世界の家窓から
私が尊敬するnoterのおひとり、アリエルさんはカナダにお住まいの奈良人で、イラストや漫画をnoteにアップされています。
実は以前、こんな素敵面白い記事を書かれておりまして。
この記事の中で、なんと私をモデルに「太夫の凛」というイラストを描いてくださいました!
そんなアリエルさんが今月新たな企画を立ち上げまして。
これはゼヒとも参戦せねば!
と思っていたのですが、いかんせん私の住んでいる場所はかなり特徴的なので、窓から見える景色をネット上にアップすると高確率で特定されてしまいます。
というわけで泣く泣く参加を見送ろうとしていたところ「景色じゃなくても良い」というアリエルさんのお言葉を見つけまして、ついに参戦を決意しました。
今回の企画は「お国訛りで自分の住んでいる場所を紹介する」とのこと。
私が住んでいる東京は方言が無いと思われがちですが、実は東京弁というものが存在します。
東京弁は大まかに「江戸言葉」と「山の手言葉」に分かれるのですが、今回は江戸言葉を目一杯使って東京をご紹介しますので、お暇な方は読んでやってください。
しょっぱなはベランダから見上げた空から始めるとしやすか。
あんまり空気はキレイじゃねぇけど空はスゲーキレイ。
東京のコンクリートジャングルに疲れちまう人もいるかもしれやせんが、ビル街の中にも神社がありましてね。
しょっぱいことがあったらお参りに行ってくんな。
銀座と言やぁ歌舞伎座。
おてんとうさまが顔を引っ込めても、しんぺぇ御無用。
夜もちゃあんと灯りが点いてっから。
浅草で五重の塔を知らねぇやつはコンコンチキの馬鹿野郎だな。
ホッピー通りはおっかないように見えるかもしんねーけど、マジでいい店が揃ってっから。
相撲見るなら両国国技館行くのはあたぼうよ。
砂かぶりで力士に乗っかられてこそ一人前の江戸っ子ってもん。
おっと失礼。
こいつはあたいの秘蔵フォルダの一枚だな。
すぐにかたすんでぶん殴るのは勘弁しておくんな。
お詫びに渋谷の焼き鳥屋「佐五右衛門」のでっけぇネギマの写真を上げやす。
大きすぎて食べづらいけど味は抜群。
渋谷は人がうざっ濃いけど可笑白いとこだ。
いかがでしたでしょうか。
江戸言葉は基本的にぶっきらぼうなので、ちょっと圧を感じるかもしれません。
「火事と喧嘩は江戸の華」と呼ばれたように、東京下町の人間は血気盛んです。
気に入らねぇやつはぶちのめす精神のぼてくろしいですが、これからも仲良くして頂けると嬉しいです^^
アリエルさん素敵な企画をありがとうございました!