
北イタリアは、皆んな,お金持ち! 有名建築物の宝庫 / 懐かしの私のイタリア 一緒に旅しましょう
Venezia 出身の、現代建築家のCarlo Scarpa の事は、前回お話しましたが、
彼の作品には、
−−Veronaの銀行の建物の中の,
特別会議室
ーーその銀行正面全体
−−Vicenzaの、役所の、関連オフィス
ーー Treviso のアルテイヴォレに有るブリオンヴェガ、前回紹介した墓地にある建物
ーー Monseliceに有るのは、お金持ちの個人のお家ー私は、たまたま中を拝見させて頂きました。
ーーVenezia ここの大学出身ですので、勿論作品があります。
Firenze大学に入学し、ルネッサンス期の美術史の研究をした私には、
素材の違うセメント素材を活かした
現代的な建物は、調和と言うよりも“ハッと驚く!” とても目立つ印象の作品です。
このブリオンヴェガの作品の近くには、
日本人の建築家、安藤忠雄氏の大きな作品もあります。
Trevisoのお金持ち、世界的にも有名なベネトンの創設者が、プロジェクトを立ち上げ、安藤忠雄氏に造らせた建築物です。
ベントンは、この地域に、プロバスケットボールチーム、プロラグビーチームを所有し、街全体がスポーツ施設で出来ており、地方の貢献に資金を費やしています。
創業者ルチアーノ-ベネトンとは、直接お話をした事も有りますが、
とても破天荒な所も有り、‘自分の会社で作った洋服だけを着なくても良い!’と言う、ポリシーも持っている方ですが、事業を始めた時分は、お店で一晩中編み物の機械の前で、仕事をしていたと言う、苦労人でも有ります。
私がお会いした時の夕食には、ご自宅から専用自家用機で、約束のVenezia のホテルのレストランへいらっしゃると言うほどの、お金持ちでした。
北イタリアのお金持ち達は、社会貢献に人生を賭けています。
イタリア在住
Igarashi Jane
二、三十年前に、イタリア旅行をした方、コメントを下さい。
懐かしの私のイタリア、もう一度一緒に旅しませんか。