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【旅レポ】鬼怒川温泉に行ってみた【前編】
みなさんお疲れ様です。
温泉で癒やされてきた夏木です。
今月は結婚記念日ということで、栃木県にある鬼怒川温泉に1泊2日で行ってきました。
その昔、関東では「鬼怒川観光ホテ~ル♪」というCMが流れるほど賑わっていた鬼怒川温泉。
しかし昨今では「#廃墟ホテル」などが別の意味で観光スポットになっていたりする、ちょっと寂れた温泉街です。
何故ここを選んだかというと、前から気になっていた素敵なホテルがありまして。
今回はホテルのレポがメインとなっております。
なお写真が多いのでスクロール長いですが、本文は2,100文字です。
曇天の中を出発
午前10時過ぎ、車で家から出発。
本当は10時前に出る予定だったのですが、駐車場に来てから忘れ物に気付きました。
「ヘアアイロン忘れた~」
「もう向こうで買えばいいじゃん」
「コンビニでは売ってないもん!」
みたいな面倒くさい女のせいで出発が遅れました。
ちなみに2日目の朝になってアイブローを忘れたことが発覚し、眉毛を描かずに過ごすはめに。
元々薄くないので他人は違和感無いかもですけど、眉毛が裸ってなんか恥ずかしいんですよね。
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お天気は下り坂ですが、紫外線アレルギーの私にとってはむしろお出かけ日和だったりします。
あがたそば処
栃木県には様々な特産物がありますが、お蕎麦が美味しいことでも有名。
というわけで栃木市にあるこちらのお蕎麦屋さんで昼食を頂くことにしました。
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こちらのお店は「田舎蕎麦」「生粉打ち」「寒晒し蕎麦」など、種類が複数ありまして。
私が注文した天せいろは多分「田舎蕎麦」だったんですが。
蕎麦が結構固めです。
弾力があるとかいう話ではなく、単純に固めでした。
そして細切れの麺が多い。
蕎麦は十割に近付くほど切れやすいので仕方ないですが、ちょっと残念です。
蕎麦自体の旨味も然程感じられず。
でも天ぷらは美味しかったです。
全然フォローになってないけど、多分「田舎蕎麦」じゃない種類ならもっと美味しいのかもしれません。
自称・美食倶楽部の夫は「普通だな」と言ってました。
普通の美味しさのお蕎麦屋さんです。
ご馳走様でした。
蔵の街
栃木市には「蔵の街」と呼ばれる場所があり、夫が「山口智子の出身地なんだよ!」と推してくるので行ってみました。
え、そんなに山口智子好きだったっけ…。
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この通り沿いを歩いていると、郷土館のおねえさんに声を掛けられました。
「観光の方ですか?うち入館料¥300なんで、良かったら見て行って下さい!」
まんまと捕まり謎の郷土館へ。
横山郷土館
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麻問屋として財を成した横山家。
そこから銀行を興し、栃木市の名家となりました。
2015年放送のNHK朝ドラ「あさが来た」の舞台である加野銀行を彷彿とさせます。
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小野小町や蝉丸も居るよー
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お庭に咲いてました
麻は衣料品としても日用品としても優れた素材ですが、慎重な取り扱いを求められる植物です。
銀行という別事業に舵を切った当時の主は先見の明があったのでしょう。
思いがけず学びの多い郷土館へ立ち寄れて、勧誘のおねえさんに感謝です。
ちょうど良くチェックインの時間も迫ってきたので、今回のメインとなるホテルへ向かいました。
鬼怒川金谷ホテル
温泉ライター時代、金谷ホテルについては何度も調べて何度も書きました。
創業者のジョン・カナヤが創り上げた「和洋礼賛」の心。
おもてなしの真髄。
いつか泊まってみたいと思っていたので夫に提案したところ、了承頂けたので今回お泊りの運びとなりました。
ヒャッホー!
金谷ホテルは「日光」「中禅寺」「鬼怒川」の3軒を展開してますが、温泉があるのは鬼怒川だけです。
せっかくなので露天風呂が付いたお部屋を予約し、意気揚々と乗り込んだ、のですが…。
おもてなしに圧倒される
車でホテルの敷地内に入ると、正面玄関に2名のスタッフさんがいらっしゃいました。
私たちの車に気付いたスタッフのひとりが耳に手を当て、おそらくインカムで何やらやり取りしています。
玄関前に車を横付けすると、ホテルの中から大量のスタッフが出迎えてくるではありませんか。
簡略に申し上げます。
車のドアを開閉する係(2名)・傘を差す係(2名)・荷物を持つ係(2名)・駐車係・「お足元お気を付け下さい」と注意喚起するご案内係・着物の女将さん・支配人。
総勢10名による、とんでもないお出迎えを受けてしまったのです。
お忍びで来日したハリウッド女優みたいな気分になって、逆に緊張しました。
金谷ホテルすげーーー!!
チェックイン
ホテルのチェックインはフロントでするものと相場が決まっていますが、金谷ホテルはまずラウンジに案内してきます。
「お疲れ様でございます。お茶菓子でごゆっくりなさってください」
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私がもぐもぐしている間に夫がチェックインの書類を書いてくれました。
しばらく景色を眺めながら案内を待ちます。
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「お待たせ致しました。お部屋にご案内致します」
スタッフさんの一言でようやくお部屋へ。
長くなって来たんでここらで一旦やめさしてもらいます。
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