12月25日:子供のクリスマスと親のエゴと偉大なる呪術廻戦!
おはようございます。
昨日は家族三人、ささやかなクリスマスパーティを行いました。
ファミマのチキン、ドミノピザ、シャトレーゼのケーキ
チェーン店の食材を並べただけですが、特別感ハンパないですね。
楽しい時間を過ごしました。
16歳の息子がまだまだ喜び、はしゃいでくれます。
並べ終わった料理を見て、「待って待って!」とスマホを取りに行き写真を撮りだしました。
友達もいないのに、撮ってどうするのかな
・・・と思っていたら、私のスマホが鳴り、彼からLINEで今の画像が送られていました。
保育園の時から変わらない はしゃぎっぷりでファミチキを食べていました。
親としては嬉しくて、同時に彼のあどけなさに不安を覚えざるを得ないです。
彼の「あどけなさ」については幼少期よりいくつもの専門機関に相談してきました。保育園・小学校、そして中学2年になるまで毎年先生に呼び出され、専門学級への転向を促されました。
専門学級には本人の強い拒絶もあり 普通学級のまま中学校まで終え、今は公立の高校に通っています。
本人の強い拒絶
そう言い換えて普通学級にいさせた。
でもあれは、特別学級に入れたくないという「親のエゴ」だったのではないかといつまでも考えます。
同年代との成長差は年々開いていくばかり。彼自身も負い目を感じているのか、人見知りの性格のせいなのか、まったく友人はできませんでした。
小学校でも中学校でも特別学級に入れていたら、ひとりでも状況の近い友人ができていたんじゃないだろうか
嬉しそうに撮ったファミチキの画像を送り合える同世代が作れていたんじゃないのか
その可能性を潰したのは、世間体を気にした親だったんじゃないのか
いつまでも考えてしまうのかも知れませんね。
何が幸せなのか、それは本人にしかわからないことです。
今現在は彼にとって幸せな日々なのかも。
でもどう頑張っても親の方が先に死ぬ確率は高いわけで、そのとき彼がひとりぼっちにならないよう、人生に困らないように強く育って欲しい。
そのためにひとりでも多くの人間と接し、一歩でも多く外に出て、社会との格差を縮めて欲しい。
でもそう願うのも、親のエゴなのかも知れませんね。
エゴでいいじゃないか
親がそう願わなくて、誰が願うというんだ
クリスマスプレゼントのリクエストを決め切らず、じゃあ欲しいものができたらまた言いな、と伝えてありました。
が、何か上げようと思い昨日仕事終わりに出かけてきました。
冬休み一人で一日中部屋にいるのだから、やはりゲームがいいのだろうか
何が今は売れてるんだろう。どれが面白いんだろう。
・・・と思ったけれど、ユニクロで厚手のパーカーを買ってきました。
これで少しでも外出のきっかけになって欲しいです。
25日は僕も息子も大好きな「呪術廻戦」29巻30巻の発売日。
この時だけは息子が一人で電車に乗り、40分かけて隣町の本屋に行き単行本を買ってきてくれます。
すごいでしょ呪術廻戦!
残念ながら今日発売の29巻30巻をもって物語は終わってしまいます。
彼の外出の理由がまたなくなってしまう(一冊ずつ出してほしかった!)。
今日はこれを着て呪術廻戦を買いに行ってくれるのかな。
朝4時、彼の枕元にユニクロの紙袋を置きながらそんな想像をしました。
時刻は朝5時22分。
さあ今日も支度をして会社に行ってこよう。
さあ僕も頑張らなければね。
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同年代への、そして自分自身へのエールとして描いたお話。
『私立サンタ学園~48歳が17歳サンタに転生したら~』
無料Kindle本です。良かったら読んでみてください