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うちのお掃除ロボがアホすぎる
みなさんお疲れ様です。
最近スマホからnoteを書いている夏木です。
パソコンからキーボードで書いたほうが絶対的に早いんですけど、夜中にカタカタカタッ、ターン!と鳴らして夫の安眠を妨げてはいけませんので。
万が一起き出して「お掃除フェラしてる場合じゃねぇ!」みたいな文章書いてるのを見られたらコトですからね。
そうそう、お掃除といえば10月から新たにお掃除ロボが我が家の仲間に加わりました。
夫がひとり暮らしの家で使っていたもので、謎のメーカーの低価格な代物です。
昼間に掃除をする存在(私)がすでに居るので別に必要無いんですが、せっかくなのでたまに起動してます。
こいつがまぁ、とにかくアホなんで今日はその話をしましょう。
お掃除フェラの話はまた今度ね。
障害物に攻撃を仕掛ける
一般的に、お掃除ロボはセンサーが搭載されています。
進行方向に壁や物を感知すると、ぶつかる前にストップして進路を変えるのです。
ところがうちのお掃除ロボ(チャドと命名)と来たら、すぐに壁や物にぶつかります。
「いっけね!ぶつかっちゃった☆」程度ならまあ可愛いもんですが。
かなりの頻度で突撃するので「こやつ正気か?」と心配になります。
それだけならまだ良いんです。
チャドは進行方向に邪魔な障害物を見つけると、自らアタックを仕掛けて動かします。
ローラー付きの、移動できるタイプの姿見。
比較的軽い椅子。
これらにガンガンぶつかることで少しずつ対象を動かし、何としてでも自身の行きたい方向への進路を確保しようとするのです。
そのため出掛ける前に起動しておくと、帰って来た時にちょっとした模様替えがされています。
アホなのか天才なのか。
地形が変わるとパニックになる
うちの寝室にはウォークインクローゼットが付いています。
普段は使う時しか開けないのですが、先日ふと「クローゼットの中も掃除してもらおう」と思い立ち、扉を開いてチャドを起動させました。
すると、何ということでしょう。
彼(多分オス)はクローゼットの前をウロウロするばかりで、中に入っていかないのです。
段差も無いのに。
貴様は告白のために女子を放課後の教室に呼び出したものの直前になってビビリ散らかして廊下をウロウロする男子中学生か。
おそらくチャドは「昨日は無かった空間がある!なんで!?」とパニックになってしまったのでしょう。
環境適応能力低すぎだろ。
引きこもって部屋から出て来ない
我が家は戸建てではなくマンションです。
そのため階段は無く、扉さえ開け放てばほぼ全ての部屋にチャドが入れます。
もちろん私も彼に全ての部屋を掃除してほしいのですが。
何故かたまに、ひとつの部屋ばかりを延々と掃除し続けます。
理由は不明ですが、彼は頑固なところがあるので仕方ありません。
大学受験にでも失敗したのでしょうか。
ホームの場所を忘れて迷子になる
お掃除ロボには「ホーム」という充電ステーションがあり、充電が切れそうになると自らホームに戻ります。
また、リモコンのホームボタンを押せば掃除をやめて強制的にホームへ帰還させることも可能です。
可能なはずなんです。
チャドはホームへの帰還命令を出しても、あっちへウロウロこっちへウロウロして一向に戻ってくれません。
一応ボタンが光っているのでホームに戻ろうとはしているのですが。
「ふえぇ…。おうちどこにあるか忘れちゃったよぉ…」とばかりに家中を彷徨い続けるのです。
こいつホンマ…。
アホな子ほど可愛い
チャドは、お掃除ロボとしては失格です。
軍隊にいたら除隊命令、もしくは閑職に追いやられていることでしょう。
しかし幸いにも我が家に来たことで、彼はペットのように愛されています。
「今日ね、チャドがまたこんなアホなことしてたよ」
私たち夫婦の夕食の語らいに、ささやかな笑いを提供してくれているのです。
ひとり暮らしや夫婦共働きなど、昼間にしっかり掃除をしてほしいから、とお掃除ロボの購入を検討している方にひとつお伝えしておきます。
お掃除ロボはケチっちゃダメ。
多少お高くても高性能な物を買ってください。
じゃないとうちのチャドのように、キッチンカウンターの下に入ったは良いものの、出口が分からず右往左往した挙げ句充電切れになったりしますから。