【旅レポ】京都ふたり旅珍道中記【2日目】
京都旅の2日目です。
1日目はこちらから。
マサキ、負傷
早朝。
目覚めるとマサキが左手首を押さえて顔を顰めていました。
「どうしたの?」
「なんか、手首がスゲー痛い」
「えっ」
「元々ちょっと痛めてたんだけど、昨日凛ちゃんを愛し過ぎてトドメ刺されたみたい…」
後日、東京に戻ってから病院に行ったところ「腱鞘炎」と診断されたそうです。
前戯のし過ぎで腱鞘炎。
私はお前をそんなヤワな男に育てたつもりは無いんだが。
急遽ドラッグストアで湿布とネットを買って応急処置しました。
ファイブラン
みなさんご存知でしょうか。
実は京都はパン消費量日本一の都道府県なのです。
つまり京都には美味しいベーカリーが沢山あるということ。
事前に調べておいた烏丸御池の人気ベーカリーは9時オープンなので、5分前に到着するようホテルを出ました。
すでに並んでいる人がいたので早く来て良かったです。
店内は焼きたてパンの匂いが漂いまくってます!
普段はパン2つでお腹いっぱいの私ですが、せっかくなので4個取り、マサキは5個取ってイートインへ。
貝殻の形をした「パティシエール」というクリームパンが人気商品。
開店直後だったので熱々を頂けたのですが、これは物凄いクリームパンです。
例えるとするならば「温かいシュークリーム」。
シューとパンの中間のような生地に歯を入れると、包まれたカスタードクリームが溢れんばかりに口中へなだれ込みます。
熱々なので、クリームがとろけるとろける。
「おひとりさま5個まで」と販売数を限定しているのも頷ける逸品です。
ただ、カフェスペースがベーカリーと繋がっているからか、めちゃくちゃ暑い…。
パンを食べながら汗をかく羽目になるので、夏はテイクアウトが正解だと思います。
ご馳走さまでした。
渡月橋
一度ホテルに戻ってチェックアウトをし、荷物を預けてからバスで嵐山へ。
ところで嵐山の読み方ですが、京都では「らんざん」と「あらしやま」の両方が使われています。
なのでどっちでも通じるんで大丈夫です。
人力車
事前にマティさんの京都旅記事で「竹林の小径は人力車で行ける」という情報を入手してまして。
私は林檎3個分の体力しかない女なので、渡月橋付近の人力車「えびす屋」へ向かいました。
どうせなら若くてイケメンのマッチョにお願いしたい…!
けれど予約していなかったのでご指名はできず、車夫ガチャによって選ばれし方がこちら。
太ももが良い…!!
過去にサイドカーで日本一周をした、という関口さんに引いて頂きました。
北海道の小樽でもえびす屋さんの人力車に乗ったことがあるのですが、本当にホスピタリティが凄いです。
「映えスポット」を熟知してらっしゃって、写真の撮り方もプロ並み。
竹林の小径には人力車専用の街道があるので、これ絶対乗ったほうが良いです!
お値段はコースによって変わりますが、今回は到着地を指定した上での45分ルートで15,000円。
関口さんありがとうございました!
お仕事頑張ってください!!
宝厳院
期間限定公開の獅子吼の庭へ。
どこからともなく聞こえる「カポーン」という鹿威しの音が大変風流なお庭です。
京都は期間限定公開の場所が結構あるので、旅行の日程が決まったら「京都カレンダー」をチェックしておくのをオススメします。
茶寮 八翠
マリオット系列の「翠嵐ホテル京都」内にあるお店でアフタヌーンティーを予約しておきました。
漢方専門店「薬日本堂」が選定する食材を使用したセイボリー+京都老舗菓子司「亀屋良長」の和菓子を頂けます。
ドリンクはフリーフロー。
最初にシャンパン1杯と、最後にお抹茶が付いてます。
こちらのお店は和にハンドルを振り切ったアフタヌーンティーで、セイボリー多めのスタイルでした。
「お昼ご飯を抜いておいて良かった」と心底思った程の大ボリューム。
漢方を元に考えられた、体に優しいアフタヌーンティーはお味も大変美味でした。
ご馳走さまです。
天龍寺
写真からも分かる通り、何だか怪しげな雲がモクモク…。
と思ったら雷鳴が轟いてザーザー振りの雨が振ってきました。
楼門の下で雨宿りをしながら雨雲レーダーとにらめっこ。
20分程で小振りになる予想だったので、少々待つことにしました。
山の天気って本当に変わりやすいですね。
雨脚が弱まってきたのを見て、雲龍図のある法堂へ。
撮影禁止のため写真は撮れませんでしたが、八方睨みの龍は実際に現地で見て頂くのが一番良いです。
迫力に圧倒されます。
おみやげ
一度ホテルへ戻って荷物を受け取ってから京都駅へ。
夫に「京都のお土産何が良い?」と訊くと「京都限定ブラックサンダー」という意外過ぎる回答が…。
夫の好きなロイズのポテチ京都バージョンと、京野菜を使ったカワイイお漬物セットも購入。
駅ビル内のビアレストランでちょっとだけ飲んで、新幹線に乗車。
帰りはほぼほぼ寝てました。
マサキ、お疲れ様。
手首お大事にね!
何度でも来たい場所、京都
古都と呼ばれる京都ですが、古いものと新しいものを上手に融合させていることも魅力のひとつだと思います。
伝統を失わずに、けれど新しくて便利なものも上手に取り入れる。
だからこそ世界中から観光客が集まってくるのでしょう。
時期によっては大変な混雑となりますが、今回行った6月はそんなに大きなイベントも無いので穴場の季節です。
みなさんもオリジナルのプランを立ててゼヒ京都へ遊びに行ってみてください。
以上、6月京都旅レポでした。