
シャチショーで考え直した「ザ・アメリカ人」という概念
【24歳の私】が、【12歳の私】の日記を書き起こし、ほぼリアルタイムで更新していくnoteです。24歳の私も、時々口をはさみます。
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このnoteの構成は はじめに までどうぞ。
昨日のシャチショーの話について【24歳の私】が思うこと
そう、12歳の時に行ったサンディエゴのシャチショーで、どっからどうみても日本人な母娘が、アメリカの軍人家族にうっかりなりすましてしまった事件についてです。(情報量w)
【24歳の私】は、あんなに恥ずかしがらなくてもよかったんだな~って、思います。「ザ・アメリカ人」っていうイメージが、大きく変わったからかな。
アメリカには様々な人種の人がいます。
様々な国からの人が、様々なコミュニティで、様々な時間を刻んでいます。服装もまちまちです。
アメリカ人=白人(および黒人やヒスパニック系)というのもすごく狭い定義で、実はアジア人もいっぱいいるんです。特にカリフォルニアだとすごく多い!
だから、こんなケースだってあり得ます。
「兄or 姉が軍人。彼or彼女は、アメリカで生まれたので国籍を持っているが、2歳ごろからは親の母国のあるアジアへ家族で帰った。妹である私はアジアでうまれた。しかし、兄or姉だけ高校からアメリカへ。国籍を保有しているのでそのまま軍隊へ入った。私たちはその彼or彼女に会いに、サンディエゴまで来て観光している」
これもあります。
「母も父も私も兄or姉もアメリカ人だが、訳あってアジアで十数年も暮らしていて最近帰ってきた。叔父も兄or姉も祖父もみんな軍人の家系」
こういったケースが頭に浮かばないのはやっぱり、2000年代のディズニーチャンネルとか、往年のハリウッド映画、教科書から得たイメージが、うまく刷り込まれてしまっているかな。

私が日本で見て育った「アメリカ」には、アジア系の人が全然いなくて。。。
ところが、カリフォルニアの中学に転入してみると、アジア系だらけで、拍子抜けしました。
特にアーバインは、アジア人が43%強(2021年 US Census Bureauのデータ)で、越してきたばっかりの人も多い!
それから、じわじわと感じとり始めたのですが、
「アジア以外に住んでいて、中身は(私から見て)外国人のアジア人がいる」
「彼らは自国の外で、自国内の人とはまた違う文化と歴史を形成している」
ということに大きな衝撃を受けたんですよね。
これは年月を経て「もっと知りたい!」という強い思いに変わり、大学で研究することになるのですが、、、それはまたの話。
いろいろ話しましたが、母と私のきょどりかたに、おのぼりさん感がにじみ出ていたので、恰好や人種以外の部分で、軍人に関係ないのはバレバレだったと思いますwww いや~何年たっても家族で笑える、いい思い出です。
◇ ◇ ◇
次の更新は、10月17日です。
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《About Me》
都内OL。24歳。
某北関東のド田舎出身。2011年、中学一年生の時に親の駐在に付帯して南カリフォルニア州アーバインへ引っ越す。
帰国後は帰国子女が多い高校へ9月生入試で進学。
大学は一般入試で関西の国立大学へ。京都に5年間住んで、うち一年はシアトルへ交換留学。
現在、外資系IT企業で社会人二年生。
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