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「親なし職なし家なし」の私が“不安”を原動力に生きるのをやめたら半年で人生変わった話。

こんにちは、
旅するライター女子のなつぽんです。

実は、母が亡くなってから
早いことに半年がたちました。

母が亡くなってからの半年間。

この半年で、
私は新卒で入った会社を辞めて、
一発発起でフリーランスになり、
思い切って、東京の家も捨てて、

今は、スーツケース1つで
旅暮らしをしています。

自分の力でお金を稼いで、好きに使うって
本当に、心の底から楽しい!


フリーランスとしてまだまだ駆け出しではあるけれど、
就活生のころから夢だった

「好きな場所に行って好きな時間に働く」を
24歳のいま、実現させることができています。


私は、この半年で、
まるで絵に書いたように人生が180度変わりました。

天国にいる母は、今の私をどんなふうに見ているだろう?


ときどきそんなふうに思うことがあります。


今回のnoteは、この半年間の振り返りと
私の人生が変わった「考え方」
お伝えできればなと思います。

「全て失った」と思ったことで無敵に

少し大袈裟ですが、半年前の私は、

「全てを失った」
「私って本当かわいそう」

と本気で思っていました。笑

11歳のときに、父を病気で亡くしたとき、
子供ながらに「お母さんも死んでしまったらどうしよう」
と心配しました。

そこから、毎年サンタさんへの手紙には
「お母さんが長生きしてくれますように」
と書くようになりました。
←中2くらいまでの話(笑)



「日本人の2人に1人は癌になる」

何かでこれを知った幼い頃の私は、
父が脳卒中で亡くなったことから、

2人に1人ということは
「母は癌になるのではないか」

頭のどこかでそう思っていました。

そしたら、本当に現実に。

就職を目の前にして、上京する1ヶ月前に
ステージ4の肺がんが発覚し、
「余命1年半」と宣告されたのです。

それから話すと長いですが、
余命宣告通り、1年半後の
2022年5月に天国に旅立ちました。


「お母さんも死んでしまったらどうしよう」

11歳の私が1番恐れていたことが
12年後の今、本当に現実に起こったのです。

現実を目にした23歳の私は、
その現実をしっかりと目に焼き付けました。

母のお葬式の様子(2022年5月)

母の死後、
東京に戻った私を待っていたのは、
安月給の仕事。


自分から望んで入ったベンチャー企業なので、
不満は1つも言えません。

その会社で頑張ってキャリアを
積んでいくつもりではあったけど、

会社の経営状況の波や
減給ということもあり、
思い切って退職を決意。

それと同時に、当時住んでいた東京の家
(正確にはシェアハウス)も手放すことに。

気づいたら、親なし、職なし、家なしになっていました。


ちょっと大袈裟?
でも事実(笑)

「全て失った」


冷静に見たらそんな私は、
逆に、「〜になったらどうしよう」
と考えなくなりました。


何かを「失う」ことの恐怖を
感じなくなったのです。


不安を原動力に生きるのをやめた

そういえば私は小学生のころから、

「お母さんが死んだらどうしよう」
「テストでいい点とれなかったらどうしよう」
「受験失敗したらどうしよう」

とばかり考える子どもでした。

困り眉は変わりません笑


だけど、全てを失ってしまった今、
もう何も失うものもありません。

(もちろん、大切な家族や守るべきものはあるけれど)

この際、
「やりたいことを思いっきりやってみよう!」

そう思って、新卒2年目で会社員を辞めて
旅暮らしを始めました。

周りの目を気にしなくなった

会社員を辞めた私は、
大きな世間一般から見ると
少数派。

だから「人と違って当たり前だ」と思い、
周りの目を気にすることもやめました。

SNSで好きなことを発信したり、
旅先で出会う人にも声をかけたり、
誰かに合わせて我慢することも減りました。

すると、私の発信に目を向けて
声をかけてくださる方や、
共感して応援してくれる人が増えたのです。


有難いことに、価値を感じてくれて
そこからお仕事につながったことも
多々あります。

SNSにきたオファーDM

幸せになることへの罪悪感を捨てた

「母親が病気で大変なのに、
私は東京で何をしているんだろう」

去年の私は、そんなことを
頭の片隅で考えながら過ごしていました。

母親が亡くなった後も、
「私がそばに居なかったから」
と自分を責めることも。

でも、そんな罪悪感は一切捨てました。

捨てたというか、
母が亡くなった5月8日に
おいていくことにしました。

罪悪感ばかり感じていても、
誰も得をしないと気づいたからです。

むしろ、
父と母が生きようと思って
生きられなかった分まで
私が生きて幸せになるべきだ。

そんなふうに考えるようになると、
本当に「幸せ」なことが目の前に
たくさん湧き起こるように。


きっと空の上から見てくれているんだと思って、
感謝しています。

仕事も恋愛も夢も
自分が思い描いた方向に
少しずつ向かえている感触があります。

先月行った沖縄

“希望”を原動力にする

何かをやろうと思うとき
「不安」によって突き動かされていませんか?

そんな時は、心に手をあてて
考えてみてほしいです。


「私が本当にやりたいことはなに?」

希望を原動力にして生きるのは
ほんっとうに、楽しいです!


他人の目線も
SNSのアンチコメントも
脅しのような言葉も
どうだっていい。

誰かに遠慮したり、
申し訳なさを感じたり、
来てもない未来に不安を感じたり、


せっかく生きているんだから、
そんな時間もったいない!

「死」を間近に感じたからこそ、
今こんなふうに思えるんだと思います。


私もやりたいことはまだまだ沢山!


もっともっと
今日よりも明日が
今よりも1年後が


幸せな自分をイメージして、
これからも進み続けるのみ!

この記事であなたの心が軽くなったり、
少しでも背中をおせていたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。



















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