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2023年振り返り/2024年について

2023年も皆様には大変お世話になり、心よりお礼申し上げます。

ここ数年、毎年振り返りと新しい一年の目標をnoteにまとめているのですが、2023年は、「どんな立場やかたちでも、写真に携わり、写真をつくる。信頼・応援して頂ける大きく強い人になり、人のためになる活動をするを意識して頑張っていきたい」とまとめていました。(2022年の振り返り/2023ついてはこちら)

これから振り返っていきますが、これは自分なりに達成出来たのではないかなと思います。

2022年、渋谷ヒカリエにて開催した山中夏歩ポートレート写真展『テランセラ』をポートレートモデルとしての集大成として発表してから、
ポートレートモデルとして精力的に取り組んで行くことはもちろんですが、また違った立場でも、写真や、応援して下さる周りの人に貢献したいという想いで1年間活動してきました。

テランセラは、自分にとって最も大切な思い出の一つであり、私のポートレートモデルとしての全てを詰め込んだ写真展で、今でもあの時皆様に頂いた言葉を胸に、くじけそうなとき、頑張れないとき、見返して何度も力を頂いています。本当に本当にありがとうございます。
(公式にてリポストしてあるのでそれを何度も。2週間9:00-21:00毎日休みなく受付したのでリポストが精一杯でリプライ出来なかったことを後悔してます。。)

いつも何か行動するときや活動を思い返すと、テランセラが自分の思想や指針になっているなと感じます。

是非、皆様にも何度でも振り返りnoteや動画を見て頂き心の隅で覚えていてもらいたいです。

2023年どんな立場やかたちでも、写真に携わり、写真をつくる。信頼・応援して頂ける大きく強い人になり、人のためになる活動をする。
自分なりには達成できた1年だったと思いますが、みてくださっている皆様にとって2023年の山中夏歩はいかがでしたでしょうか。笑
振り返りは、長くなるため興味を持って頂けたものだけでもぜひみて頂けましたら幸いです。
(来年は月一振り返りnoteを書けるように頑張ったほうがいいかも)


1月鈴木達朗さんWS出演

: ポートレートモデルとして

大ファンである鈴木達朗さんのワークショップに今期も年末の12月まで継続的にモデル出演させて頂きました。

鈴木達朗さんのワークショップに出演させて頂けることへの感謝の気持ちや想いについては、あつくなりすぎて長いので以下にまとめさせて頂いております。

2月インド旅

:カメラマン.プライベートとして

2月はインドに一人旅に出かけました。基本的には2人のカメラマンさんと合流したりわかれたりしながら旅して、高橋伸哉さんのグループも同時期にインドに出かけていたのでタイミングが合えば合流したりもしました。

元々コロナ前には海外旅行に出かけていましたが、写真を中心とした旅に出かけること、スナップを撮ろうと思って本格的に撮ったのもはじめてでした。(普段は日常の中の自分的ときめきポイントを撮っています。)

ここでは、カメラマンとしての自分・プライベートで写真に携わり、新しい経験を沢山積むことが出来ました。
 インドでの旅は本当に刺激的で自分にとって特別な体験になり、リゾートや観光の楽しさとは別の楽しみ方、スナップ撮影のときの視点のもちかたを見つけられたように思えます。
慣れない英語での生活や、1000円以下の宿で雑魚寝したり、砂漠で寝てみたり、クラクションが永遠に響き渡るな中四六時中インド人乞食に話しかけられたり。
日々仕事や生活で自分に起こるトラブルや不幸を今までより小さく捉えられられるようになって、もっと色々な世界を見てみたいと、ここが旅への興味のきっかけになりました。

3月4月桜シーズン

: ポートレートモデル.カメラマンとして

毎年3.4月は特に人気の桜シーズンでポートレートモデルとしての依頼も集中します。今年も沢山の思いで深い桜撮影が出来ました。
47都道府県を一人のカメラマンさんと日帰りで撮影した写真集"幾星霜"の桜バージョンの制作もスタートしました。

制作について

今年は桜の時期に合わせて、カメラマンとしてブライダルのご依頼も何件か頂きました。

5月台湾フォトウォーク出演

: ポートレートモデルとして

shinya写真教室初の海外企画にモデル出演させて頂きました。
個人での海外撮影経験はありますが企画出演ははじめてのことで、スナップメインの企画でしたが、参加の皆様と海外での撮影交流が叶いとても楽しい思い出になりました。フォトウォーク日程外では個人撮影も行いました。

6月年間撮影スタート

: ポートレートモデルとして

4月に新規リクエスト撮影の受付を終了し、新規の方でも受付可能な年間撮影を受付開始、5月の個別顔合わせ・打ち合わせを経て、6月からスタートしました。

年間撮影の内容については以下記事でご報告しております。
1年間12回の撮影を通して、長年お世話になってきたカメラマンさんとは別に、新たに撮影パートナーとしての関係を築いていきたいと思い開始しました。

年間撮影のそれぞれのカメラマンさんとの撮影や軌跡については、また2024年6月に終了してから改めてまとめてご報告できたらと思います。
2023年で半分が終了し折り返しとなり、皆さん其々と本当に良い関係が築くことができほぼ自分の思い描いていた通りに進んでいます。想像以上に大変なこともありますが、厳しい条件の中申込みして下さった方の期待に応えられるよう引き続き精進して参ります!

7月8月ポトビバを中心とした各写真展運営

株式会社munimu代表として

・10日~16日
petit撮影会3周年記念写真展(運営・進行サポート/主催 twilights合同会社)
2022年事業譲渡しました撮影会の写真展サポート
・10日~16日
真っ白展 #FFFFFF(運営・進行サポート/主催・プロデュース 真っ白)
ご依頼を受けて写真展業務の進行をお手伝いさせて頂きました。
・24日~8月6日
portrait biwak #ポトビバ 主催・運営

(ポトビバについて 冊子the Nameインタビュー記事から引用)
ポトビバは、ポートレート写真展も多く開催される大型ギャラリー「渋谷ルデコ」のピンチから始まった企画です。
なんと、突然全フロア3週間がキャンセルになったんです。
たまたまルデコでの別の展示会運営でもでもお世話になっていたので、公式発表よりも早くそのピンチを耳にして、すぐに全額支払い借りることを決断しました。

急遽キャンセルになった企画がポートレートの写真展だったので、
ポートレート自体の印象が悪くならないよう改めて盛り上げたかった気持ちと、
ポートレート業界が昔からお世話になってきた渋谷ルデコのピンチを救えたらという気持ちと、
その展示会で出展する予定だったカメラマンさんの展示機会の救済になったら、
という想いからでした。

結果、約1500名2000点以上の作品が集まり、今までで最大規模のポートレート写真展になりました。
約3ヶ月しか時間がない中、突貫工事での開催でしたが、データ提出のみであとは運営にて制作ら設営搬出まで、そして1枠4000円という気軽さもあり、多くの人にご参加頂くことができました。
はじめて写真展に出展するハードルを超えるきっかけとなれたり、地方の方にも多くご参加頂いたりと、一つの大きなお祭りとなって、悪い流れを良い流れに変えることが出来たのではないかと思います。

沢山の出展者様、運営スタッフのメンバー、協力者の皆様のおかげで無事開催することが出来ました。本当にありがとうございました。
元々大きな規模の公募制写真展は主催したいと考えていたのですが、予期せぬかたちで歴代最大級のポートレート写真展を開催することが出来ました。
緊急突貫工事で支援のつもりでの開催だったので、本音をいえば相当大変で同じかたちでは難しいため、また別のかたちで自分の理想に近づけつつ、大規模公募展も開催も出来たら嬉しいです。

9月本のクラファン〆切

: ポートレートモデルとして

9月は自分の誕生月でもあり、4月の年間撮影と同時に発表した本の制作に関するクラファンの〆切月でもありました。
本来予定していなかった大きなイベントが重なり、十分に告知は出来ませんでしたが、皆様のおかげで無事目標金額を達成することが出来ました。
本当にご支援ありがとうございました。2024年9月のお届けを楽しみにお待ち頂けますと幸いです。

本の制作について

今回、本を作ろうと思ったのは、 今までのポートレートモデルとしての活動を、手元にかたちとして残せるものを作りたいと思ったからです。
昨年6月、ポートレートモデル活動の集大成として、それまでの活動の全てをかけた写真展、山中夏歩ポートレート写真展『テランセラ』を開催させて頂きましたが、写真展という性質上かたちとして残るわけではないので今回時間をかけ手元に残る本を制作してみたいと思いました。
詳細・続きはこちら

支援者の皆様には、公式LINEで進捗報告を行っていきますため、12/25メールを差し上げております。
来年9/12にお届け・一般発売開始予定です。
お渡し会兼展示もしたいと考えています。
LINEは制作の進捗以外にも、山中の情報発信に活用していきたいので、ぜひご登録よろしくお願い致します。https://lin.ee/qlLWO9P _

10月アイアントレインを目指しサハラ砂漠へ

: ポートレートモデル.カメラマンとして

(アフリカ旅について 冊子the Nameインタビュー記事から引用)
アフリカのモーリタニアを目指して、シンガポール、ギリシャ、チュニジア、モロッコ、カタール、フィリピンをまわって帰ってきました。
今までも海外での撮影や旅行はありましたが、今年2月のインド旅での経験やスナップをきっかけに、海外での旅に強く興味を持つようになりました。
今回モーリタニアに向かったのは、アイアントレインという世界一長く過酷な列車があると知って、どうしても乗ってみたいと思ったからです。
行きたいところは沢山ありますが、世界一と言われると、死ぬまでに一度は経験してみたいなと思ってチャレンジしました。
列車が15時間以上遅れて砂漠で干からびそうになったり、止まるはずの場所で止まらず、時速40キロの列車から飛び降りたり、砂漠を彷徨いヒッチハイクしたりと、本当に想像を絶する過酷で壮絶な旅になりましたが、とても楽しい経験になりました。
また、今回は長年お世話になっているカメラマンさん、年間撮影で新たに撮影しはじめたカメラマンさんと3人で旅に出かけて、大切なカメラマンさん同士の繋がりが出来たことも嬉しかったです。
自分を撮ってくれているカメラマンさん同士は本当にみんな仲も良くて、まさに戦友という感じです。

詳しくはYouTubeで語っていて、只今編集中です!
この度は、年間撮影のカメラマンさんの一人と、長年お世話になっているカメラマンさんのお二人と、色々な偶然が重なって叶った旅でした。
年間撮影のカメラマンさんにはポートレートも撮影して頂いたので、いつか発表の機会(カメラマンさんの展示かな)を楽しみに頂けたら嬉しいです。

カメラマンとしては、インド、台湾、モーリタニアと海外でのスナップ経験を経て、トラベル系のお仕事のお声掛けも頂けるようになり、モーリタニアでの過酷な経験はカメラマンとしてのホームページやお仕事を本格化する準備のきっかけにもなりました。

11月12月写真展運営ディレクション・カメラマン参加

: 株式会社munimu代表.カメラマンとして

・femto写真展開催
運営している、ポートレートサークルfemtoの写真展、
femto展(所属展)
染谷桃香展(専属モデル卒業展)
花盛まこと展(専属モデル卒業展)
守真美奈展(専属モデル卒業展)
同時開催致しました。

ポートレートサークルfemtoは、 10月22日にオープンしほぼ毎週土日+祝開催し、
会員様は1000名以上、専属モデルだけで約1000枠のご予約を頂くことが出来ました。
全くポートレートモデル経験のない専属モデルが、こうしてご予約頂くことが出来たのは、 まだまだ未熟なfemtoにも関わらず、所属・出演・告知して下さる、所属モデルの皆様
(所属モデルの皆様はfemtoからの企画提供のみでフリーランスのポートレートモデルとしてご活躍の皆様です。)
駆け出しの専属モデルを応援のお気持ちで撮影して下さったカメラマン様のおかげです。
専属モデルは、1年後の卒業を目指して、フリーランスのポートレートモデルとして独立できるよう、 femtoで学び経験を積んで、写真展で卒業し、所属モデルに移行致しました。
沢山の素晴らしいポートレートモデル様がいる中で、お時間と労力やお金を使って頂くというのは、とても難しいことです。
それでも、femto専属モデルを選んで頂きたい!と思うのは、写真は記録や記憶でもあると思っているので、 こうして全くの未経験から成長過程を収めることができる機会というのは、中々ないと思っているからです。
駆け出しの頃から、1年後の卒業まで、成長の様子を収めて頂き、 最後に写真集や写真展で一つのかたちとしてまとめることが出来、専属モデルにとっては勿論、カメラマン様にとっても素晴らしい思い出と宝物になったと思います。
独立したモデルたちと、今度はフリーでの撮影パートナーとして、 なるべく長く撮影を続けて頂けたら嬉しいなと思います。
(※2022年振り返りより。編集)

専属モデル2期生を募集しています。→こちら

・高橋伸哉さん個展『impermanence』運営ディレクション

設営
販売スタッフ
レセプションパーティー
販売作品発送

大切な個展の運営、ディレクションを任せて頂き本当に光栄でした。
ご来廊頂いた皆様、伸哉さん、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
写真やアートが中々売れない中で、126点もの作品をお迎え頂けたことは、 購入そしてお部屋に作品を飾ることのハードルを下げ、また新しい流れを作られたのではないかと思います。
現場の販売スタッフをさせて頂き、伸哉さんの個展を心待ちにされていた写真関係の皆様には勿論、 噂を聞きつけた写真をはじめてご覧になった方も一目惚れしたとご購入頂いたことも印象的でした。
私はまだまだ至らない点も多かった中一方で、伸哉さんのホスピタリティには感激しっぱなしで、沢山の経験と勉強をさせて頂きました。

・こなみんフェス
impermanenceのすぐ後には、カメラマンとして展示にも参加しました。

モデル展に関しては、テランセラでやらせて頂いたことが自分なりの全てで、かなり強い想いとこだわりと思想があったので、どんな展示でも自分の思想と合わないので絶対に参加するつもりはありませんでした。
しかし佐野小波さんにお誘い頂き、10周年の節目の企画とのことで、大切な機会のお誘い頂いたありがたさと、お祝いしたい気持ちが強く、参加させて頂きました。

ポートレートモデルとして、10年間人気でいつづけることの難しさ、厳しさを誰よりも分かっているつもりで、自分がモデルをはじめたときから人気モデルだった佐野小波さんの10周年を近くでお祝いしたかったので、それができてよかったです。
至らない点も多かったかと思いますが、佐野小波さん、出展者の皆様、作品を見て下さった皆様、運営スタッフの皆様、そして私の作品をご購入頂いた方々、本当にありがとうございました。

2023年総括・2024年について

7000字を超える長文になってしまいましたが、どんな立場やかたちでも、写真に携わり、写真をつくる。信頼・応援して頂ける大きく強い人になり、人のためになる活動をする。
体現できていましたでしょうか。

今年1年は想定外のイベントやイレギュラーなことが沢山あって、かなりバタバタしてしまい、中途半端になってしまったり、手が回らず至らない点も多かったと思います。
そんな中活動を追って応援して下さった皆様、長年撮って下さっているカメラマンさん、年間撮影のカメラマンさん、周りで支えてくれるスタッフチームには感謝してもしきれません。本当に今年も1年間ありがとうございました。

2024年は、そんな2023年の経験を活かして、
「どんな立場やかたちでも、写真に携わり、写真をつくる。信頼・応援して頂ける大きく強い人になり、人のためになる活動をする。」は継続しつつ、
「取捨選択を的確に。自分も選ばれる人であれるように」考えて行動していきたいです。

自分は義理人情ってとても大切に思っていて、ついつい安請負したり、ちゃんと選べないことが多く、それが結果的に本当に大切なことが疎かになったり、手が回らなくなってしまう原因と分かってはいて。
そういうことのしわ寄せは、近ければ近いほど周りの大切な人・事が吸水してくれているからどうにか回り成り立っています。
分かっていても出来ないことなので難しいかもしれませんが、人に嫌われる勇気をもって、きちんとシビアに選んで活動・行動していきたいです。
それと同時に自分は選んで頂けるように、信頼と努力を積み重ね行動活動していきます。

とんでもなく長くなってしましたが、
2023年、本当にありがとうございました。
2024年も全力で頑張っていきますので、山中夏歩を応援頂けましたら嬉しいです!

山中夏歩

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