見出し画像

003: 自分のケアは、面倒になることもあるからこそオモロイ!と思うものを使うことにしている

スキンケア、ヘアケア、ボディケア…

世の中ケアと名前がつくものがたくさんあります。
美容が好き、とは言え、その全てに楽しさを見出しているか?と言われると、答えはNOです。

仕事が終わって帰るころ、「あ、今日帰って座ったらもうなんもせんな…」って感覚がある日があります。それはもう多々あります。

帰りの電車で座れる席を探している時なんかはもう、これは帰って座ったら、もうわたしはソファの一部になる日だ!って直感があるのです。

それでも、化粧をしているからメイクは落とさなければならないし、お風呂にも入らねばなりません。

頭ではわかっていても、め、めんどくさい…!と思っちゃう日なんて、誰にでもあると思うのです。

美容についての情報もずいぶんと簡単に入るようになってきて、昔は美的、VoCEに代表される美容雑誌は、高価でとても手の出ないコスメと美容医療の情報が載っているセレブのための雑誌、だと思い込んでいたのに、最近ではプチプラコスメ縛りのメイクがバンバン載っていたり、美容に特化したSNSがあったり、美容垢、とするSNSアカウントもたくさん。

美しくいたい、という意識が年代も性別も越えて浸透しているんだなぁ、と思いますし、わたし自身もなるべくなら綺麗になりたいなぁと思ってはいるのです。

わたしにとって、コスメって見ているだけでときめくものですし。
メイクも楽しいので大好きです。

ただ、ケアに関しては、ときどきめんど!!って思っちゃうんですよね。
メイクと違って、肌に乗せたら変身!みたいな即効性があるものではないからかな?
日々の積み重ねが大切なのはわかりつつ、ソファに寝転びたい気持ちが勝ってしまう日のなんと多いこと。

それでもしない方があとあと後悔が大きいので、わたしは選ぶ時の基準をオモロいかどうか、にしています。

今日はわたし的にオモロい、ケア商品を並べてみます。

*****

メロウ オフ ヴェイル


最近なにかと話題に登る、カネボウ。
新しく出たリップも人気が高いですよね。

最近はカネボウ=日中用クリーム、みたいな印象が強い方も多いのでは。わたしもそう。

クレンジングはゴシゴシしない、擦らない、ポイントメイクは別で落として…なんていう注意ポイントも多いケアなので、そのあたりがわたしの面倒スイッチを入れちゃったりするのです。

こちらはテクスチャーがゆるめのスライムみたいな感じで、蓋を開けると、ぷるん、と揺れるくらいなのが面白いんです。

肌に乗せると弾力があって、全顔するするするーっと撫でるだけですっきり落ちてくれる。
流石にアイラインやお湯落ちマスカラまでは簡単ではないので、目元はポイントリムーバーを綿棒につけて簡単に追加で落としたりしますが、蓋を開けた時のぷるん、とした質感がかわいくて、オモロい。

どうもどうも、今日もよろしくお願いします!
って挨拶したくなるくらいの可愛さ。

こちらにしてから、このぷるぷるが見たくて洗面台に向かうスピードが上がりました。

お値段は6600円とあまり可愛くはないのですが、付属のスパチュラですくった雰囲気はもはやクレンジングではなくスイーツ。

今日もかわいいのう、と愛でる気持ちがなくならない限りは、リピートしたいと思っている一品です。

ルルルンのクレンジングバームの赤も、バームが赤でオモロかったです。伸ばした顔が赤くなるのが面白くて。ただ、バームはついとりすぎてしまって使い切るまでのスピードがめちゃくちゃ早くて…。

2000円を月に2.3個使うかもしれないなら、結局お値段同じくらいか…とカネボウさんをお迎えするきっかけになりました。

*****

SHISEIDO ハイドレーティング デークリーム


日中クリームは、カネボウのと迷ってこちらに。
カネボウのも雑誌の付録で2週間ほど試したのですが、わたしにはちょっと重たくて。

朝のスキンケアは眠たいので、とにかく時短したい派。
ただ乾燥肌なのであんまりに手抜きしすぎても、午後の顔を鏡で見てびっくりしちゃう。

日光にアレルギーがあるので、日焼け止め必須なのですが、休みの日は部屋にいるなら…とサボりがちで、うっかり昼寝している間に太陽が傾き、湿疹が出たりすることも。

日焼け止め効果もあるクリームを塗っておけば、解決するのでは?!と思って選んだのがこちらです。

このクリームのオモロいところは、スフレみたいな質感なのに、肌に伸ばすとそんなに伸びます?!くらいの勢いで伸びてくれるところ。

口コミを見たところ、すーっと感じるのはアルコール成分が入っているから、とのことのことなので、合わない方はいるかもしれないのですが。
目に染みる、って方もちらほらお見かけしたのですが、わたしは大丈夫でした。

コロンとしたこの容器も可愛くて、おはようございますー!って手に取れるところが気に入っています。

朝は特にテンションが低い(常に低空ではあるのですが…)なわたしも、なんとなく目に入ると元気が出る赤なのも好きポイント。

SPFは20なので、そこまで高くはないのですが、首まで伸ばしちゃえば、ある程度の日焼けは防げるのと、リフィルがあるのも嬉しいところ。

これを塗ったら朝の始まりー!という、わたしの朝スイッチのひとつです。

*****

クラランス  ボディケアライン


気になっていたボディケアライン。

クラランスはおいそれと買えない値段でありつつも、ご褒美だ、これはご褒美…と自らと財布に言い聞かせ、年に1回くらいのペースで購入してしまいます。

今年はコフレを買いました。

クラランスの何がオモロいって、全部ちゃんとすぐに『わ、全然違うわ!』ってわかるところ。

スクラブも、多少擦り傷があってもしみないし、粒が細かくて痛くない。

流したらすべすべになっているし、変な油膜感もなし。

オイルはドバッと出ちゃう容器だけちょっとなんとかなりませんか?なポイントなんですが、あと肌がしっとりしてくれるので、結局すきだー!って思っちゃうところも、なんかオモロい。

ボディフィットは言わずと知れたボディケア製品だと思うのですが、アクティヴにリニューアルしてから購入するのが初めてだったので、使うのを楽しみにしています。(まだ未使用)

クラランスの1番面白いところは、はっきりむくみ軽くなった!って効果がわかるところな気がします。

日々の積み重ねが大切なケアにおいて、使ってすぐ実感、っていうものって多くないですから。

仕事柄一日中立っているのですが、年々むくみを感じるように。
そんなとこむくむことある?って思う場所がむくんだりします。

ふくらはぎじゃなくて、脚とおしりの境目とか。

お風呂上がりにマッサージちょっとするだけで、重かった場所がすっと軽くなるので、その感覚が面白くて。

ひとつ効果を感じると、現金なもので、よっしゃ!したらストレッチもしといたろ!!みたいな気持ちになりませんか?

いつもは眠さに負けて忘れちゃう、「たぶんやった方がいいこと」に目を向けられるようになるスイッチの役目もしてくれるので重宝しています。

*****

オモロいものって、結局高い。けど、その価値はある。

パートナーがよく、コスパが…という話をするんです。わたしのものではなく、彼が使ったり買ったりするものに対して。

わたしはその話を聞くたびに、うわぁ、あのクリームの値段聞かないでほしいなぁ…と思っちゃうのですが笑

フルタイムで働いて、家のこともやりつつ、でもある程度綺麗であれよ、っていうプレッシャーを、わたしは誰に言われるでもないのに勝手に感じてしまうんです。

見栄、と言われればそれはそうなのですが、たとえ仕事をちゃんとしていて、家事が完璧であったとしても、鏡みるたびにげんなりするのはちょっと寂しい。

一時期、将来が不安すぎて倹約を心がけていた時に、つい過剰になりすぎてしまって。

絶対自炊!自分にかけるお金はなるべく少なく!
みたいなことをしていたら、あれよあれよという間に顔色も悪くなって、カサカサぼろぼろになったことがありました。

いやいや、これはこれで将来心配だよ!!

盛大に鏡の中の自分にツッコミを入れ、身だしなみに関しては『鏡を見て自分をがっかりさせないレベル』はキープしたいと思うようになりました。

今回選んだ3つは、お値段がどれもお高め。
買うか…?!と悩まなかったか?と聞かれれば、当然悩みました。

わたしが多少綺麗になっても、別に誰も喜ばないですし。わたし以外は。

でも、肝心のわたしが喜ぶし、それでご機嫌な気持ちになれるなら、そっちのほうが楽しい。

基本的に、普段メイクに使うものはプチプラで、化粧水や美容液も最近は韓国コスメのお値段低めなもの。
もちろん気に入ったものを見つけて使っているのですが、やった方がいいけど、めんどくさく感じちゃうもの、に関しては、値段よりも楽しんで毎日使えるもの、を選ぶようになりました。

めんどくさーって思ってやるよりも、今日もこれ面白いなあ!ってやりたいな、という気持ちが強くて。

帰ってきて、仕事でちょっと大変だったときや、家のことが山積みに残っちゃってるときも、オモロい…!って思えるものがあると、わたしの場合はそのままネガティブな感情を引きずりにくいな、ってここ最近気づいたから。

コスメは成分が、この悩みにはこれが…ってマニアックになろうと思えばなれるアイテムのひとつだと思うのです。

だからこそ、神経質になりすぎるよりは、ある程度ざっくり、あぁ、これ?オモロいから使ってて!って言えるくらいのラフな気持ちで使いたい。

変に真面目なところがあるから、これとこの成分は相性がよくて…悪くて…なんて考え始めたら、それこそ面倒になってケア一切を辞めてしまいそうなので。

どの企業も努力していいものを作ろう、としてくださっていると思うので、自分が面白いと思ったならその値段分の価値はもうある!と信じることにしています。

なにより、普段だったら面倒…って思って適当にやったり、忘れたりしていることを、おもろー!って楽しんでできる、っていうだけで、値段以上の価値がある。わたしには。

だって長年悩んできたズボラが、そのアイテムのおかげでちょっと解消できてるから。
好きなだけで、とっても詳しいわけじゃないから有名どころを試してみよう、っていう気持ちがあることも確かです。

ただ、価格にかかわらず、安くても高くても、わたしはおもしろーい!って思えるものを使いたいな、っていうお話でした。
これもおもしろいよ!!ってものがあったら教えて欲しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?