(本)ニシダ『不器用で』
ブックカフェで読ませてもらいました。
感想と要約を一緒に記録しておきます。
1章:遺影 2章:アクアリアム
常に劣等感を抱える主人公。
周囲の人と比べ、自分の家が貧乏であること、そして、そのことにより、みんなと同じ様に給食費を払えないことは、劣等感を持つに十分な理由だった。
そんな主人公は、クラスに同じ人種を見つけると、その人に対して同属意識を抱くが、その人が自分よりも努力することなく、自らの環境を甘んじて受け入れることに対して腹を立てる。
そう言う自分は、見栄を張って強