【高校野球】注目校・応援したい学校を紹介してみる【前編】
みなさんお疲れ様です。
連日高校野球の地方大会予選にかぶりつきの夏木です。
最近は「バーチャル高校野球」でネットやアプリから全国の地方大会をライブで見ることが出来るので、世界陸上と高校野球の二刀流をしています。
織田裕二には負けないぞ!
さて夏の甲子園出場校もチラホラと決まってきている今日この頃。
今回は個人的に好きな学校をご紹介します。
なお、トーナメント結果は7/24時点の情報ですのでご了承ください。
帯広農業高等学校(北海道)
北海道は「北北海道」と「南北海道」の2地区に分かれており、さらにそこから「旭川地区」「北見地区」など、地域で細分化して予選を行う形となっている。
北海道はめちゃくちゃ広いので、移動距離を少しでも短くするための工夫なのだ。
北北海道・十勝地区に所属する帯広農業は、荒川弘の漫画「銀の匙」のモデルとなった学校としても有名。
農業高校でありながら野球部にも力を入れており、2021年には甲子園出場も果たしている。
生徒の多くが実家の農業を継ぐことになっているため、「野球は高校まで」と決めている姿勢にグッとくるのだ。
今年は残念ながら地区予選で敗退してしまったが、これからも応援し続けたい学校。
仙台育英学園高等学校(宮城県)
イーグルスの本拠地、楽天生命パークのすぐそばに校舎がある、野球が好きすぎな学校。
プロ野球選手も多く輩出しており、上林誠知がホークス入りした時は小躍りした私。
東北の強豪校として名を馳せているが、2017年に飲酒・喫煙・体罰、さらには部員の不適切動画流出などの問題が噴出した。
これを受けて当時の監督やコーチが引責辞任する事態に。
新監督に加えて今年から新部長も迎え、現在は汚名返上のためにチーム一丸となって取り組んでいる。
豊富な投手陣によるマシンガン継投にも期待。
高崎健康福祉大学高崎高等学校(群馬県)
正式名称だと何が何やら分からないが、通称「健大高崎」。
盗塁を持ち味とした「機動破壊」で一躍有名となったが、現在は打撃を重視している模様。
応援する理由はただひとつ。
「Be together」が聞きたいから。
みなさんにもBe togetherの衝撃をゼヒ味わって頂きたい。
浦和学院高等学校(埼玉県)
名物監督シリーズ。
長年チームを率いてきた森士監督は、その佇まいとツッコミどころ満載の采配から「モリシ」として慕われている。
モリシめっちゃ好き。
浦和学院野球部では「人間力」を鍛えることをモットーにしており、校内の畑で野球部員が野菜を育てているのだ。
そして収穫した食材を寮の食堂で料理に使用するなど、食育にも力を入れている。
そんなモリシも去年引退し、息子さんの森大氏が新監督に就任した。
心理カウンセラーの資格を持つ彼の元、今年春のセンバツではベスト4に。
浦学悲願の夏の全国制覇、ゼヒ果たしてほしい。
二松学舎大学附属高等学校(東京都)
皇居のすぐそば、という物凄い立地に中・高・大を構える伝統校。
渋沢栄一・吉田茂が歴代の学長を務め、夏目漱石の母校としても有名。
校歌に「平和の御国」「靖国」「大皇居」というワードが入っているため、歌う度に一部の人々をザワつかせているが、決して政治的な意図はない。
単に皇居と靖国神社が地元にあるだけ。
場所が都心すぎるため、野球部は毎日5時起きで千葉の柏にあるグラウンドまでバスで行き、練習が終わったら電車を乗り継いで九段下の学校に通うのだ。
市原監督は元・中日の権藤監督ぐらい動かない。
いつも大体静かに座ってる。
あと女子のセーラー服がモスグリーンのスカーフで可愛い。
日本大学第三高等学校(東京都)
夏の甲子園優勝2回、センバツ優勝1回の古豪。
とにかく小倉監督が好きすぎる。
「練習は嘘をつかない」「ベルトの高さに来た球を振りなさい」など、THE・昭和な指導方針を貫いていらっしゃるのだ。
でも決して怖さが全面に出ているわけではなく、好々爺のような雰囲気にキュンとする。
小倉監督が死んだら絶対泣いちゃう。
伝統的に身体の大きな選手を育てており、打って打って打ちまくる戦法。
でも投手もしっかり育てている辺りが抜け目ない。
久しぶりに優勝見たい!
横浜高等学校(神奈川県)
横浜市民の誇り。
松坂大輔・涌井秀章・成瀬善久など、錚々たるメンバーをプロに輩出してきた。
かつてベイスターズが低迷していた時代、「ベイスより横浜高校の試合のほうが客を呼べる」と言われていたほどの人気ぶり。
あまりにも横浜高校が強すぎるので、勝利して校歌を歌う度に「母校より聞いた校歌」と揶揄される。
近年は東海大相模が厚い壁となっている他、名将・渡辺元智監督が勇退したことにより低迷気味。
が、横浜市民は東海大相模を「東京からの刺客」と見ている向きがあるので、横浜高校にとってハマスタは常にホームなのだ。
後編はこちら。