一人称
こんにちは。夏秋です。
今回は、私の一人称についてお話しします。
私の記事を色々読んでくださっている方は分かると思いますが、記事によって一人称が「僕」だったり「私」だったりしているかと思います。「この人は男なの?女なの?」というように疑問に思いながら読んでいた方も、もしかしたらいるかもしれませんね。そこで、今回はそれも含めて、私の一人称についてお話ししたいと思います。
まず私の自己紹介を簡単にします。私は女性として生まれ、性自認も女性として生きています。そして、性的指向が女性という、いわゆる同性愛者です。さらに、自分を男女のどちらにも当てはめない、ノンバイナリーという性を自認しています。
自分がこういった人間であるということを自覚したばかりの頃は、自我がかなり迷走していました。よく考えたら、女の子らしくすることが苦手だった。今まで「私」という一人称を使ってきたけれど、もしかしたら「僕」という一人称の方がしっくりくるのではないだろうか。「僕」の方が中性的でいいのではないか、といった考えから、しばらくは私生活で「僕」という一人称を使って過ごしていました。
しかし、女性で「僕」という一人称を使っていると、かなり不自然な印象がありますよね。私も実際、「イタい人だと思われるのではないか」と不安に思いながら、それでも「僕」という一人称を使って過ごしている時期がありました。
そんな時期を経て、今では「私」という一人称に落ち着いています。私は確かに女性らしく振る舞うことは苦手だけれど、だからといって私が本来持っている女性らしさを否定する必要はない。本来持っている女性としての良さも、私の中にはあるはずだ。そう思うことができたので、今は「私」という一人称を使って過ごしています。でも、たまに「オレ」というような一人称を悪ふざけのノリで使うこともありますけどね笑
というわけで、「私はこんな人ですよ」ということがお分かりいただけたでしょうか?自分らしさが二転三転していって、混乱されている方もいるかもしれませんね。でもそれが人間だと思います。「自分はどんな人間なんだろう」と考えてみることで、最終的に自分を愛せる自分を見つけることができる。それが人間です。
以上、夏秋でした。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。