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【食レポ】神楽坂の中華バーへ行ってみた
以前日比谷の「そばがみ」でご一緒した、noterの中島浮世さん。
↑この時はまだ「雨粒さん」というお名前でしたが、その後改名されました。
そんな雨粒さん改め浮世さん、実は今年の春から転勤で東京にお住まいです。
こちらの生活にも落ち着かれたとのことで、一緒に神楽坂にある中華バーに行ってきました。
ジュウバー
神楽坂は江戸時代から花街として栄えた場所です。
歴史ある日本料理店やオーセンティックバー、和モダンなレストランが数多くある大人の街。
今回は浮世さんのリクエストで一風変わったお店へ行きました。
中華なのにバー。
いや、バーなのに中華。
とにかく気になる…!
さて当日、お店へ向かうため電車に乗ろうと駅へ行くと。
人身事故による遅延発生中。
ダイヤが乱れに乱れて目的の電車が全然来ません。
なんてこったい!
このままではいつ辿り着けるか分からない…。
乗換案内で迂回ルートを検索し、急がば回れ作戦を開始しました。
途中、浮世さんに「スイマセン10分遅刻します…!」と連絡しつつ、ようやく飯田橋駅に到着。
どうでもいいけど東西線からB3出口遠すぎ…。
歩いても歩いても出口が見えないよおおおお!!(東京メトロあるある)
小走りで汗だくになりながらようやくお店に到着しました。
店員さんちょっと引いてた気がするけど私の勘違いだと思いたい…。
無事合流した浮世さんと笑顔で挨拶。
1年ぶりにお会いしたら軽やかな髪型になっていて素敵!
ではここからようやく食レポです。
肉団子
まずは生ビールで乾杯し、一品目は看板メニューの肉団子から。
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魚香という四川省で使われる酸・辛・甘の調味法で仕上げた料理。
複雑な味わいの中に山椒がピリリと効いてアクセントになっています。
パクチーとポテトサラダ
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私はパクチーが苦手なのですが、浮世さんが「大好きです!」と言うのでパクチーは全てお任せしました。
トンカツのキャベツと同じ方式。
下のポテトサラダがとっても甘くて美味しい!
浮世さんと一緒に「さつまいも?インカの目覚め?」と検証しましたが分からずじまい。
たっぷり胡麻のゆでワンタン
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めっちゃ胡麻!
普段食べるワンタンよりも肉の量が多く、どちらかというと焼売に近い感じ。
見た目のソースの色合いから「濃い目の味付けかな」と思っていたのですが、意外にも薄味でした。
油淋豚
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油淋鶏の豚バージョン。
おそらく豚もも肉を使っていて、とてもあっさりしています。
ただ、もう少し柔らかさが欲しいのでヒレ肉を使ったほうが良いかも…と思ったり。
お酒色々
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台湾ビール・スパークリング(イタリア)グラス・山椒ジンソーダ。
特に山椒ジンソーダがめちゃくちゃ美味しくてハマりました。
総評
全体的にガチ中華の味付けです。
日本人好みにアレンジしたものではなく、中国で一般的に好まれているスパイスを多く使用しています。
そのため食べたことのない味わいが多かったです。
好きな人はハマる味。
料理4品とお酒を4~5杯ずつ頂いて、ひとり6,000円也。
安い…!
ちょっと変わった料理が食べたい人にオススメです。
ご馳走様でした。
坂下良酒倉庫
2軒目はガラリと雰囲気を変えて日本酒バーへ。
こちらは日本酒を60ml・90ml・180mlと、好きな量で少しずつ飲めるのが嬉しいお店です。
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1本目は水芭蕉。
軽やかで飲みやすいスパークリング日本酒で、夏にピッタリのお酒です。
写真手前の2品はお通し。
右は冷製とうもろこしスープ、左はメロンのおつまみ。
お通しが2種類出てくる店は間違いなく良店です。
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帆立の燻製。
他にも自家製スモークの種類がたくさんあって、とにかくアテには困りません。
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日光の名水を使った鳳凰美田。
やっぱり大吟醸が好き。
多分何時間でも居られる、と思うぐらい日本酒好きにはたまらんお店です。
ご馳走様でした。
京極夏彦について語る
浮世さんと色々なお話をしました。
noteのことはもちろん、お互いのプライベートな話や食についてのあれこれなど。
中でも私が語り合いたかったのが京極夏彦についてです。
「浮世さんは京極作品の中で何が一番好き?」
「絡新婦の理です!」
「わ、私もー!!」
私の周囲(リアルで)には、あまり京極堂好きがいないので、作品の話や「指抜き手袋をしても許されるのは京極夏彦とDAIGOだけだよね」みたいな話が出来てめちゃくちゃテンション上がりました。
もっと話したかった…!!
「そろそろ時間だね」てことで一緒に飯田橋駅まで行き、浮世さんをお見送りしてミッション完了。
最後にハグしちゃったもんね、ぐふふ。
浮世さん、お付き合い頂きありがとうございました。
もうめっちゃ楽しかった…!
次回は六本木かな?
また美味しいお酒とご飯食べに行きましょー!
酔っ払いの忘れ物
無事にお見送りを済ませ、フワフワした気持ちで東西線の改札に着いた時でした。
カバンの中を探ってハッとします。
スマホが無い。
いやいや、落ち着け。
こういう時は大体カバンの底に埋もれてるだけだから。
ちゃんと探せばあるのよ。
これだから酔っ払いは。
自分に言い聞かせつつ、カバンを探りました。
ポーチとお財布と煙草ケースとハンカチはあります。
ただしスマホは無い。
NOーーーーー!!
2軒目の店に忘れたに違いありません。
泣く泣く来た道を戻り、なっがいなっがい地下通路を抜けて戻ります。
お店に入った瞬間、店員さんに「スマホですよね?」と言われてすぐさま渡されました。
覚えられやすい容姿で良かった…。
そしてまた、なっがいなっがい地下通路を戻るわけですが、もう気力・体力の限界。
これからまだ乗り換えをしなければ自宅に辿り着けない現状に絶望しました。
なんとか東西線に乗り、こういう時の頼みの綱・マサキにLINEします。
「ちょっと帰る道詰んだわ」
「え、どこにいるの?」
「日本橋で降りる」
「俺いま車乗ってるから10分で行くよ!」
さすが執事。
というわけで無事に車で送ってもらって帰り着きましたとさ。