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【サッカー】クロアチア料理を作ってみた【W杯】
FIFAワールドカップのグループE最終節。
サッカー強豪国スペインと対戦する日本を応援するため、私はスペイン料理を作りました。
すると、なんということでしょう。
FIFAランク(11/17時点)7位のスペインに、24位の日本が勝ったのです。
大金星です。
上述の記事でも書きましたが、私は日本と対戦する相手国の料理を毎回作っています。
というわけで今回も必勝祈願としてクロアチア料理を作りました。
マイナーな国の料理ほど、やりがいがあるってもんです。
クロアチア料理は変幻自在
おそらく多くの日本人にとってクロアチアという国のイメージは「内戦が多い」「ミルコ・クロコップ」「魔女の宅急便」などだと思われます。
併合と独立を繰り返した結果、クロアチアは不思議な形の国になりました。
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近隣諸国からの影響を強く受けているため、クロアチア料理は非常に多岐に渡っています。
内陸部はハンガリー的な肉料理が多かったり、港町ではイタリア的な魚介料理が多いなど。
勉強していく中で、私は肉と魚介の良いとこ取りなメニューを考えました。
それでは本日の「クロアチアを食ってやるコース」をご紹介します。
タコのサラダ
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アドリア海沿岸の名物料理。
私は生オニオンが苦手なので、代用としてニンニクのみじん切りを入れました。
オリーブオイルにハーブソルト・岩塩・バジル・ニンニクを混ぜ、タコの薄切り・ミニトマト・きゅうりを入れて冷蔵庫で味を馴染ませます。
おつまみにも最適!
チェヴァプチッチ(クロアチア風ソーセージ)
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ソーセージと名乗ってはいますが、腸詰めでもなければボイルもしないので、つなぎを入れないハンバーグといった様相です。
フライパンで転がしながら焼くそうですが、中への火入りが心配だったので私はオーブンで焼きました。
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調味料はパプリカパウダーと塩コショウだけ、というシンプルすぎる味付けなので、ケチャップなどをかけることを推奨します。
私は冷蔵庫に「ハリッサ」というチリペーストがあったので付けて食べてみました。
ピリ辛で美味しいです。
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肉肉しい味わいで、色んなソースと合いそうなお料理でした。
トリュフパスタ
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クロアチアの西部、イストラ半島にあるモトヴンという町はトリュフの一大生産地です。
これはもうトリュフ料理を作らねばならぬ…!
という使命感に駆られた私はトリュフをネット注文しました。
まさかトリュフを自宅用に買う日が来るとは…。
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さすがにクロアチア産は手に入らなかったのでイタリア産を。
ひと粒20gで2,500円。
自分で買っといて何ですが本当にバカみたいな食材ですね。
バターとオリーブオイルをフライパンで温め、粗みじん切りにしたトリュフを弱火で炒めます。
もうこの時点で香りがすっごい…。
トリュフの香りを邪魔しないよう、味付けは岩塩とブラックペッパー、パルミジャーノ・レッジャーノのみ。
塩は多めのほうが良いです。
一口食べるたびにトリュフの香りがブワーッと広がります!
とんでもなく贅沢な食い物を作ってしまった…!
クロアチアありがとう!!
クロアチアは心も強い国
今回クロアチア料理を勉強し、実際に作ってみて思ったことなのですが。
自らの力で国を勝ち取った土地の料理には、魂が受け継がれているのだなと。
理屈だけでは済まされない様々な苦境を経て、今スポーツが自由に出来ることの喜び。
そしてそれを自己の欲望だけに行使するのではなく、きちんと出身地に還元しようとする行為の気高さ。
もちろん日本には勝ってほしいですし、初のベスト8を期待しています。
ただ、もし負けたとしても。
日本と同様に、国の誇りのために戦うクロアチアの勝利を心から祝福したいと思います。
新しい景色をどうか私達に見せてくれ!
頑張れ日本!!