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夫の育休が8ヶ月経過した我が家の記録

前回記録してからまた4ヶ月が経ってしまった。もう年の瀬であることに驚いている。

夫は1年間の育休を取っているが、もうその3分の2が終わってしまったことになる。衝撃。

娘はというと、写真のようにつかまり立ちもお手の物。2人目ってもう何が何やら覚えていられないスピードで勝手に進んでいく。

産後8ヶ月となった我が家に起きたこと

前回書いた頃はまだ産後感もあったので、私的には授乳に追われる日々という感じであった。夫もそのスケジュールに合わせて動くというイメージ。

そこから今にかけての4ヶ月は、相変わらず自分自身の忙しさは激化していっているが、別行動が増えてきており、それにより違う問題が発生している。

まさに、夫の「育児疲れ」である。

息子は平日昼間保育園に行っているものの、3歳児ということもありまぁ手がかかる。そしてこれまでは息子の娘に対する嫉妬心に対応していくのがメインとも感じられていたが、娘にもスイッチが入ってきた。

当然ハイハイは上手になってきたし、そうなればどこにでも移動する。つかまり立ちからフラフラ倒れこむ。息子の遊んでいるおもちゃを食べまくる。

息子は息子でまだ力加減がわからないので、悪気なく危険な行為に及んでしまう。仕方ないが目が離せない。これが2歳差の大変さというやつか。

そんな状況下で私はどうしても人手不足で夜店番をしていたり、土日は店番でほぼいなかったりという夏を過ごし、徐々に育児の大変さが増す中で夫は疲弊していった。

体力的な消耗、精神的な疲れ、自分へのいら立ち、すべてが募り、限界値に到達するたびに私へ定期的なしわ寄せが来る。そんな感じ。

あぁおそらくこれは、私が息子を育てていたときの、定期的な怒りの爆発と同じなんだろうな。

そんな他人事のような想いを感じつつ、正直なところ「そうそう、そうなのよ、もっとそれを感じてみて!」と思う面もあり、意地悪だなと思われるかもしれないが、こればかりはきっと墓場まで言い続けるのだろうと思っている。産後の恨みは消えないんだぜ。その話はこちら↓

残された育休時間をどうするか

最近はひとまずのところ採用もかけ、ありがたいことに仲間が増えて、なんとか私の夜の時間を確保できてきたところ。

実際2月生まれというのは制度上かなり微妙なもので、4月まで延ばすのか?そういった話し合いもしている。
早生まれは結構イレギュラーがあるのだなぁと、8月生まれの息子のときと比較しながら気づきを得ている(この点については制度設計から疑っていく必要性も感じている)。

前回の頃は「仕事より育児のほうが大変!」が合言葉だったが、最近の夫の口癖は「育休ってなんなんだよ全然休みじゃないよ!」である。

いろいろなところで父親が扱いの中に入ってこなかったり、表現として休みという言葉や欠勤といったワードにされたりすることに、憤りを感じているようだ。

「なってみないと絶対に分からなかった」ともよく言っている。いいぞいいぞ。もっと分かってくれ。

だいぶ夫に甘えた生活をしているので、年明けくらいから本腰入れてまた変わっていかなくてはならないと私も考えているところだが、正直なところなんでそうしないといけないんだろうとか、このシーソーゲーム的仕組みはなんとかならないんだろうかとか、想像している。

それは社会の話でもあり、家庭内の話でもあり。

夫婦で互いに今、「取ってよかった」というのは合致している男性の育休。ちょっとしたブームにもなっているし、我が家の記録ももう少ししていきたいところだ。

あぁ、先に入ったお風呂から出てくる音がする。これを書いていたら間に合わなかったや、ごめんよ。私が同じことをされたら絶対怒るのにね。

こういうところは、家庭内の価値観の問題。家事分担とか、いろいろあるけれど、「よそはよそ、うちはうち」でいろいろと片付いてしまうなとも思う今日この頃。

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本多夏帆|Breath
読んでくださりありがとうございます。お役に立てましたら幸い、いつも前のめりで書いています。