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【旅レポ】伊豆下田旅行記・2日目
誕生日旅行の続きです。
2日目は下田観光が中心。
1日目はこちらからどうぞ。
写真が多いのでスクロール長いですが、本文は2,300文字です。
朝食も大ボリューム
仲居さん曰く、夕食がボリューミーな理由は「うちは近隣に店が無いので、夕食が少ないと夜中にお腹が空いたお客様がもしも車を運転して事故に遭われたら大変なので」という善積さんのお気遣いなのです。
ホスピタリティ…!
が、朝食もえらいボリュームです。
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だけじゃ終わらない
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お櫃には新潟県産コシヒカリも控えてます
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「温泉旅館の朝食は腹がはち切れるまで食う」が信条の私はご飯を3回おかわりしました。
夫は2杯でギブアップ。
片付けに来た仲居さんに「めっちゃ美味しくてお櫃空にしちゃいました!」と言ったら「えぇ!?嬉しいです…!」と驚かれてしまいました。
だって本当に美味しかったんだもん。
チェックアウト時。
「こちら、ささやかですが誕生日のお祝いです」とオリジナル日本酒を頂いちゃいました!
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サイズ感分かりにくいかもですが、ワインのフルボトルとほぼ同じサイズです。
太っ腹すぎる!
さて善積さんのお宿代。
前回泊まった時はGW中で1泊10万円でした。
今回は9月の平日だからか、なんと73,000円也。
いや、安すぎます…!
こんなハイクオリティのおもてなしとお食事と温泉を堪能できるのだから、もっと取っていいですよ!
これからもリピーターとして応援していきます!!
いざ下田へ
伊豆高原から下田までは車で約1時間。
のんびりドライブスタートです。
途中、ナビに「ライオン岩」と表示されたので撮影してみたのですが。
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スフィンクス的な感じですかね…。
了仙寺
![](https://assets.st-note.com/img/1727106641-iAP6OjFlXY7ycft2xezCwbS0.jpg?width=1200)
嘉永6年(1853年)浦賀にマシュー・カルブレイス・ペリーがやってきました。
いわゆる黒船来航。
その翌年、アメリカ全権を担ったペリーと日本の交渉人・林復斎の日米交渉の場となったのが、この了仙寺なのです。
敷地内に資料館もありますが、まずは本堂にお参り。
すると夫が「おみくじあるからやろう!」と言い出します。
えー、以前から言ってますが。
私はおみくじで大吉を引く確率が異様に高い人間です。
夫に言われて私も引きましたが。
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はい大吉。
うん知ってた。
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あとめっちゃ信心求めてくるね!!
ちなみに夫は末吉でした。
ドンマイ。
黒船ミュージアム
日本で初めて開港された土地としての下田プライドから作られた資料館です。
館内は撮影禁止なので、撮影できるエリアで撮った夫のよく分からない写真を置いておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1727106995-joFE21qLBb5SAgfWrXhHvmJO.jpg?width=1200)
鎖国中の貿易と言えば「出島」ですが、下田としては「公的に開かれた初めての港」ってことらしいです。
ペリーと林さんのレスバが面白かったので超訳抜粋しておきます。
ペリー「日本人て外国人に冷たくね?外国の船が遭難したら助けろよ」
林「これまでも遭難した外国人はめっちゃ手厚く保護してるし、燃料や食糧も提供してきたよ」
ペリー「…。なら貿易を広く認めてくれ。日本の利益にもなるはずだし!」
林「日本は国内の生産物だけで自給自足してますから~w 別に外国の品物が無くても困らないし」
ペリー「…(プルプル)」
林「来航の一番の目的は人命を重視してのもの、だったよね?なら目的はすでに達成したはずでしょ。貿易のことは利益の話で、人命の話ではないよね(ドヤァ)」
まぁこういう感じで江戸から遠い(陸路では攻められない)下田だけを開港することで手を打ったってことです。
それにしても林さんは超有能な交渉人だったんですねぇ。
ペリーロード
交渉期間中、ペリーは自分の船に滞在していました。
そこから了仙寺まで歩いて通ってきていた(学校か)ことが名前の由来です。
古くてレトロな建物が多く、川には鴨がいっぱいいました。
みんな寝てたけど…。
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平井製菓
さて下田に来たら絶対に買わなければならないお土産があります。
それがこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1727108734-TnDj8pw923a5JzBN7XtxFPgy.png?width=1200)
平井製菓さんが製造販売しているハリスさんの牛乳あんパンです。
「ハリスって誰やねん」とお思いのことでしょう。
安政5年(1858年)初代米国総領事タウンゼントハリスが、大好きな牛乳を日本で初めて下田の地で飲んだと言われ、下田・玉泉寺に『牛乳の碑』が建てられています。
そんな由来から名づけられた「ハリスさんの牛乳あんパン」は、自家製こしあんとソフトバターの相性、さらに牛乳を練り込んだパン生地のしっとり感もサイコーです。
「いやハリスほぼほぼ関係無いやん!」というツッコミは受け付けません。
何故ならめちゃくちゃ美味しいから。
以前お土産でもらって以来、私はハリスさんの牛乳あんパンが大好きでして。
自宅用に4個、実家へのお土産として6個入りを買いました。
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甘いこしあんとソフトバターのマリアージュがサイコーです。
通常のあんパンよりも小さめサイズなので、おやつにも最適な品となっております。
オンライン販売もしてますのでゼヒ。
夫に感謝
下田から東京までは約200km。
夫の運転を代われないので、道中はSAで休憩しながらのんびり帰りました。
途中でグーグー寝ちゃってごめんね!
美味しい物をたくさん食べて温泉にも浸かれた上に歴史探訪も出来て、大変楽しき旅となりました。
おみくじの言葉を胸に刻みつつ、これまで以上に夫に感謝しながら日々の生活を送ろうと思います。
まぁ次はひとり旅の計画を着々と練っているのですがね。
以上、伊豆下田旅行記でした。