました。
横浜駅の洗礼を受ける
当日。
セリちゃんと待ち合わせをしたのは「三ツ沢上町」という駅で、ブルーラインと呼ばれる路線が通っている。
私はブルーライン初乗車であったが「横浜駅から乗り換えするだけだよ!」と事前にセリちゃんから言われていたので、アプリで最寄り駅からの経路を確認し、軽い気持ちで横浜駅に降り立った。
が、そこから地獄が始まったのだ。
改札に近付いて案内表示板を見渡しても、どこにも「ブルーライン」という表記が無い。
慌てた私は改札窓口に駆け寄った。
「あの、ブルーラインに乗りたいんですが」
「あー、ブルーラインは遠いんで、ホームに戻って南口から出るのが1番近いですよ」
体感的には羽田空港第1ターミナルから第2ターミナルまである距離。
私は忘れていた。
横浜駅が「日本のサグラダ・ファミリア」と呼ばれていることを。
国内でも稀に見る超長期大規模工事が行われているこの駅は、1915年から現在に至るまで工事が完了したことは一度も無い。
乗り入れ路線がどんどん増え、それに伴い駅ビルが乱立し、更には古くなった箇所のメンテナンス工事が行われるという永久機関に突入している駅なのだ。
横浜市民からの洗礼を受ける
とにかく私はセリちゃんとの待ち合わせに向かわなければならない。
早歩きでホームを横断して南口改札を出た。
しかしどこにも「ブルーライン」の表記が無いのだ。
焦った私はまた改札窓口の駅員さんに尋ねた。
「すみません、ブルーラインに乗りたいんですが」
「あー、地下鉄はこの通路を真っ直ぐ行って右ですよ」
「地下鉄…?」
「ええ、ブルーラインって横浜市営地下鉄のことなんで」
どこにも!
地下鉄って書いてないじゃん!!
いや、これは私がちゃんと調べなかったのが悪いのだ。
でも「ブルーライン」ってどっか表示板に書いてくれても良いのに、横浜駅の表示板には一切「ブルーライン」の文字が無い。
多分これは都民へのトラップだ。
横浜デートをしに来るような浮かれた都民を右往左往させるための横浜市民のトラップに違いない。
くそっ…!
横浜覚えとけよ!!(また遊びに来ます)
三ツ沢上町からも洗礼を受ける
ゼーハーしながらなんとかブルーライン(地下鉄って言え!)の電車に乗り、無事に三ツ沢上町に到着。
私はセリちゃんのためなら心臓を捧げる女なのだ。
が、この駅もまた絶望したくなる駅なのである。
とにかく地下すぎて改札までが長い。
「あれ?これ大江戸線の六本木駅?」と思うぐらいの深さ。
エスカレーターを3回ぐらい乗り換えて上昇し、ようやくホームから改札へ。
せっかく持ってきたサンバリア100の出番が無いぐらいの地下世界。
しかし5分後、セリちゃんとアミちゃんという天使たちが現れたことにより、ここまでの苦労も霧散する。
アミちゃんは現在小学6年生。
昔はよく手を握って一緒に歩いたものだが、流石にもう手は繋がないかな…と思っていたのだが。
会った瞬間に「凛ちゃん!」とすぐさま私の手を握ってくれた。
可愛すぎか!!(昇天)
女児が何歳まで大人と手を繋ぐのかは知らないが、アミちゃんのふくふくとした温かい手を繋がせて頂いた。
至福。
横浜へ
セリちゃんからバトンタッチされる形でアミちゃんを受け継ぎ、横浜駅へと向かう。
彼女はずっとマスクをしているので「暑くない?もう外しても大丈夫だよ?」と声を掛けると。
「外すの恥ずかしいから…」
コロナの弊害がここにも。
いや、むしろ顔を隠したい人々にとっては僥倖なのか?
複雑な思いを抱えながら横浜駅に降り立つ。
予約しておいた店へ向かう道中、私は日傘を差していたが、隣で手を繋いでいるアミちゃんはめちゃくちゃ直射日光を受けている。
第三者からは親子に見えるシチュエーションなので「母親だけバッチリ日傘差して子供にだけマスクさせて…」みたいに思われていたかもしれない。
そういえば子育て中のお母さんって日傘を差さないのかな?
やっぱり変な親子に思われていたのかも。
本日のランチ
本当は食レポしてお店を紹介したかったのだが、お味がそこまでじゃなかったので店名控えます。
モッツァレラチーズは美味しいけど、底面がコゲだらけなのが気になった。
ピッツァが固めで生地には味があまり無い。
麺が1分茹で過ぎ。
何故かナポリタンの味がしたので、トマトソースにケチャップを足しているのかも。
でも今回ここを予約したのには理由がある。
ランチタイムでもデザートプレートを用意してくれるお店だから!
先日お誕生日だったアミちゃんに、どうしてもお祝いデザートプレートをサプライズしたかったので!!
あ、プレゼントは誕生日当日にちゃんと渡してます。
お土産
ランチが終わった後に横浜タカシマヤへ。
地下1Fのスイーツ売り場で何を買おうかと思案していたら。
AUDREYの行列が今日は少ない!
インスタでも人気なAUDREYの「グレイシア」は、人気すぎて午前中に売り切れることもあるスイーツ。
AUDREYは横浜タカシマヤの店舗が1号店なので、横浜スイーツと言えるでしょう。
看板商品の「グレイシア」を実家と夫用に2箱お買い上げ。
苺の酸味とクリームの甘さ、そしてラングドシャの食感とのマリアージュが至高の逸品!
後悔させないお土産として自信を持ってオススメします。
羽田空港と東京駅にも店舗があるので、東京にお越しの際はゼヒご検討を。
日本の将来はここにある
アミちゃんと色々なお話をした。
「将来何になりたいの?」
「保育士さん!」
彼女の夢は日本の将来の夢だ。
アミちゃんが大人になってからその職に就かなかったとしても。
夢を持てなくなったら終わりだからこそ、いま夢を持っていることに意味がある。
だから大人は子供のために、働いたり背中を見せたり一緒に遊んだりして、たくさん夢を見せてあげよう。
それがこの長く暗いトンネルのような時代に出来る最善なのではないか、と私は思うのだ。