おかもと なつか
2024年4月、憧れのチェコ共和国に行くことになったぶどう農家のたまご。航空券を買ったところで、ある事情から旅行代が支払えないかもしれない危機に、、、！！残り1ヶ月半で、お金をためて無事チェコ旅行に行けるのか！？チェコ行きの飛行機が出発する51日前から始める、私の日々奮闘記。
ぶどう農家目指して、先輩方のもとで修行中。
日常をつづったエッセイ。
2019.9月。
チェコ行けるの日記。 行けるの！？期間にあまり記録できず、気づけば、チェコ行くよ！！の日になりました。 今は東京に向かう新幹線の中です。 はやい。本当に行くのかぁ。 実感がまだないです。 これから羽田に行って、無事飛行機に乗って、 しっかり寝たあとに、明日から訪れる町のリサーチと妄想をして、 フィンランドで無事乗り継ぎをして、 朝の身支度を整えたら あっという間にそこはチェコ！ という予定です。すんなりとチェコの朝を迎えたい！！ 飛行機を乗り換えるのがはじめてなもの
この度、髪を黒く染めました！ なんと、黒に染めるのはたぶん初めて。 もともと地毛も茶髪っぽいので、あまり黒髪の自分を見たことがありません。 私の頭は定期的に変色しますが、 緑、葡萄色、オレンジなどなど。明るめのカラーしかしたことがあひません。 服や身につけるものも柄物ばかりで、ほとんど黒のものを持っていない。 黒ってなんだか自分に似合わない気がして、、。色のあるものの方がしっくりくるのです。 まぁでも染めてみると、 意外と新鮮でいいかも！ メガネも黒縁に新調したくなって
今、私はお金に追い詰められている。 チェコに行くことはとても楽しみなのだけれど、航空券の支払いに追い詰められている、、、、。 暇があれば、バイトを探し漁り、どうやってお金を稼ごうかということで頭がいっぱいになり、お金を使うことがストレスになる。 楽しく稼いでいこうと、頭を切り替えたつもりだったが、実際はやはり追い込まれると心の余裕がなくなっていっていた。 ここまで書いて、約2週間が経っていました、、、。笑 この2週間、ちまちまとバイトをしたり、新しい稼ぎ口を見つけたり、
現在私は、佐比内の師匠の畑でぶどう修行をしています。 12月〜3月の今時期は、剪定作業。ひたすら枝を切り落としたり、樹の皮を剥いだりしながら、師匠、武さんとの出会いを思い出していました。 たけしさんとの出会い 私が武さんに初めてお会いしたのは、ちょうど2年前。佐比内にある唯一のお店、紫波ふる里センターという産直の隣にある、レストランぶどうの樹でした。 まだ佐比内に引っ越してきたばかりだった私は、「とにかく佐比内の人と知り合いになりたい」という思いで、産直のSNS運用のお手
少し自己紹介 私は現在、岩手県紫波町の地域おこし協力隊として働いています。 紫波に出会ったのは、多分もう4年くらい前のこと。 紫波に出会って、いろんな人に出会って、紫波町に住みたくてしょうがなくなり移住してきちゃいました。 詳しくはこちら↓ それから2年半。いよいよ協力隊の卒業も近づいてきています。 私はおそらく紫波町に今後もずっといる。と今は思っています。 紫波のまち自体にそこまでこだわりがあるわけではないですが、ここには、生活の中に一緒にいてほしい人たちと、”ぶどう作
はじめましての方も、そうでない方も。こんにちは、おかもとなつかです。 紫波にきて3度目の冬も終わろうとしている今日この頃、ちゃんと「綴る」ということを始めようと思います。 私の人生には日々いろんなことが起こりすぎていて、三年前の自分とは、いや、一年前の自分には想像がつかなかったことが本当にたくさん起きています。 まさかぶどうを作るとは、ワインを作るとは、チェコに行くとは、、、！！！ …そう、チェコに行くとは！！！！ 突然ですが私、 チェコ共和国へ行きます！！！！！！！！
寒い寒い佐比内での2度目の冬を越し、やっと明るい春がやってきました。 突然ですがここで宣言させてください。 「パンク系酒農家に私はなる！」 約4ヶ月の冬眠期間を経てたどり着いた答えがこれ。 パンク系酒農家、、、 え？？なにそれ？？ って感じですよね。私が勝手に名乗っているだけ。というかこれから名乗っていきたいと思っています。 昨年から畑にいる時間が増え、忙しくも充実した毎日を送っていました。 ところが冬が来て農閑期に入った途端、畑仕事というやることがなくなり、なんだか
これは、「紫波里山ノクラシ12か月冬のZINE2022」に掲載したあとがきです。ZINEは現在紫波町内のお店や公共施設に設置させていただいております。見かけた際は是非ご自由にお持ちください。 2022年は、里山に越してきてから初めての春を経験し、家のすぐそばに畑を借りて念願だった自分の畑を始めました。また、2021年から始めた季節ごとの里山イベントもゆるゆると続けてきました。畑を中心に里山の中にいる時間が増えたことで、地域の方とのつながりも増え、今まで見えなかったものが少し
畑が落ち着いて約2ヶ月。 先日ひっさしぶりに葡萄畑を訪れた。10月中頃にビニールを外して以来、ちょうど2ヶ月ぶりだった。 今年伸ばした枝がすっかり木化して硬くなり、緑色がなくなった園地は寒々しく冬の景色だった。 木が休眠したこの頃から目を覚ます3月くらいまでの間に、来年、再来年、その先に向けて枝を整えていく「剪定」作業をする。 去年から２シーズン葡萄畑をみてきたが、剪定をやらせてもらうのは今回が初めて。来年だけでなく、今後どのように木を作っていくか、どのように房を付けていく
コロナになりました。 前日まではなんともなかったのに、朝起きたら頭がぼーっとして喉が痛い。熱は37度と微熱だけど、これはまさか…と思って検査を受けた。20分ほどで結果が出る抗原検査は陰性。 やっぱりただの風邪だったかな？コロナが始まってから3年くらい？まともに風邪も引いていなかったのかと、その時気づいた。なかなかやるな、私。 しかし午後になって夜も更けてくるにつれて、体内の熱がぐんぐん上昇してきた。ついに39度まで到達し意識が朦朧としてきた頃、私はひたすら桃を選果して箱に詰
3年前のクラブチェンジWAVE、G-FREAK FACTORYとFUNNY THINK、OAUの対バンライブを最後に、今まで当たり前で必要だったライブがわたしの中から消えていきました。最初の何ヶ月かはライブでみんなと繋がれないことの悲しさをひしひしと感じ、時々悔しくて悲しくて涙が出てきました。でもそれも、一年、二年と時が過ぎ、ライブがわたしの中にないことの方が当たり前になってしまいました。月に一・二度、地上でのことは忘れて地下に潜り、アツく、丸裸の感情で埋め尽くされる約2時間
やっと寒い冬を越しました。今年の冬は、紫波に越してきてから初めての冬でした。盛岡の冬もかなり寒かったので、そんなに変わらないだろうと思っていましたが、残念ながらそんなこともなく。寝ている間に寝息が凍って、朝起きると顔周りの布団が濡れているなんてことは、初めての経験でした。笑 お酒やお刺身などなんでも廊下に置いておけばひんやり冷える天然冷蔵庫が室内にあるというのは便利…でした…。 そんな寒い寒い冬も終わり、希望たっぷりあたたかい春がやってきました！心待ちにしていました！！紫
里山の暮らし。 本当にすごく気に入っているんだけど、たった一つだけ問題がある。 それは、 「呑んだら帰れない」 ということ。 まあ、タクシーを使えば帰れるのだけど、お金持ちじゃないので。3500円のタクシー代はかなり痛い。もう一軒いけるなあ…。なんて思っちゃう。 飲み会でお酒を飲まないなんて私にはできないし。 まあでもしょうがないよな〜〜。 ここでUberタクシーでもやったら稼げるかな〜… そんなことを考えている時、ふとタイに行った夏のことを思い出した。 私たちは
秋頃から庭にいきなり伸びてきた、小さい向日葵のような花を咲かせる、背の高い植物があった。ある日、この植物は「菊芋」という芋だということが判明した。 さっそく、枯れてかさかさになっていたその植物を引っこ抜き根元を掘ってみた。 するとそこには、本当にたくさんの菊芋が埋まっていたのだ。 ほほ〜〜〜。 感心していると、すぐ近くに「サルノコシカケ」も発見した。すぐ近くで美味しいお宝が手に入る、それが里山暮らしなのか。 大量に採れた菊芋を天日干ししよう。 ご近所さんにいただいたお野
暑い、暑い夏だった。 朝から大きな段ボール箱を抱えて、家と車とをもう何往復しただろう。 家から車を停めている駐車場の間に聳え立つ階段が、いつもの何倍も長く感じる。もはや転がり落ちたい。 そんなことを考えながら、やっとの思いで車2台分を荷物でパンパンにした。 「ふ〜。」 だがしかし、ここからが始まりなのだ。 荷物でパンパンになった車を約1時間走らせ、やってきたのは私の新天地「紫波町」。 新しいお家は、紫波町の東の端っこにある、大きくて立派な一軒家。これからここで始まる暮らしを思
コロナになってから、なんだか時の流れがおかしい。あれは何年前なのか、１年前は何をしていたのか、全くわからない。時の流れが速いわけでもないし、遅いわけでもない…。 最後に旅に出たのは、コロナがはじまりかけていた2月。急遽決めた、尾道一人旅だった。行くことを決めたのは、本当に一週間くらい前。当時、毎週土日はバイトで埋まっていた私にとって、突如できた二連休はどこに出かけるにも十分だった。前から行ってみたかった尾道に弾丸で行くことを決めた。新幹線でも行けるが、少しでも滞在時間を確保
