家族4人で1LDKに暮らすということ
初めまして。なつと申します。
都内で4歳・2歳の子どもを育てる普通のワーママの私が、なぜこんな記事を書こうと思ったのか‥。それはつい先日、広めのお家への住み替えを検討し、挫折したからです。ただ諦めただけでは悲しい、それならこんな話でも誰かの参考にならないかと、初めての記事を書くことにしました。
我が家と住まい
< 我が家の構成 >
・夫 30代半ば 会社員(技術者)
・私(なつ)30代半ば 会社員(専門職)
・娘 保育園児(年少クラス)
・息子 保育園児(1歳児クラス)
< 住まい >
・23区内の1LDK賃貸アパート(約45㎡)
・家賃15万円弱
我が家はフルタイムの共働き夫婦。5年ほど前に結婚し、現在の住まいに引っ越してから娘、その後2歳差で息子が生まれて4人家族になりました。娘はゼロ歳で地域の保育園に入園しましたが、ありがたいことに立地的にも園の先生方にも恵まれ、お友達家族との関係も良好です。しかし息子の時には育休を長めに取ったために保活が厳しくなり、今は姉弟で別々の園に通っています。来春の保活で娘の園に滑り込みたいという思いで、弟は認可外加点を稼ぐために家から遠い園に通っており、今年度は姉弟別便で保育園へ送り迎えの毎日を送っています。
そんな我が家、今の賃貸物件は基本的に気に入っています。立地、日当たり、遮熱・防音性、設備面が充実していることも。ただやはり1LDK、息子が産まれる頃からもっと広さが欲しい‥という気持ちは持っていました。さらに息子も活発に動き出した今、娘に落ち着いて(弟に乱入されずに)工作などに集中できるスペースを取ってあげたい、子どものための本棚を増やしたい、できれば電子ピアノを置きたい、物置状態になっている玄関をなんとかしたいetc.. いろんなニーズが出てきています。
しかし、単身やDINKSの頃とは違い、地域に根付いて暮らし始めてからの住み替え検討はとても難しい。求めたい条件が多すぎるのです。
< 我が家が求めること >
・娘の保育園に通い続けられる
・できれば小学校の学区も変わらないエリア
・寝室+あと1部屋ほしい(2LDKなど)
・広さは最低60㎡ほしい
・日当たり、風通し
・浴室乾燥機はマスト(共働きニーズ)等々
そうするとやはり、物件はかなり限られてきます。もともと戸建てが多いエリアということもあり、普段から散歩時に良さそうなマンションに目をつけたり、物件情報を毎日チェックしたりの日々。そしてようやく、築30年だけど条件的には理想的という物件に出会えた!のですが、賃料はプラス10万円以上‥。悩みに悩み、諦めることになりました。
今後もこの地域に住み続けるのか、まだ結論は出ていませんが、とりあえず子どもが未就学の間は物件を探しながらこの1LDKで頑張ろうと思っています。
1LDKにどう住むのか
さて、では具体的にどうやって1LDK(寝室は7帖弱)に家族4人で住むのか。我が家での寝室の使い方の変遷はこうです。
①夫婦2人時代:ダブルベッド
②夫婦+娘(0〜1歳半)時代:ダブルベッド+ベビーベッド(ミニサイズ)
③夫婦+娘(1歳半〜)時代:ダブルベッド+キッズベッド
④夫婦+娘+息子(0〜1歳半)時代:ダブルベッド+キッズベッド+ベビーベッド(ミニサイズ)
⑤夫婦+娘+息子(1歳半〜):フローリングに置き畳+折りたたみマットレス(セミダブル×2)で4人川の字
②の時代は、リビングにハイローチェアを置いて娘の日中の居場所を作っていました。夜はもちろん夜泣きがありますが、寝室は1つしかないので当然同室。夫は泣き声に慣れたのかあまり起きませんでした。
③の時代に導入したのはIKEAのキッズベッド(KRITTER)。普通のベッドより長さも短いので、手狭な寝室にはぴったりでした。
④の時代は、リビングへのハイローチェア設置は場所を取り過ぎてしまうので(娘の遊び場確保が必要)、以前からあった普通のソファをソファベッドに買い替え、息子の日中の居場所はソファベッドの上に確保しました。farskaのベッドインベッドFlexと壁で落下防止。夜は大人の就寝時に息子をベビーベッドごとリビングに移動し、私はソファベッドで寝ました(頻回授乳の時期のみ)。
⑤の時代に入ると、寝室にこれ以上ベッドを増やすことは不可能なので、すべて処分することを決意。ダブルベッドもキッズベッドも売り、オーダーメイドのサイズで製作してもらえる置き畳を導入しました。そして夜は三つ折りマットレスを開いて就寝スペースを作ります。我が家が購入したのはアイリスオーヤマのエアリーマットレスですが、寝心地はベッド時代とあまり変わらず、軽いので取り回しが楽で気に入っています。
ベッドを撤去したことで寝室が日中の子どもスペースとしても活用できるようになり、以前は考えられなかった室内ジャングルジムや本棚も置くことができました。
LDK活用の悩みと工夫もありますが、4人暮らしをする上での最大の悩みは寝室問題だったので、居住継続を決断する上でこの点を解決できたことは大きかったです。
1LDK暮らしの試行錯誤を通じて、都会生活での住居費のコストの重さを痛感していますが、通勤の利便性(=保育園送迎の利便性、働き方への制約の軽減)や出かける際のアクセスの良さ、子育て支援の手厚さは手放しがたいメリットです。悩みつつ、我が家なりの暮らしの形を模索していきたいと思っています。