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【五輪】パリ2024 大会前日・お茶の間観戦記
ついに大会前日となりました。
しばらくは昼夜逆転生活となるため、体調管理を第一に考えてまして。
しっかりご飯を食べて筋トレをし、眠くならないように深夜のお酒も止めています。
でもやっぱり朝方の睡眠は浅くなりがちなのか、昼間は眠いです…。
さて大会前日7月25日はサッカー女子の初戦がありましたのでレポします。
今回はなでしこスペシャルです。
サッカー女子グループステージ・スペイン戦
スペインは2023女子W杯優勝国ですが、実はその大会中に唯一負けた相手が日本なのです。
しかも0-4という大敗でした。
そこからリベンジを誓い、徹底的に日本を研究してパリへ乗り込んできたのです。
迎え討つ日本は果たして勝てるでしょうか…。
雨だれの一滴になんかなるもんか
ピッチに入場してきたキャプテン・熊谷紗希の引き締まった表情が、私に遠い遠い記憶を呼び起こしました。
それはもう、人々から忘れ去られようとしている記憶。
2011年、日本は女子W杯で初優勝という快挙を成し遂げました。
なでしこは一大ムーブメントとなり、今まで観客がまばらだったリーグ戦にも人が押し寄せます。
スポンサーも次々と手を挙げ、まさに絶頂期。
ようやく報われた。
これで私達は安心してサッカーを続けられる。
しかしその栄光も長くは続きませんでした。
2015年カナダ大会で準優勝したのを最後に、国際大会で決勝の舞台はおろかグループリーグすら突破が難しくなっていきます。
世間からの扱いも変わりました。
また観客数が減り、スポンサー探しに苦戦し、久しぶりにテレビ放送してもらえたと思ったら実況アナウンサーの男性は「女の子なのに頑張ってる」。
結果を出さなければ、出し続けなければ私達は認めてもらえない。
サッカーを続けることができない。
「金メダルを目指します」。
事前のインタビューで熊谷紗希はハッキリ言いました。
鼻で笑う人もいるでしょう。
けれど彼女達は本気です。
何故なら他に道は無いから。
国歌斉唱の後、長谷川唯が目元にそっと手を当てました。
それが涙なのかどうかは分かりませんが。
記憶の海から戻ってきた私はすでに泣いていました。
目の覚めるような放物線
前半13分、相手のファールでフリーキックを獲得した日本は先制のチャンスを迎えます。
キッカーはおそらく長谷川唯だろうと考えていました。
が、隣に並んだ藤野あおばが勢いよく足を振り抜きます。
ボールは直接ゴールへ向かって飛んで行き、相手GKの手も弾いてネットを揺らしました。
見事な一発でした。
あぁ、私のあおば!!
何回泣かせる気なの!!
勝てるんじゃないか。
いや、絶対に勝つ。
そう確信していたのですが。
緊急事態
すぐに同点に追いつかれ、迎えた後半。
DFの清水梨紗が突然倒れ込んで立ち上がれなくなりました。
接触が無かった状態なので、これはもう完全に靭帯いったんじゃないかと…。
右サイドバックの要を失ってしまい、スペインに勝ち越し点を挙げられました。
残念ながら1-2で敗戦。
スピードも強さもテクニックも、スペインは日本を上回っていました。
アクシデントが無かったとしても引き分けに持ち込めたかどうか、というところ。
そして負けたこと以上に、清水梨紗の離脱は痛いです。
けれど神様を恨んでも仕方無いことを、彼女達は知っています。
前を向いて戦っていくしかありません。
大会1日目の予定
大会初日は競技が行われず、開会式のみです。
オリンピックの開会式は、開催国出身だったり土地に縁のある有名人が登場することが通例となっています。
2012ロンドンオリンピックの時なんか、ヘリからジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)と在りし日のエリザベス女王が登場しましたもんね。
今大会。
噂ではセリーヌ・ディオンとレディ・ガガが出るとか…。
あとやっぱりジダンは出てくるんじゃないかと予想します。
時間は26日26:25から30:30まで。
つまり27日の深夜2時半から朝6時半という一番困る時間帯なんですよね…。
しかも4時間て!
長すぎ!!
というわけで私は今のところ生で観る予定はありません。
競技じゃないので録画で十分かなと。
大会2日目の予定
明日はレポが無いので27日のスケジュールも貼っておきます。
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注目は柔道女子48kg級に出場する角田夏実選手。
巴投げからの関節技という必勝パターンを武器に、現在世界選手権3連覇中です。
おそらく今大会の日本選手団・金メダル第1号と目されます。
そしてテニスは錦織圭が6番コートの第1試合、大坂なおみがフィリプ・シャトリエ(センターコート)の第2試合に決まりました。
予定表に「28:00」と入れましたが、26:00に始まる第1試合が終わり次第の開始なので、あくまでも目安です。