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悲しみの渦に飲み込まれないように

4月29日に溺愛していた愛猫すずを失い、気持ちの整理をするために書いた文章を、先日noteに投稿しました。

「きっと大丈夫」と書きながら、まだ毎日泣いてます。
残されたらんもまだ落ち着きません。

よく考えるとすずを失ってまだ2週間ちょっと。ものすごい喪失感で、もっと長いような気がしてるけど、まだ3週間たってなかったとは…

すずを失くした直後は「生まれ変わった猫を探す方法」とか、そういうことばかり調べてました。
あとは、毎日を何とかやり過ごしているうちに、少しずつ回復していくものだと思いつつも、辛すぎて耐えられそうにない。
出勤途中に電車で涙ぐみ、仕事しながら涙ぐみ、ごはん食べながら涙ぐみ。
「今病気になって余命宣告されたら、逆に嬉しいかも」と考えたり。

アカン。
「すずはそんなこと望んでる訳ない」と少し積極的に動くことにしました。
まだ無気力でやりたいと思うことはないので、
 やらなければいけないこと
 やった方がいいこと
から始めてみました。
2週間ちょっとでこれだけできたらきっと大丈夫、と思いたい。

ごはんをしっかり食べる(4/30〜)
すずが食欲なくし始めてから、私の食欲までなくなり、一応食べてはいるものの、栄養がうまく吸収できなかったのか、2ヶ月で体重が5キロ(約1割)減。痩せると顔がゲッソリするタイプなので、絶対痩せたくないのに。しかも立ちくらみひどくなってフラフラ。
まずは体の回復から!と思っていっぱい食べてる。3キロくらいは戻ったところ。でもおなかばっかり太ってきた…

外に出る(5/8)
近所のお寺に散歩に行ってみました。きれいな空気を吸って、気持ちいい。でも歩きながら泣いた。

本を読む(5/9〜10)
「人生は廻る輪のように」
死を研究しているアメリカの精神科医が書いた本。
全ての出来事は偶然ではなく必然。試練は魂が成長するために必要なこと。自分に与えられた人生の宿題を終えると、幸せな世界に帰っていける…と。

すず、宿題すぐに終えたのかも。
私の宿題は一体何?早く終えてすずに会いに行きたい。
アカン、そういう話じゃないのに。

動物病院に挨拶(5/13)

お世話になった動物病院においしいお菓子を持って挨拶。とても親切な先生。
すずの数値が絶望的になったとき「好きなの持って帰ってすずちゃんに食べさせてあげてください」と自分がお取り寄せして届いていた魚をくれたり、その後も診察に行くたびにストックしてあるおいしそうな猫用のおやつをいっぱいくれたり(それ差し引いたら診察料いくらよ?というくらい)、すずのために大きな花束を送ってくれたり。
でもまた泣いてしまった。

髪を切る(5/14)
最近美容院行けてなくてボサボサだったので、スッキリしてきました。でも話しかけられてまた泣いた。美容院で泣くなんて…担当の美容師さんも数回しか会ったことない人なのに恥ずかしすぎる。これはまだ早過ぎた。
ただ美容師さんが、最近ヒーリング系のことを勉強しているらしく「元気が出る石」を握らせてくれた。理由は話せなかったけど。

自然の中で体を動かす(5/15)
若草山に登ってみた。朝イチだったから人も少なくて、新緑が気持ちいい。その後春日大社に参拝。
やっぱりまた歩きながらすずを思い出して泣いた。

やっぱりずっと泣いてる。
涙を流すと少し楽になれるので、それは必要なことだと思ってますが、会う人はまだ選ばないといけない状態です。

なるべく冷静に、たまに自分を俯瞰的に見るようにしています。
文章を書くと客観的になれるということもあって、今回また書いてみました。

うーん。
頑張りすぎてるかな。
焦らないように、ゆっくり。

今後の計画としては
ヨガを再開(筋力低下やばい)
一人旅(期限が5月末までの株主優待チケットあり)

少しずつ前進していけますように。
すず、見ててね。



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