鈴木牧場のA2ミルクはオーガニック・おいしい・お腹に優しい「3O」
こんにちは。
natsugoroです。
「毎日いただく食はどのような環境でどのようなものを食べて育っているのだろう?」
と気になったことがきっかけで、牧場巡りをしています。
今回は北海道の十勝広尾にある鈴木牧場さんで販売されているオーガニックA2ミルクについてです。
A2ミルクは何がいいの?
そもそもA2ミルクってなんでしょうか。
わたしも鈴木牧場さんと出会うまではA2ミルクという言葉そのものを知りませんでした。
以下調べたことをまとめてみました。
さらに、
A2ミルクはお腹がゴロゴロする要因を含んでいないので、牛乳が苦手な人にも飲みやすいんですね。
現在、日本の乳牛のほとんどが「A1A1」もしくは「A1A2」で、「A2A2」遺伝子を持つ乳牛は全体の3割ほどだとか。
A2ミルクってまだまだ貴重な存在・・!
オーガニック・有機グラスフェッド100%のA2ミルク
A2ミルクがお腹に優しいことはわかりました。
そしてまだまだ市場に出回る数は少なく、貴重であることもわかりました。
そんななか、私が出会った北海道の十勝広尾にある鈴木牧場さんは、
JASオーガニック(有機)認証取得
日本グラスフェッド規格取得
牧場全体をオーガニックに
放牧
グラスフェッド飼育
という徹底したこだわりがあります。
牛にも地球にも優しい鈴木牧場のA2ミルク。
お腹にやさしく、オーガニックで、おいしい、まさに3O(さんおー)な貴重なA2ミルクです。
グラスフェッドとは、牛さんが牧草だけを餌にしていること。
牛は本来、草食動物。
ほとんどは輸入穀物に頼ったりしていて、なかなか牧草100%で育てている牧場も少ないです。
3年もの月日をかけ、無農薬・無化学肥料の牧草を作り上げたそうで、牛たちも喜んで牧草を食べているそうです。
私も何度か足を運び、牛さんたちが牧草をむっしゃむっしゃ食べている姿を見て、美味しそうだなぁと思いながら眺めていました。
鈴木牧場さんのA2ミルクは、さらさらっとしていてとっても飲みやすいです。
これ、牛乳!?と思うほど、牛乳への価値観が変わりました。
天然のクリーム
牛乳は基本的には高温殺菌で味を均一化するために撹拌(ホモジナイズ)もされているのですが、鈴木牧場さんの牛乳は低温殺菌で撹拌もしていません(ノンホモジナイズ)。
高温殺菌をすると独特の香りがするのですが、低温殺菌は独特の風味もなく搾乳したてを味わっているような気持ちになれます。
さらに撹拌していないため、2,3日放置しておくと上層に天然のクリームができます。
画像でうっすら上層にクリームができているの、わかりますでしょうか?
これをすくって食べると、あっさりした味わいが口のなかでとろけて旨みがでてくる。
このクリームは人工的には作り出せない美味しさ。
「ノンホモ牛乳」と言われているものはほぼこのような天然のクリームを味わうことができます。
各牧場の天然のクリームを食べ比べしてみたい!と今は思っています。
牧草や塩へのこだわり
鈴木牧場を経営される鈴木敏文さんは、お話していると牛たちへの愛をとても感じます。
牛たちがどんな牧草を食べているか気になり、実際に牧草を食べ、苦い!と感じて美味しい牧草作りをしよう、と思ったそうです。
牧草は他の牧場よりも早めに刈るそうです。
その方が栄養価が高い牧草を集められるとか。
また、人間にもミネラルが必須なように、牛たちももちろんミネラルが必要です。
そのために牛たちは塩をあたえられるのですが、
鈴木さんは、牛たちが舐める塩まで海水から手作り!
さらに塩釜まで手作りしたそうです。
今年の春に、海水汲みにも同行させていただきました。
この透明感のある海水をご覧ください!
「舐めてみてもいいですよ」とおっしゃっていただき、海水を舐めてみると
「あれ、想像していたしょっぱさがない!」
と驚き、海水への概念も変わりました。
ミネラルが豊富なこの海水から作る塩は、牛さんたちも大喜びで飛びつくとか。
鈴木牧場さんの塩や牧草のことなどはたくさんお話しを聞かせていただいたので、改めて投稿したいと思います。
さて、最後に7月末に鈴木牧場さんから、
凍結の十勝オーガニックA2ミルクが発売されました。
搾乳してから瞬間冷凍することで、細胞を極力壊さず美味しさを失わせず、凍結することで日持ちを長くすることに成功。
凍結期間が長くなると味わいもかわるそうで、
「育てる牛乳」として新しい試みをされています。
ぜひ味わってみてほしいです!
鈴木牧場さんのA2ミルクは以下にて販売中です!
https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000094261