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恋人を作るためマッチングアプリに潜入してみた|テオ君編

こちらスネーク、品川駅に潜入した。
指示を頼む、大佐。

エロは無いよ

マチアプで恋人を探そうシリーズ第3弾です。
お会いしたのは前回の記事でも少しご紹介したテオ君

改めてプロフィールを貼っておきます。

【年齢】32歳
【職種】経営者
【出身】大阪府
【身長】168cm
【体型】細マッチョ
【趣味】野球観戦・ゴルフ

東京にオフィスを持っていますが、ご家族の事情などがあり現在は大阪在住です。
毎週新幹線で行き来しているとのことで、夜に品川で食事をすることになりました。
ではスタート。


大阪弁を貫く大阪人

待ち合わせ場所に現れたテオ君は、良い意味で普通のオニイチャンでした。
Tシャツにカーゴパンツ、シルバーアクセサリー。
経営者特有の「ドヤァ感」が全く無くて非常に好感を持ちました。

事前に写真を交換していたので「かわいい系の顔の子だなぁ」と思ってましたが、実際に会ってみると宇野昌磨にちょっと似てます。
かわいい。

「凛です。よろしくお願いします」
「アカン!ホンマに美人すぎる!!」

おそらく大阪流の定型挨拶文だと思われますが、嬉しかったので素直にお言葉を頂戴しておきました。
コッテコテの大阪弁を聞きながらふたりでお店へ移動するため並んで歩き始めた時。
ふと気付きました。

168cm無いよね?

以前にも書きましたが私は150cm台なので相手より自分のほうが高いということは、まずありません。
が、やっぱり男性は身長を気にするのだなぁと改めて実感しました。
ロイくん然り、170cm未満のハイスペ男子って結構ゴロゴロいるのかもしれないですね。


生牡蠣食べよう

事前にお店の相談をしていた際、テオ君から「ワインが好き」との情報を入手。
ふむふむ、ではオイスターバーなんていかがかな?

「牡蠣は大丈夫な人?」
「めっちゃ好きやで!」

品川には何軒かオイスターバーがあるのですが、私が長らく通っているお店を予約しておきました。

以前にもnoteでご紹介した「ジャックポット」
カジュアルで気軽に利用でき、牡蠣の種類も豊富。
その品質の高さは私のお墨付きです。
お互いの懐事情が分からない初デートにもオススメします。

案内されたのが半個室のような席だったので、ゆっくり話しながら食事を楽しめました。
以下、夏木撮りが続きます。


ビールと同じ画角に収めようとして失敗したお通し(牡蠣のマリネ)


微妙にピントが合ってない生牡蠣盛り合わせ


明るさが足りないチーズ盛り合わせ

この他に「焼き牡蠣盛り合わせ」「ビスマルク(ピッツァ)」なども注文したんですが、写真を取り忘れましたスイマセン。


誠実さに触れる

食事をしつつテオ君から多くの質問を受けました。
「好きな音楽は?」といったライトなものから始まり、次第に深い質問も。

「旦那さんは恋人として見れないの?」
「もし付き合ったとして、俺が結婚したくなったらどうする?」

私は会う前に自分の背景事情を彼に話しています。
その上で彼なりに、私との付き合い方を模索しているように思えました。
だから私も曖昧に誤魔化すようなことはせず、全ての質問に正直に答えたのです。

ふと、気になっていたことを私からも聞きました。

「なんか下ネタ苦手ぽかったけど、もしかして性的なことにあんまり興味なかったりする…?」
「いやそんなことは無いw でもあんまり俺がそういうのに乗って、カラダ目的の男だと思われたくなかったから

そうだったのか…!!

今までやり取りしてきた男性の中でも群を抜いた誠実さに感動しました。
いや誠実すぎて、こんな女で本当に良いのか…?と心配になるレベル。


庭園散歩

この後は仕事がある、と知らされていたので2時間弱で食事を切り上げました。
「ちょっとそこら辺散歩しよ」と言われ、インターシティの中庭へ。

ビル群が立ち並ぶ品川ですが、港南口のインターシティにはちょっとした庭園があります。
夜にはチュッチュしているカップルも。

ふたりで木々の間をのんびり歩いていると、ふいに「来週また会お」と言われました。

「それって、友達としてってこと?」
「いや、違う!…付き合ってほしい」

差し出されたテオ君の手はとても冷たくて、多分緊張していたのだと察せられ、逆に私はあたたかい気持ちになりました。

「こちらこそ、よろしくお願いします」
「え、ホンマに!?ヤバいめっちゃ嬉しい…!」

それから手を繋いで一緒に品川駅へ。

「凛さん、ホンマありがとう。仲良くしよな。いっぱい思い出作ろ!」
「うん、お仕事頑張ってね」

ハグしてキスして、ブンブン手を振ってバイバイ。
彼の姿が見えなくなってから、私は抱えきれないほどの多幸感でその場に蹲ってしまいました。


大切にしたい日々

かつてレミオロメンは言いました。
一億人の中から君を見つけたよ、と。

この言葉は大袈裟ではありません。
好きの矢印が双方向になることは、ほぼ奇跡なのです。

好きな人が自分を好いてくれている。
それがどんなに貴重でかけがいの無いものか、私は知っています。
そしていつか壊れる時が来ることも。

だからこそ、思い出を積み重ねていきたい。
ふたりでいる時間を大切にしたい。

きっとまた、不安な気持ちが募ったり傷ついたり泣いて喚いてジタバタすることもあるのでしょう。
それでも彼が続ける意思を示してくれる限り、私はこの恋に全力投球しようと思います。

というわけでこの「マッチングアプリで恋人を探す」シリーズは一旦終了です。
再開しないことを何よりも私が望んでるんですけどね。


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