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ここちよく暮らす、と働く、の関係を考える。Z世代とうまくやっていくには?

2000年代以降に生まれた方々をZ世代って言うんですってね。
1986年生まれのわたし、ゆとり世代に入るには隔週土曜日に学校に行きすぎ、就職氷河期世代にも入れず…。あまり話題にのぼらない、ミレニアル世代、さとり世代というのに一応なるらしいのですが。なんか、地味…?

Google先生に教えてもらいました。

今日はちょっと長くなったので、目次置いておきます。


ジェネギャ、どうする?

今、会社でもZ世代をうまく育てていくには、という研修を行うことが多いのだそう。かくいうわたしも受けました。会社としての当たり前、がこれからを担っていって欲しい成長を期待する世代に通用しない、ということなんだと思います。

そりゃね、24時間働けますか、なんて歌が栄養ドリンクのCMで流れていたのなんて、四半世紀前くらいの話。社会全体でみたらついこのまえのことですもんね。働き方改革、が当たり前の世代とはそもそも『働く』というところの認識に溝があって当たり前かもしれません。

わたしも新入社員の時は、繁忙期に10勤当たり前、なんてこともありました。

正直人対人なので、世代で区切ってこの世代はこうだよね、と言うのは結構横暴な気がするのですが、そうしてでもなんとかうまく育ててくれ!と会社が思うほど、昭和的な体質の会社では問題になることも多いのでしょう。

確かに、わたしの担当内ではあまりなかったのですが、新入社員が1ヶ月で辞めた、とか3日で飛んでいなくなった、なんて話も聞いたことがあります。

うまくやってくれ!なんとか育ててくれ!と現場の人間たちに言いたくなる気持ちもわからんでもありません。

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ここに困っちゃってるんです。

では、わたしはなぜ今日こんな記事を書いているか?前置きが長くなりすぎました。

あまり大きな声では言えませんが、愛社精神がそこまであるわけでもないですし、社で言われたから、というわけじゃないんです。

ここちよく暮らすために、わたしに必要だと思ったから。

そんなこと?!と思われるかもしれないのですが、部下の半数以上がZ世代ですから、わたしの安らぎの日々のためにも、うまく付き合って、すくすく成長してもらいたいのです。

ここからは、わたし個人が今困っていることを。

①希望休がとんでもないくらいあります。
もうバイトですか?くらいあります。

②自己肯定感が強いので、やったことがある=できる、として判定されます。

③言われた通りにやるのは得意ですが、型で覚えがち。なお、メモはする子としない子がいる。大事なのはここがどうなるかだよ、と何度繰り返しても、うまく伝わらない。(これはわたしの説明下手なせい)

④できない人認定を避けるべく、ミスになるまでわからないことなどを言い出せないことがある。ミスするとすごく泣く。

これらがどういうことを起こすかと言うと。

1. 急な人手不足の時に出勤できない。
(休日はがっつり予定を組んでいるので、急な欠員者が出た時に、代わりにでられない)
休みの希望が多すぎて、もはや自分の好きな時に休み、好きな時に働いている状態に。…バイトかな?

2.やったことあるのでできる、大丈夫です!と言い切り、確認させて、と言っても大丈夫です!と押し切る。翌日結局確認してください、と置いてある。(締め切りまで30分。取り組み時間は数時間。参照したデータはない→猛ダッシュ)

3.本質は同じ内容も、ちょっと違うことがあるとこの時はどうしたら?と説明が必要になる。休日も連絡がくる。(なお、大事なのはここがどうなっているか、こうなったらこう、違うのであれば次の点を確認してこう、と説明、メモをとっている場合が多い→メモが機能しない)

4. ミスにつながり、経緯を聞いている途中に泣いてしまいます。(一言も叱ってない。なんなら話の前から泣いている)落ち着くまでに1時間程度かかり、改善点を一緒に考える頃には日が暮れています。そのわりに時間が経つとそのミスの存在を忘れています。(査定時に書類提出しています)

*****

わたし便利屋じゃないので!育て!すくすく!

みなさんもあー!それあるある!ってなった困り事はありましたか?

わたしは代わりが見つけられないことが怖すぎて、特に体調崩す人が多い冬や、季節の変わり目、休日の朝は連絡きてないよね…?と不安になり10時過ぎまで出かけることはせず家にいます。

そんなこと…?という内容で連絡がくることもありますし、帰りに引き止められて結局退勤後30分、1時間経っている、ということも。
そのわりに、ぼくあと5分で帰る時間です、と説明は聞いてもらえないことがあったりね。
責任者なんで名ばかりで、もはや彼らの言いなりです。なんでやねん!

ね!いくらなんでもこんなの続けてられないんです。わたしの体力は無限じゃありません。加えて、わたしも衰えていく一方ですから、休日も休憩時間もいつ犠牲にしないといけないか…と緊張して過ごす時間がもったいないんです。
40からの時間はそんなふうに使いたくないのよ。
本当なら会社勤めも早期リタイヤしてさっさと自由気ままに暮らしたいくらいが本音!

仕事ばかりしている、と思うと全然心地よい暮らしにならないのですよね。ごはん作っている間に電話が来て、火を止めて夕食が遅くなる休日、なんて何が楽しいんでしょう。
おいしいものはあったかいうちに食べるから、おいしいのよ!

短期的に急には無理なので、これから来年いっぱいまでくらいを使って、ひとりひとり1段階は成長してもらおうと思っています。

休日満喫ライフに向けて、わたしはこうする

わたしが今計画していることはこちらです。

①得意なところを褒めて、伸ばす。

②苦手なところは、どう考えているかを確認、ひとりひとり困っているところを聞き取り。手助けが必要なところを洗い出す。

③あとは根気…!五十六を胸に住ませ、手本を見せ、実践してもらって、見守って、褒める!

④これをできるようになります、どう頑張って、結果はこうだったから次はこうします、って全員が言えるようになるのを目指します。

来年いっぱいで終わるかね?(不安)

*****

ここ5年くらい、いわゆるZ世代と言われる子たちと仕事をするようになって、個性はいろいろですが、わたしが仕事を習った時のような、【先輩を見て、仕事を盗め】っていうのはもう使えないことがわかりました。

個人を尊重しましょう、と言われているので、人をそこまで見ていないんです。興味がないし、この先自分が、その先輩と同じことをしないといけなくなる、と気づいていない。目の前で対応していても、あ、終わりました?じゃあ、とどこか他人事なことも多いです。

畳んだ段ボールひとつ、いく先に集積スペースがあっても、教えないと持っていかないことが年々増えてきました。捨てに行く、ということを仕事として教えないと、完了しないんです。

ひとつひとつ丁寧に教え、仕上がりを確認して、褒める、または改善点を教える。
お米づくりのように、手間暇をかけて育てなければ…!

今までも気をつけてきたつもりでしたが、それでも辞めてしまう子もいますし、あれも嫌、これも嫌、と嫌々言い続ける子もいます。
同じ部署の上司には相談しないのに、急に本社研修の際に講習に来たえらい人に日頃の不満をぶちまける、なんていうのも、毎年恒例になってきました。(こっそり、研修一揆とわたしは呼んでる)

それでも、この子達が育たないと、今後一生面倒臭いフォローをしながらプライベートの時間を削り続けていってしまうので。

これから仕事中はそちらに大集中しようと燃えています…!

だって、うまくいったら旅行に行ける回数が増えるかもしれませんし!温泉なんか行っちゃえるかも。来年は、箱根美術館にわたしはピカソを見に行きたいんです…!!

面白そうな展示があるなら、飛行機乗ってぴょん、と安心して旅がてら美術館に行くような気軽さが休日に欲しいんです。

そのために、【後進育成】、頑張りたいと思います。
わたしも頑張る!って方や、こうしたらうまく行ったよ!って経験談お持ちの先輩は、よかったらコメントで教えてください。

参考にしてバリバリ育てていきます!

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natsu|1日1500字書く人
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