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【食レポ&書店レポ】六本木のスペイン料理店と「文喫・六本木」に行ってみた

写真が多いのでスクロール長いですが本文は2,400文字です。

みなさんお疲れ様です。
「酒は飲んでも飲まれるな」の教訓を全く活かせない夏木です。
休肝日なんて知らねーよ!

さて先日、noterの浮世さんと六本木にお出掛けしてきました。

noteではキリリとした文章を書く浮世さんですが、実際にお会いすると本当に可愛らしい女性なのです。
「凛さんがこの前言っていた文喫・六本木に行きたいです!」と言われ。

もうそんなん行くしかないやん!!

てなわけで六本木ヒルズのランチを予約し、食後に文喫・六本木へ向かうことになりました。


BIKiNi SIS

ヒルズ内のレストランをいくつか提案したところ「パエリア食べたいです~!」と言われて決めたお店。

その昔、石田純一が「パスタが嫌いな女子はいない」という名言を残してましたが、パエリアが嫌いな女子もいません
むしろ初デートはカジュアルなスパニッシュをオススメしたいと個人的には思ってます。


カーディガンを肩に羽織る姿からイイ女感が漏れ出る浮世さん


左から
スパニッシュオムレツ・鶏レバーのパテ・オリーブと大根のピンチョス・クリームチーズとマッシュルームのクレープ包み・鱈のフリット

どれも美味しかったですが、中でも鱈のフリットが絶品!
おそらくベシャメルソースと一緒に揚げてあって、クリームコロッケのようなとろけ具合でした。
めちゃくちゃ美味しい。


鯛のソテー


豚のグリル

メイン料理は各々選べる形だったので私は魚料理、浮世さんは肉料理をオーダー。
鯛は身の旨みがしっかりしていてソースの強さに負けない味わいで大変美味でした。


浮世さんに撮ってもらった

パエリアは浮世さんの希望で米ではなくフィデウアというパスタパエリアを選択しました。

フィデウアは米の代わりにパスタを入れたパエリアで、パリパリとした食感が楽しい料理です。
「フィデオ」という専用パスタもありますが、細めのロングパスタを折り入れる場合も。
上に乗ったアイオリソースを絡めると味の変化も楽しめます。


デザートはピーカンナッツチョコケーキとクリーム。
ナッツとチョコレートが濃厚!

ですが、ピーカンナッツは悪魔の食べ物です。
他のナッツ類に比べて脂質とカロリーがかなり高いので(アメリカ人が好きなのも納得)食べすぎ注意。
美味しいんですけどね。


総評

ランチコース+お酒2杯でひとり5,000円也。
ボリュームもしっかりあるコースだったので、これは安いと思います。

店内の内装も落ち着いていて、しっとりしたデート向きです。
ご馳走様でした。


文喫・六本木

お腹も満たされたところで本日のメインイベント。

入口に青山ブックセンターの名残りが

惜しまれつつ閉店した青山ブックセンター六本木店の跡地に2018年オープンしたお店です。
一言で説明すると有料図書館
もしくは本を買えるカフェ

1階は無料エリアで、雑誌の展示や物販をしています。

左:森見登美彦ネイル
右:江國香織ネイル

作品をイメージしたネイルポリッシュを売ってました。
江國香織好きの浮世さん大興奮。
と思っていたら。


京極夏彦ネイル

京極作品ネイルまである~!
なんか全体的に色がドギツイけどまぁそうなるよね!
そらそうよ!

さてカウンターで受付を済ませて有料エリアに入ります。
中央に本棚があり、ジャンルごとに様々な本が並べてありますが基本的に同じ本は2冊以上ありません

ですので「この本が読みたい」と決めて行っても見付からない可能性が高いです。
その場にある本から選ぶ、一期一会スタイルとなってます。

私と浮世さんは各々好きな本を探してきて一緒の席で読む形にしました。

「中野京子さんの本とか無いかなぁ」と思って美術コーナーをブラついていて見つけたのがこちら。

まぁ読むよね。
途中で「メイドの尻穴に挿入しようとして使用人に咎められる主人」みたいなとんでもないタイトルの絵が出てきて、笑いを堪えきれずに浮世さんと共有しました。

「何故この場面を書こうと思ったんでしょうか…w」
「作者の性癖ダダ漏れすぎるよねw」

ちなみに浮世さんは文章術に関する真面目な本を読んでいたことを申し添えておきます。
文喫でエロ絵画の本読んでるような不真面目な人間は私だけですよ。

続いて手にしたのはこちら。

タイトルが秀逸。
台湾に行くとなると台北に行きがちな旅行者に、台北以外の台湾の魅力を教えてくれる1冊です。
筆者の台湾愛がめちゃくちゃ伝わってきます。

私と浮世さんはそれぞれ別の本を向かい合って読んでたんですが、良い意味で全く気を遣うことなく過ごせたのが良かったです。
なんかこう、沈黙を共有しつつ変な空気にもならない的な。

今までこういう場所はひとりで利用することが多かったのですが、お互いに違う本を読みながら女子と時間を過ごすのも良いなぁなんて思いました。
あ、男が相手だと「この後どうする?ホテル行く?」とか考えちゃうんでね。


文喫・六本木の楽しみ方

料金は平日1,650円、土日祝2,530円。
まぁまぁ高いです。

が、時間制限無しでコーヒーとお茶が飲み放題なので、長時間滞在すればするほどお得
カフェではカレー・ドリア・ナポリタンなどの食事に加えてプリンやケーキ、アルコールも提供しています(カフェ注文は別料金)。

一日中どっぷり本を読みながら過ごしたい人にとっては、決して高くない料金でしょう。

また、一般的な図書館との違いとして「本が買える」のも特徴です。
読み始めて気に入ったらそのまま買えますし、逆に次に来た時にはその本はもう無いかもしれない。
まさに一期一会の本屋

通常のテーブル席の他、ソファー席や寝転びスペース(人をダメにするクッション)、集中用のデスク席なんかもあります。
カフェのザワつきが気になったり、席の長時間占有に遠慮してしまう人(有料なので文句言われません)には打って付けの場所です。

みなさんもちょっとニッチな本に出会いに行ってみてはいかがでしょうか?

浮世さん、お付き合い頂きありがとうございました!


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