マガジンのカバー画像

コワーキングスペース&多世代スペースの作り方

31
こどもと行けるコワーキングスペースをつくって早5年。全国からいろいろなスペースをつくりたいというご相談が集まるようになりました。少しでもお役に立てるよう記事に。ざっくばらんにお話…
運営しているクリエイター

2024年4月の記事一覧

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、リアルイベントだけでなくオンラインも活用すべし。コロナ禍で一気に需要が高まったのもあるけど、リアルで全てを考えてしまうと売上の限界値も早くに来てしまう可能性が高い。稼働率を上げつつも、箱から飛び出して稼げる方法も考えたほうがいい。

1

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、周辺の関連施設についてもよく知っておくとお客様にもご案内できてよき。ライバル視するのではなく、違いをよく見て、的確に情報を伝えられることがお客様にとっての満足度が高いし、よりマッチした方に自分のスペースを使ってもらえる。

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、役所・保健所・消防署への手続きを忘れずに。立ち上げる前から相談することで、必要な手続きを漏れなく行うことができます。わからないときは行政書士(私!笑)に相談を!

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、自分の経験を活かして創業支援に取り組もう。それはもうすべてが活かせる立ち上げ経験に。専門家と連携することで学びながら、支援の協業も。うまくいかないことも全部価値になります。

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、コストはとにかく人件費と家賃なのでその2つをどう工夫するかを考えるといい。営業時間や定休日をどうするか?雇用だけでなく内容によってはボランティアを募ることもあるかも。商店街の活性化で空きテナント活用なんかもすごくいい。

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、ユーザーのライフスタイルに寄り添ったプラン設計を。多世代向けにする場合、朝から14時くらいまでが幼保園路の保護者、15時以降に小学生たち、18時以降に中高生など、ユーザーがはっきりと入れ替わる(もちろん終日いるフルタイムの方もいる)

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、地域人材を採用しよう。スペースは地域の人が集まる。情報源として期待される。あそこに行けば地域のことを聞ける、わからないことを解決できるかも、そんなふうに思ってもらえることが大事。引っ越してきたばかりの人が情報を求め来てくれることも。

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、他社の連携サービス加入も視野に。Aに登録すればここもあそこも利用できるよというサービスのこと。大手企業はこの提携利用が多い。入退館などの運用もこれまたさまざまで、サービスがあまりに多すぎると受付スタッフが混乱するので注意が必要。

1

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、クラウドファンディングにも挑戦を。売上の前倒しになるだけでなく、地域での認知度向上に繋がります。ストーリーとして思いの丈を伝えるとともに、この場所でどんなことをやりたいか、地域の方の妄想にも繋げて一緒にワクワクしてもらおう!

1

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、箱をやりたいのかコンテンツ/活動をやりたいのかをまず整理しよう。箱を持つのはもちろんいいことだけど、一度持つと固定費がとにかく大変!やりたいことがまず活動なら、近くのスペースを間借りしてまずはトライ。

1

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、ワークショップの先生にたくさんお声がけして、イベントを増やそう。スペースの稼働率を上げるのは待つだけじゃ難しい。こちらから企画を考えてお願いすることでかたちになり、win-win-winが目指しやすくなる。

1

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、外に掲示スペースがあるといい。1階路面店ならではでもあるけど、地域の情報源として認識してもらえる。風景化してしまうのでしょっちゅう貼り替える必要あり。長期で貼るものは耐水紙で印刷しています。

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、各自治体の補助金をチェック。都のサテライトオフィス設置補助のように箱をつくるのに出るものもあれば、子育て支援や高齢者福祉などのコンテンツ事業・活動ごとに出るものもあります。国:都道府県・市区町村それぞれ確認を。

コワーキングスペース・多世代スペースを作るなら、どんな人たちに使ってもらいたいかで場所を決めよう。ビジネス×単発利用が多いのは駅近、リピーター重視なら住宅街でも。うちの1号店は駅から5分でバランスよくという感じ。2号店は駅ビルのため土日はイベント向き。