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🇪🇬世界一周ひとり旅の記録day77-79inエジプト〜なんだかんだ言って楽しいエジプト〜

day77-day79
(2024/09/23-2024/09/25)

三大うざい国のエジプト

そう言われるだけあって

うざいよ

街を歩けば

ニーハオ、イェス!タクシー!、フェラーリ、エクスキューズミー、マイフレンド!、ハーイ!ハーイ!

つっこみどころ満載だけど

とにかくずーーーと声をかけられ続ける

暑い中のこれはさすがに堪えるけど

インドほどしつこくなくて

キレると謝ったり、アイラブユーって言って去って行ったり

根は優しくちょっとビビりなのかも

子供の物乞いも多いのが辛いね

観光スポットでもお金をせがむ大人が多数

チップもくれくれうるさい

お金に対して執拗にしつこいけど

人としてはみんなフレンドリーで親切

それから今まで訪れた国の中でも特にムスリム色が強いと感じるかも

女性の服装も

髪から全身を隠すだけでなく

全身黒で目だけを出すスタイルの二カーブが多い

物価も安いのが長期バックパッカーにはありがたいのだけど

路上やローカルのマーケットや値札の付いていないところでの買い物は要注意

正規価格で売ってくれないからね

私は量り売りのお店では先にお金を見せて

この分くれ!というようにしている

パンこれで10egp

レストランでも観光客価格とローカル価格が違う事が多い

それでも安いけどね

一部の客引きがうざいのとお金に注意が必要なだけで

遺跡はもちろんビーチや砂漠などの観光スポットが豊富で

私としてはご飯も大好きな感じだから

けっこう楽しんでる

そんな今日は

ルクソール9:40pm発
カイロ行きのバスに乗りカイロへ向かう

切符380egp

多分12時間の長旅

チケット売り場で

バスはここにくるんだよね?

って聞くと

うん、時間の10-20分後に来るよ!

って

遅れる気まんまん

初エジプト長時間バス

わくわくドキドキで乗り込んだ

相変わらずビービービービークラクションがすごいけど

ほぼ砂漠なので静かなところではほぼ爆睡で過ごせた

モニターではずっと映画が流されてた

なんだかんだで1時間早くカイロに着いた

吹っ飛ばしたんだね

カイロは大都会だ

大きな建物が沢山で道路は広く車通りも人通りも多い

朝だからかなスーツを着たビジネスマンも多い

久しぶりにこういうピシッとしたビジネスマンを見た気がする

ごみはそっこら中に大量に散乱しているけど

道路とかは比較的新しく綺麗に舗装されている

走る車はとんでもなくオンボロが多いけどね

そうそう、車の顔だけやケツだけをズラーと並べて売るディーラーもあるんだよ

それらすら既にオンボロなんだけど

カスタムして乗る感じかな?

みんな顔とかボッコボコで走ってるからね

バスなんかは熱を逃すためか前も後ろもエンジン部分がぱかーん

そんな街を楽しみながら

とりあえずホテルに向かった

ギザのピラミッド真ん前のホテルへ

ミニバスなんかもトライして

ミニバスとは自由なところで乗って自由なところで降りる乗合バン的なやつ

運転手も乗客も私がどこに行きたいのか必死になってサポートしてくれた

運賃は8kmほど走って6egp

1回トライしてもミニバスはハードルが高いなあと感じた

ホテルに近づくにつれピラミッドがちらり

存在感すげーーー

そしてホテルへ

ルーフトップからの眺めも最高だ

ピラミッドの前にエジプト考古学博物館へ行きたかったので翌日はカイロへ

ミニバスはちょっと難しいからM7の路線バスでカイロへ

バスを待っているところにおっちゃんに話しかけられてまんまと娘の店やら友達の店やらに連れて行かれ物を買わされそうになる

でも意外と無理強いのしないおっちゃん

なんとか逃げられた

おっちゃんにM7のバスを捕まえてもらって無事乗車

運賃は25egp

やっぱりカイロは都会だなー

カイロ大学なんてすっごく立派

車窓からの景色は楽しい

旅先でのバスや電車からの景色っていいもんだよね

エジプト考古学博物館の目の前でバスを降りた

棺や像や埋蔵品やアクセサリーや当時の生活道具やミイラまで様々な展示が

ここの目玉はツタンカーメン

ツタンカーメンのマスクや棺やアクセサリーなど撮影不可だったのだけど

息を呑む美しさだった

マクスのアクセサリー部分のカラリングや彫刻

棺のカラリングや彫刻

短刀だって

素晴らしすぎた

金ピカギラギラに

とっても緻密で繊細な彫刻が

特に棺の足裏のイシスだかアマトだかの彫刻は美しすぎて目が離せなかった

ツタンカーメンは墓が発見されたことで
何この美しすぎる品々は!

ということで有名になった王

だから彼自体がどうこうで有名なのではなく

考古学者の発掘により有名になった

そりゃこんな美しい物を捧げられる王

只者でないよ

椅子すらかっこよすぎるって

初ミイラもお目見えした

すごい、ちゃんと人間のまま残ってるんだね

そりゃ手をかけて作られるわけだ

と、まあ色々じーーーくり見て

美的センスがありすぎる古代エジプトにロマンを感じまくりながら4時間ほど滞在した

その後ダウンタウンの街をふらふらしながら

ボムなんていうパフェ的なのを食べたり
チキンを買ったり

ローカルなカフェでもレストランでもみんなとってもフレンドリーで親切で

値段を聞かずとも一切ぼったくりとかなかった

エジプシャンいい人だーってるんるんで

今度はハンハーリー市場へ向かう

なんだここ

カオスすぎるだろ

ハンハーリーへ行くまでのローカルなバザール

インテリや衣料や日用品や様々なお店がひしめきあい

商人と人でごった返している

大通りに面すれば大量の車と人と大量のものを乗せた台車

エジプシャンって力持ちでバランス感覚すらばらしいね

肩にでっかいロールカーペット5個とか乗せてバランス取りながら運んでたり

女性もアフリカなどでよく見る、頭にでっかい荷物のせて支えもせずバランスとって歩いてる

かっこいいな

それはそうと、先に進まなきゃ轢かれる

写真に収めたい光景だらけだったけど、到底かなわない

あ、積み過ぎなやつだけあるわ

ちょっと路地に行けば迷路のように続くバザール

すごい!アラジンの世界!

まじでアラジン!

これまでのどんなバザールとも比べ物にならないほどの規模と活気だ

活気としては築地やアメ横のアラジン番ってやつ?笑

楽しすぎるだろ!!

カイロに滞在しているのならゆっくり見て周りたかったのだけど、

ギザに帰らなきゃ

夜道の野犬がどんな感じが分からないし

早めに帰ろう

物売りの雄叫びやマイクパフォーマンスに
鳴り止まないクラクション

常にお祭り騒ぎな街を抜け

バス停を目指す

道は舗装されていても車線や信号はほぼなく、あっても無意味

歩行者もビュンビュン通る車の中を突っ込んで行く

車はうまいこと歩行者を避けながらビュンビュン進んで行く

こういうカオスな道にはだいぶ経験を積んで慣れてきた

私だって平気で車の中を突っ込んでいける

そこに1人の男が現れた

道を渡るのを助けてくれた

あーーー、具体的に書くのすら腹が立って嫌になる

ざっと記録しておくと、この後こいつのアートギャラリーに連れて行かれ無理やり絵を買わされた

200egp無理やり取られた

たかが200egpだけど、この国ではご飯を7回くらい食べれる

あんなクソ野郎にお金を渡すくらいなら

親切にしてくれた方々に渡す方がよっぽどましだ

ご飯を食べられずにいる子に渡した方がよっぽどましだ

何より何が悔しいって

めちゃくちゃ典型的な手口にまんまとひっかかり

お金を出してしまった自分が許せない

クソ野郎に成功体験を与えてしまった事で今後他の旅行者が同じ被害に遭う可能性を高めてしまった事が悔しくてたまらない

ルクソールで会った人達と、すぐ人を信じるから気をつけろよ!!誰も信じるなよー!!って話をしたばかりなのに

なんで簡単に人を信じてしまうのだろう

なんで何度も同じ手口にハマってるのに学ばないんだろう

この日は特に沢山の素敵なエジプシャンと出会い完全に調子に乗っていた

ほんとアホすぎる

今回お金を渡してしまったのは、とにかくその場を逃げたかったのだけど、方法を見つけられず、外は真っ暗になっており逃げ道もわからず、怖くなってしまったから

あー常に強気でいなきゃなのに

この事をインスタのストーリーに載せたら世界中の友達から慰めとお叱りとアドバイスをもらった

とにかく誰かれ構わず信じるな!
Don’t trust everybody

それから

済んだことは水に流せ
Let bygones be bygones

いい経験だったと思って前向きに進まなきゃ

この数日後に道で会って色々助けてくれたエジプシャンの青年からのお別れの言葉も

去りながら大声で

Don’t trust anybodyyyyy!!!!!!!!!

だった

それでも勘違いしないでね、悪い奴は一部で大半がいい人なんだから

おわり





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