母親の承認欲求と娘の〇〇が「毒母」を生む!母娘の悲しい結末
「毒親」の多くが「毒母」、さらにその関係が「母娘」なのはどうしてなのでしょうか。
考えられる要因として、
【 承認欲求と女性脳 】に焦点をあててみたいと思います。
人にはみな「承認欲求」があります。
マズローの欲求5段階説の4番目の欲求です。
(生理的欲求から順に、欲求は段階的にステップアップする)
生理的欲求(食欲・睡眠欲・排泄欲)
→安全欲求(心身ともに健康かつ経済的に安定した暮らしをしたい)
→社会的欲求(友人や家庭、会社から受け入れられたい・帰属欲求)
→承認欲求(他者から尊敬されたい・認められたい)
→自己実現欲求(自分の世界観に基づき、あるべき自分になりたいと願う)
社会的欲求が満たされると、次の欲求段階である「承認欲求」へ移行します。
例えば、仕事をもつなど、母親が子育て以外で社会との繋がりをもっていれば、そこで承認欲求が満たされ問題はありません。
しかし、他に繋がりがなく子育てだけの場合、
承認欲求のフィールドが子育てに集中し、その対象が子どもに向う、
という現象が起きます。
子どもを立派に優秀に育てれば、他者から承認されると思いこみにより、
子育ての目的はゆがみ、子どもは母親の承認欲求を満たすための道具になってしまいます。
これが「毒母」の始まりです。
子育ては本来、子どもの自立に向けてサポートすることであって、
母親が承認欲求を満たす場ではありません。
誰かに認められるために、子どもの気持ちより自分の気持ちを優先するほど愚かなことはないのです。
そして「毒母」の欲求に答えてしまうのは、
女性脳をもつ娘に多い傾向があると考えられます。
諸説ありますが、
女性と男性は違う脳の特徴をもつといわれており、
主に以下のような特徴があるとされています。
少し比較しただけでも、気持ちを敏感に察知し、共感傾向にある脳であることがわかります。
娘は求めれば応えてくれるという、歪んだ共依存の関係
になりやすいのです。
女性脳をもつ「毒母」もまた、その親の承認欲求に応えてきた娘なのかもしれません。
そもそも幼少時代に、しっかりと承認欲求が満たされていれば、大人になってからはそれほど強く欲求は起こりません。
母親の親世代も、女性が社会と繋がりづらい時代だったことが背景にあるのです。
良好な親子関係になれるよう、子どものサインを見逃さないようにしたいですね。
負の連鎖をくりかえさないように…
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