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「うまくいかない出来事」から学ぶこと

「過去と向き合う」って簡単ではないことで、何年も前のことなのに、いまだに引きずっていることもあり、それが今の現実でなんらかの影響を及ぼしてうまくいかない原因になってしまうこともあったりして、向き合いきれてない過去というものはなかなか厄介なもの、、。

「今」起こっている問題に対して、今の状況だけを見て考えればそんなに深く考えなくても良いことだったり、決して悪い状況ではなかったりするのに、今起こっている問題をつい過去の記憶をひっぱりだしてきてひっつけて考えてしまったりするから、またこうなってしまったらどうしよう、という不安がでてきて今の問題をもっとややこしくしてしまったりもする。

現に、私の周りにそんなことをずっと言ってた人がいて、

いつも「前の人はこうだったから、あなたもきっとおんなじだ。だからきっとうまくいかない。」

こんな言葉を言われていました。

私とその前の人という方は違う人物で、決して同じ行動をとると決まっているわけではないのに、過去の経験がそういう考え方をさせてしまう。

そしてそれを思い込んでいるからこそ、その通りの未来がきてしまう。

「未来は思ったようになる」本当だな、と感じました。

それとは逆に、

私自身はその当時、「未来に不安を感じている」という気持ちが強く、これから先どうなるかわからないことに対しての不安というところから、「今」という時間を大切に大事にすることができていなくて、「未来に対する不安への不満」というものが心の中に多くありました。

先なんてどうなるか分からないのに、「今」という時間の積み重ねが大切なはずなのに、私は未来がどうなるかということにとらわれ過ぎていました。

互いに、「今」を見れていなかった。

そんな関係はうまくいくはずもなく、終わりを迎えてしまうわけですが、でも私はこの人との出来事からすごく大切なことを学びました。

「不安は過去と未来からきている」ということ。

未来の事を考えると不安だなという気持ちが出てきたり、過去の事を思い出し後悔したりまたこうなったらいやだなという気持ちになったりしますが、今だけをみてみると、特に不安な気持ちはなくて、心も穏やか。

「今」という一分一秒の積み重ねの大切さというものを学ばせていただきました。

今、私は以前みたいに未来に対する不安という気持ちはなく、今という時間をゆっくりゆっくり大切に積み重ねていくという楽しさと、未来がどうなっていくのか希望でワクワクするという楽しさで、心の中はいっぱいです。

「うまくいかない出来事」や「不快な感情」からはとても多くの学びがあります。

うまくいかない出来事は、これから先私が出会う人や今後起こる出来事に対して必要なことで、それにきちんと向き合うことができれば、未来に生かすことができる。

私の場合のうまくいかないことから学んだことは、「執着」「自分を愛するということ」そして「過去と未来から不安という感情はうまれる」ということ。

「執着」する必要なんてないのに、この執着という気持ちが心の中にあるときというのは、なかなか生きるのがしんどい。でもその執着を手放してしまえば、なんでこんなことに執着していたんだろう、と思えるくらい意外とあっけらかんとできるもの。手放せずに苦しんでる執着しているもの、人、がいるのなら、一度手放してみてはどうでしょうか。

本当に縁のあるものや、縁のある人だったら必ずまた戻ってきます。

そうじゃないなら、悩むくらいなら、いま手放してしまったほうが、きっと楽になれるはずです。

大切な人や、ちゃんと縁のある方とは、どんなことがあってもつながり続けます。

自分の心が素直で居られる、穏やかで居られる人たちに囲まれて、そのとき近くに居てくれる人、また、これから出会う人たち、そして何より自分自身を、大切にできますように。




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