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術後理学療法で結果を出すために知っておくべきこと【THA編】

本記事では、THA術後のリハビリテーション介入をより効果的に進める方法を解説します。

THAの術後の理学療法介入は、可動域を測って、筋力訓練して、歩行訓練してという単純作業になっていることが多いです。

知識や後輩や患者さんへの説明ばかりがうまくなって、やっていることは周りと変わらないというセラピスト、いませんか?

今回の記事では、そんな理学療法士にはなりたくないと思っているけど、実際に何をやっていけばいいのかわからないという方には有益な知見をお伝えできると思います。

時系列で術後早期からの介入の流れを意識して解説します。

それでは、本題にいきましょう。


🔶術後早期にはリンパケアが重要

術後早期はリンパケアがかなり重要です。最初はとにかくリンパケアから始めます。なぜ、リンパケアが重要なのかは以下の通り。

  • 浮腫・腫脹を残すと、軟部組織内にクロスリンクが出来る

  • 低酸素状態では、コラーゲンの再生にかなり不利

  • 患者さん自身の心理的安らぎがあり、閾値が上がる

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