見出し画像

【食レポ】日本橋のチェコ料理店に行ってみた

みなさんお疲れ様です。
彷徨うジャックナイフ、夏木です。

最近家庭内ストレスがヤバすぎて、マジで「家に帰りたくない…。家に帰りたくないでござる!!」となる事も。
女子高生時代以来ですよ。

こういう時は美味しい酒と料理を楽しむしかないってことで、日本橋にあるチェコビール&チェコ料理専門店に行ってきました。


ブルヴァール・トーキョー

三越前駅から徒歩5分圏内にあるビアレストランです。
ここでは「ピルスナーウルケル」という伝統的なチェコビールを頂けます。

チェコはビール大国で、1人当たりのビール年間消費量が世界1位
こちらのお店は「ハラディンカ」という現地の注ぎ方で本格的なチェコビールを楽しめます。

日本人として初めて「タップスター」の称号を得たオーナー


ビールを楽しむ

お通し&一気に半分飲んじゃったピルスナーウルケル

世界一の消費量を誇るだけあって、チェコビールは癖が無くゴクゴク進むビール
そりゃ沢山飲んじゃうよね、と納得のお味です。

お通しはアリゴ(チーズ入りポテトサラダ)。
ちゃんと温かくてチーズがビヨーンと伸びて美味しい!

サトウ注ぎ

ピルスナーウルケルは元々チェコのビール会社ですが、現在は日本のアサヒビールが所有しています。
というわけでスーパードライも提供。

3種類の注ぎ方が選べて、それぞれ口当たりが異なります
私はシャープ注ぎとサトウ注ぎで飲み比べてみました。

シャープ注ぎは真夏にグイッといきたいような、まさにスーパードライの真骨頂のキリリとした喉越し。
対するサトウ注ぎは泡がふんわりしていてゆっくり味わいながら飲む事が出来ました。

注ぎ方ひとつでこんなに違うのか…と驚かされます。


チェコ前菜盛り合わせ

キノコのマリネ・ソーセージの酢漬け・チーズのオイル漬け・具だくさん茹でパン・豚すね肉のテリーヌ・じゃがいもパンケーキ。

こういう前菜盛り合わせって、何品かは必ず「あ、これは好みじゃないな」っていうのが入ってるもんなんですが。

聞いて下さい。
全部本当に美味しかったです。

実は15年ほど前にチェコへ行った事があるんですけど、現地でこんなに美味しい料理を食べた記憶がありません。
もしかしたら日本人好みにアレンジしてくれているのかも。

最初の一品として絶対に頼んだほうが良いプレートです。


馬肉のタタラーク

チェコ風タルタルステーキです。
揚げパンに生ニンニクを直接ガリガリと擦り込み、お肉を載せて頂きます。

もう信じられないぐらいビールに合う!
脇役のホースラディッシュ(西洋ワサビ)がまた良い仕事するんですわ。
看板商品の名に恥じない逸品。


彩り野菜スティック

ワインに移行しました

ソースはチーズとアンチョビの2種類。
野菜嫌いを豪語している私ですが、最近食べられる野菜が増えてきました。
歳のせい?

野菜がとても新鮮で瑞々しく、ソースとの相性も抜群です。
油分強めの料理の箸休めとしてもオススメ。


フィッシュ&チップス

チェコではフライドチキン&チップスが定番だそうですが、魚が食べたかったのでフィッシュに。
まぁ普通の所謂フィッシュ&チップスだと高を括って食べたところ。

い、今まで食べたフィッシュ&チップスの中で一番美味いんだが!?

衣はサクフワで軽く、魚はホクホクでザラつきも無くめちゃくちゃ上品な味わい。
よくあるイングリッシュパブで出てくる代物とはレベルが違いすぎます。
本気で作るフィッシュ&チップスってこんなに美味しいんですね。

あぁ、メシマズ国イギリスの良心がチェコに打ち砕かれてゆく…。
圧倒的じゃないかチェコ軍は。


フォンダンショコラ

ここまで旨味の波状攻撃を仕掛けてくるチェコ軍ですから最後まで手抜きなんかしません。
熱々とろーりチョコが溢れて来るフォンダンショコラに、甘さ控え目の冷たいアイスのハーモニー。

はい、チェコの勝利です


総評

全ての料理が美味しく、さらにスタッフの方のホスピタリティも抜群でした。
正直言ってマイナス点がありません。

料理5品・ビール3杯ずつ・白ワインボトル1本でひとり9,000円也。
ワイン入れたらまぁそんぐらいは行きますが、ビールオンリーならもっとお手頃です。

店内はカジュアルな雰囲気のため、デートよりは女子会や飲み会向き。
ビール好きだけでなく、チェコ料理に興味のある方にも是非オススメしたい良店です。

ご馳走様でした。


いいなと思ったら応援しよう!