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肩関節評価は運動学に縛られると失敗する【肩関節疾患の理学療法介入 Vol.1】

こんにちは、運動器認定理学療法士のTakuです!

今回のテーマは、肩関節評価は運動学に縛られると失敗するとしました。肩関節疾患の理学療法介入シリーズの第一弾です。

肩関節に対する介入は、多くの人が苦手としているところでしょう。「何を見るべきなのかわからない」「評価の仕方がわからない」などが理由として上がるのではないでしょうか。

その悩みを解決するために、絶対に押さえないければならない前提知識をお伝えします。あまり聞きなれない内容かもしれませんが、かなり重要なことになるので、肩関節に強くなりたい方はぜひ見ていってください。

🔸一般的な肩関節評価を大きな落とし穴

皆さんは、肩関節疾患、主に肩関節周囲炎の患者さんを担当した時にどんな評価をしますか?多くの人が、「痛みはいつ・どこに出るのか、可動域はどのくらいか、筋力はどうか」などの情報を取るのではないでしょうか。

考えてみてください。これらの情報で患者さんの愁訴を解消するための策は・・・。

得られません。

理学療法士の仕事は、患者さんを訴える愁訴や苦しみを取り除くことです。にも関わらず、盲目的に自分や本来やるべき仕事ができない方法で患者さんと向き合っているんです。肩関節が苦手になるもの当然。

今回のテーマにある運動学に縛られるにも大きく関わるので、このポイントから整理しましょう。

みんながやっている評価は現状確認

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